「サッカー観戦の服装=ユニフォーム」の風潮について
この文章を書こうと思ったキッカケは、数年前に友人から「サッカー観戦ってユニフォームを着なきゃダメなの?」と質問をされたからだ
某知◯袋にもそういう質問が何個かされている
確かにスタジアムではユニフォームやクラブが販売しているユニフォーム風のTシャツを着用している人が全体の7割ぐらいだと思う
ただそれ以外にも思い当たることがある
例えば、とあるサポーター団体がスタジアムでクラブが見逃せないレベルの大きな問題を起こしてしまったとする
当然ネット上では非難の的だ
しかしこれに対する非難は別になんとも思わない
ただこの流れで的外れな非難をする者が現れることがある
「クラブが好きならオリジナルの物を身に着けずにクラブオフィシャルの物を身に着けろ!」
確かにゴール裏のサポーター団体はオリジナルのTシャツやマフラーを身に着けていることが結構ある
しかしそれが何の問題だと言うのか
基本的にサッカー観戦は公序良俗に違反しなければ何を着ても良いと思うし(ここで「サッカー観戦」と限定的な表現にしたのは他のスポーツのファン事情をあまり知らない為)
中にはオリジナルグッズが好きな層もいる
自分自身もその層の1人だ
こういう「サポーターならユニフォームを着るのは当たり前」みたいな風潮というか価値観というか空気感はライト層をスタジアムから遠ざけている理由のうちの一つだと思う
もちろんクラブにお金を落とすのは素晴らしいことだがその価値観を他人に押し付けるのはいかがなものかと思う