VRChat ワールド考察 2nd
話者 2 人が VRChat のワールドを巡り、ワールドについて考察します。
今回考察させていただくのは以下のワールドで、話者が1人1ワールド独断で選んでいます。
SuRroom
by citrusxrORGANISM (v1․5)
by DrMorro
話者
ワールド考察
SuRroom
スズキが選びました。
心地の良いワールドです。
スズキ:まずはエレベータ。
スズキ:「サールーム」なのかな、「スールーム」なのかな?
※「サールーム」でした
スズキ:メニューの開き方… いろんな機能がついてますね。
スズキ:入口はすりガラスになっていますね。おしゃれ。
スズキ:このすりガラスは、向こう側に居る人は見えないんですね。
スズキ:どうやってるのかな?Reflection Probe とかスカイボックスに近いものを使ってるのかな?
スズキ:負荷的に軽いし、GrabPass も必要ないし、それがいいのかも。
ハル:エレベータを出てすぐドアってあるんですかね。
スズキ:例えばなんか… マンションの一階層全部この人のもの、みたいなところ?
スズキ:でもそういう場合でも共用部というかゴミ出しする場所とかはあると思うので、現実ではあまり見ないかも?
スズキ:あ、会社とかならあるかも。一つの階全部その会社みたいな。
ハル:それは確かにありますね。
スズキ:あ、これミラーだったんだ。知らなかった。
ハル:押すとミラーになりますね。
スズキ:フィギュア表示。これはアバターの確認用にあるのかな?
スズキ:弊Booth のフィギュアアセットも、アバター作者の方が後ろ姿を確認するのに使っているという話を聞いたことがあります。ミラーなどでも後ろは確認が難しいので。背中の衣装が貫通していないかを確認したり。
ハル:ここだと背中は見えないですね。
スズキ:スライダーで回転できますよ。サイズ変更もできるみたいです。
ハル:ほんとだ、初めて知りました。
スズキ:プレイヤーリスト、この UI も右手のメニューと同じような雰囲気なので、アセットを置いているのではなくワールド用に作り込んでいるみたいですね。全体的に UI の統一感が出ている。
スズキ:UI は誰が作ってるのかな?
スズキ:技術的に強い人がいるのでなんでもできそうですね。
スズキ:タグを設定できますね。色々着けられる。
ハル:あー、なるほど。
スズキ:玄関?ってなんだろ。
スズキ:ああ、この下に入っているオブジェクトの位置をリセットできるんですね。
スズキ:色々入っていますね。
スズキ:ポスターがありますね。
スズキ:このワールドがどんな運用をしているかは分からないですが、他のワールドでは広告を設置して収益を得ているというところもあるようです。
ハル:あ~
スズキ:これは何でしょう…?
ハル:この左のメニューですね。
スズキ:あ~、なるほど、左のメニューで選んだワールドのポータルやアバターのペデスタルが出てくるんですね。
スズキ:こっちにもアバターのリストがありますね。
スズキ:こっちはさっきのとは別なのかな?
ハル:違いそうですね。
スズキ:さっきのはあまりたくさん登録されていませんでしたが、こっちは結構たくさん登録されていますね。検索が必要なくらいに。
スズキ:タグでも検索ができるんですね。
スズキ:アバターペデスタルじゃなくて、メッシュとして表示されるんですね。
スズキ:ああ、POLYGON LOADING という名前は聞いたことがありました。たしか動的にアバターデータを読み込んで表示しているはずです。ここに置いてあったんですね。
スズキ:その場でモデルを見れるのは便利ですね。いろいろな技術ができている…
スズキ:これは何でしょう?以前見かけたときは Vket 期間が始まったら開くのかなと思っていたんですが、今日(2024/12/08)時点では何もないですね。
ハル:確かに。
スズキ:リアル Vket のほうが始まったら開くのかな?
スズキ:いろいろな記事が出ていますね。
スズキ:イベントもたくさん。初心者交流会、ラジオ体操、ゲーム開発集会、ASMR…
スズキ:現実のあらゆるものに対応したものが VRChat 側にも存在するように増えていっている。
スズキ:新しいデバイスも増えていますね。
スズキ:このあたりに置いてあるものは、入口から入ってきたときの景観のために置いてあるのかな。
スズキ:入ってきて、まずこれが見える。ここから見たときの見栄えを華やかにしたかったのかな。
スズキ:よく見ると結構な数のライトが設置してあるんですね。
ハル:うん、ライト多いですね。
スズキ:Unity 上で光源を置く場所全てにライト(の形をしたオブジェクト)を設置しているのかな?
スズキ:ただ光源だけを置いてはいけないみたいな、そういうルールで作ったのかな。
スズキ:そうすることで、変に照らされることがないというか、正しくそれらしく見えるというか。
スズキ:何だあれ。
ハル:ほんとだ、何かある。
スズキ:ああ、頭上の「タグ」を設定したうえで非表示にするとここに来るんですね。
スズキ:飯テロ用なのかな。
スズキ:冷凍庫側は結構カオスですね。
スズキ:「パ」ってなんでしょう。
スズキ:魚は、体に取り付けることができるギミックが入っていますね。
スズキ:どんな用途を想定しているんでしょう?
スズキ:なにかミームがあるのかな?
スズキ:このケーキ、動かすと上の蝋燭の火がゆれる!
スズキ:細かい。いいですね。
ハル:お~
スズキ:アセットが販売されているのかな?
スズキ:いろいろな言語に対応している。凄い。
ハル:翻訳している人がいるんですね。ちゃんとしてそう。
スズキ:音声チャンネル設定… どんなときに使うのかな。
ハル:内緒話とかで使える気はします。
スズキ:インスタンスを移動するまでもないくらいの内緒話?
スズキ:ネタバレの話をするときとかに使えそう。
スズキ:このボタンは… 何が変わったんだろう?
スズキ:ああ、椅子ってそういう意味ですか。Sit 判定を有効にするかどうかの設定みたいですね。
スズキ:ソファ、置いてあったほうが安心感というか柔らかさ、ぬくもりを感じられるメリットがあると思いますが、コライダーや Sit 判定があると実用上ちょっと煩わしかったりしますね。
スズキ:テキスト入力ができない…?
スズキ:ああ、下に入力するんですね。なるほど。
スズキ:こたつ(の表示切り替え)はローカルですか?
ハル:ローカルですね。
スズキ:じゃあ、人によって見えている光景が違ったりするんですね。
スズキ:こたつを囲んでいるつもりが、他の人には見えていなかったり。
ハル:虚空に群がる団体が…
スズキ:ここの動画プレイヤーは、「鏡のこちら側」には見えなくて「鏡の向こう側」には見えるタイプですね。
スズキ:誰が最初に発明したのかは分かりませんが、色々なワールドで見かけますね。
スズキ:「鏡を見たい」「動画を見たい」を同時に成立させる。
ハル:そうですね~
スズキ:VRChatter は鏡の前に集まるので、何かを見せるのであれば鏡の中に入れなければならない。
スズキ:ポテチ。
ハル:なるほど。
スズキ:手を離すと食べたことになる。
スズキ:お腹へってきた。
ハル:こういう食べ物オブジェクトってどういう目的ですかね。
スズキ:コミュニケーション?
スズキ:人に食べさせたり、手持ち無沙汰なときに食べたり。
スズキ:「食べている間は何もしなくても許される」という感覚がある。
ハル:確かに、なんかしているという大義名分が。
スズキ:明確には意識しなくても、そういう心理的な効果が発生するかも。
スズキ:チーズフォンデュ、チョコレートファウンテンもあります。
ハル:うんうん。
スズキ:これは人に食べさせる方向で使われているほうがよく見かける気がする。リーチが長いからかな。
スズキ:空気清浄機…?
スズキ:結構大きい空気清浄機をワールドに置く意図…
スズキ:空気清浄機を置くことで、空気がきれいになっている感が得られるのか。
スズキ:それとも日常にあるものを置くことで安心考えられるのか。
スズキ:どんな効果を狙ったんだろう。
スズキ:エアコンみたいに日常にあるものを置くことでこの部屋が日常の部屋であるという雰囲気を出すのか。
スズキ:丸っこいし、安心感はありますね。
ハル:うーん。
ハル:空気清浄機にあまり馴染みがないです。
スズキ:そうですね。
ハル:割とあるものですか?
スズキ:うちにはないですね。加湿器はありますが。
スズキ:動作音がしているわけではないですね。
スズキ:エアコンはここにリモコンがあり、起動できます。
ハル:あ、ついた。ちゃんと動く。
スズキ:設定温度は -273℃ まで下がるそうです。
スズキ:エアコンは音が出ていますね。
スズキ:やっぱり、こういう物があったほうが安心できるのかな。
スズキ:この本棚とかもそういう目的なのかな?
スズキ:ここの本が読めるわけではありませんが、見た目というか、現実にあるものを…
ハル:ここは見た目というか、目隠しとしての効果もありそう。
スズキ:確かに。こちら側とあちら側の仕切りとして。
スズキ:完全に見えなくするほどではない、仕切りの補助的な。
スズキ:あとは、背中に物があったほうが安心感がある。
ハル:それは確かにすごいありますね。ソファとかもですけど。
スズキ:だだっ広いと、不安になっちゃうのかも。
スズキ:このへんの椅子も、背中が隠れるようになっていますし。結構そういうところあるのかも。
スズキ:作者はそれを狙ったのかな?結果的にはとても安心できる空間になってそう。
スズキ:動画プレイヤーもつけると後ろは見えなくなるし、ほとんど後ろは意識しない状態になりそう。
スズキ:動画プレイヤーを外側に置くか、内側に置くか。
スズキ:人を内側に置くか、外側に置くか。
スズキ:人を外側に配置して逆にミラーを内側に置いた場合、何か不都合があるのかな?
スズキ:これはこれでいいのかな?
スズキ:こちら側の人と向こう側の人の声が遠くなるのか。
ハル:それはあるかもですね。
スズキ:それを良しとする場合もあるかもしれないけれど、このワールドでは近くに居てほしかったのかな。
スズキ:見るものは違っても、場所は違っても、向きも違っても、声は聞こえる。それを狙ったのかな?
ハル:でもこの配置だとこの辺(ミラーの近く)で屯してそうなイメージがあります。
スズキ:私がよく居る界隈だと、このあたり(ミラーから遠く)にいますね、だいたい。小さいアバターの人はもう少し前にいることが多いかな?
スズキ:QvPen がありますね。
スズキ:手元のメニューから呼び出せるのも便利。返却もできる。
スズキ:ここの QvPen はアウトラインもついていますね。デフォルトでそういう機能があったかな?このワールドの制作陣に ureishi さん(QvPen 作者)が居ますから、何でもできると思いますけど。
スズキ:この場所は「旅館のあの空間」に相当する場所なのかな。
ハル:あそこよりは、広々としていますね。
スズキ:メインの会話に入りにくいときにベランダの方に逃げてくることが多いかも。
スズキ:全体的に「逃げ場所」が多い設計なのかな。
ハル:逃げ…
スズキ:ゲームがあります。
スズキ:対戦ありがとうございました。
ハル:どうもでした。
スズキ:花火があります。
スズキ:よくここから火をつけて室内に投げ込みます。
ハル:あっ
スズキ:地下も見てみましょうか。いや、地下じゃないのかな。
スズキ:下の階はなんと呼ぶべきなのか。一階か、地下か。
スズキ:(精神性としては)ここを地下だと考えるべきか…
スズキ:風景は高層階ですけど。
ハル:まあ、一階二階扱いですかね。
スズキ:でもここはリスポーン地点の階より下なんですよね…(リスポーン地点の階とは別の「もう一つの階」を作るとき、「上の階」ではなく「下の階」として作ったのは、何か理由があるのかな?)
スズキ:これは何だろう。アート的なもの?
ハル:うーん
スズキ:アートっぽいものを置いたということなのか、何かこのワールドに由縁のあるものなのか。
ハル:どうなんでしょうね。由縁があるならもうちょっと解像度あってもよさそうなものですが。
スズキ:そうですね。アセットかな。
スズキ:プロジェクターがあります。弊アセットを使っていただいているっぽい?
ハル:ローカルだった。
スズキ:アバターの影が出ます。
スズキ:あとアバターにも映ります。
スズキ:ミラーがいっぱい!
スズキ:VR 睡眠で使うのかな。
ハル:いっぱいある…
スズキ:カメラ。今は公式の機能でプリント機能がついていますが、こっちのギミックのほうが手軽ではありますね。公式の機能はいったんアップロード処理が入るので。
ハル:このドアのデザイン、結構気になるんですよね。
スズキ:デザインというのは模様についてですか?
ハル:模様です。
スズキ:ドアはここにしかないかな?
ハル:あとキッチンのところとか。
スズキ:あ、キッチンもドアありましたっけ。
スズキ:これも同じドアですね。
ハル:こういうデザインがあるんですかね。
スズキ:元ネタがあるのかな?
ハル:ドア以外あまり装飾っぽい場所がないので、ここだけなんでだろうなって。
スズキ:でも色合いはここの UI なんかの色と近いんですよね。オレンジっぽい。そうでもない?
スズキ:ドアの厚みが結構厚いですね。
スズキ:マットが敷いてある。
ハル:ほんとだ。
スズキ:キッチンだけかな?水関係の場所だからかな?
スズキ:お風呂にもありました。
スズキ:トイレ… VR の部屋に必要かどうかという議論。
ハル:うーん、ありますよね。
スズキ:無くてもいいんじゃないかとも思っていましたが、現実っぽいものを置いたほうが良いのかな?
スズキ:蛇口も水が出るほうが良いのかな…
スズキ:なにかに使うのかな?歯ブラシもある。
スズキ:何かシチュエーションの撮影をするということならあったほうが良さそうですね。
ハル:撮影用はあるかもですね。
スズキ:洗濯機は音が出ていますね。
スズキ:ミラーがある。
スズキ:ここは音響が変わっていますね。反響?残響?
スズキ:VR ワールドにある広告ってあんまり嫌な感じがしないんですが、これは自分に関連したものであるという認識が発生しているからなのかな?
スズキ:例えばここに全然関係ない広告があったら不快なのかな。
ハル:うーん。
スズキ:ハルさんは、広告がある場合とない場合で評価が変わりますか。
ハル:置かれ方による気はしますが、そんなに気にしないのかもしれない。
スズキ:広告だと頭が自動的にフィルタしている可能性。
ハル:それはありそうです。
スズキ:そうだとすると広告の効果は薄れていそうですが。
スズキ:下の階にも QvPen。上の階とペンの外側の色が違いますね。
スズキ:上は白で、下は銀。
スズキ:下の階のほうが若干ゴージャスな感じを出そうとしているのかな。
スズキ:この絵はどこか他のワールドでも見た気がします。
スズキ:何か有名な作品だったりしますか。
ハル:全然知らないです。
スズキ:アセットなのかな?
スズキ:「高級な部屋にありそうな美術品アセット」みたいな。
スズキ:雰囲気のための美術品は需要大きいんですかね。
ハル:まあそうじゃないですかね。
スズキ:アーティストが何か意図したことを伝えるというよりも、ただオシャレ空間を作るための作品みたいな。
ハル:そういえばここはなんで上と下で完全に分離しているんでしょうね。
スズキ:繋げると重いのかも。
スズキ:下にいるときは上を完全に無効化しているのかも。たぶん。
ハル:あー。
スズキ:あとは、隠し(?)中二階(?)がありますね。
スズキ:謎空間。
スズキ:オクルージョンカリングもぐちゃぐちゃになっていますが、それでもここに物があるということはここに来ても良いということなのだと思いますが。
ハル:うん…
スズキ:ミラーもある。
スズキ:会話の輪に入れなかったとき用なのかな。
ハル:そんな明確な意図が。
スズキ:分からないですが。
スズキ:でも人が多く集まると色々な圧力が発生するので、逃げ場があったほうが良いのかもしれないです。
ハル:まあ、確かに。
スズキ:安全弁的な感じなのかも。
スズキ:VR 空間には必要ないものが結構ありますが、それが余裕というか、逃げ場として機能して良いのかも。
スズキ:植物も結構多いですね。これも、これも、これも…
スズキ:普段あんまり気にしていなかったですが、結構ある。
ハル:隙間を埋めるのに便利。
スズキ:あとは、植物がないと緑成分が少なくなりすぎるのかな?
スズキ:部屋がオレンジ系なので。
ハル:そうですね~
ORGANISM (v1․5)
ハルさんが選びました。
ロシアの巨大な集合住宅のような雰囲気のワールドです。
スズキ:ビルが高い。
スズキ:ロシア行ったことあります?
ハル:ないですね。
スズキ:私もないです。こんな感じの雰囲気なんですかね。
スズキ:地面から生えているこの配管は何なんだろう。
スズキ:ロシアの町中にはこういうものが普通にあるのか、ワールドの雰囲気のために置いてあるのか、何かをイメージしたものなのか。
スズキ:これも何だろう?空気が出てくるのかな?
スズキ:こういうワールドでもミラーがある。
スズキ:これはパトロン的なものかな?
スズキ:一時期、戦争が始まったときにはロシアに送金ができないという話題があった気がします。今はどうなったのかな?
スズキ:こっちにもミラーが。
スズキ:室内なのに雨が降っている。
スズキ:ここが外であるということなのか、アセットを使いまわしただけなのか、なにか心情的な表現なのか。
ハル:使いまわしてそうですが…
スズキ:2038年のカレンダー。空になにかヤバいものが居る?
スズキ:ロシアのカレンダーって縦書きなんですか?
スズキ:ロシア語は読めない。翻訳ソフトを入れてくるべきだったか…
スズキ:最近は手をかざすと翻訳してくれるツールがあるそうですね。
ハル:へー。読めないほうが楽しい気はしています。
スズキ:そうなんですね。では我々が受け取れる範囲で受け取ってみますか。
スズキ:読めないほうが楽しいというのは想像できるからということですか?
ハル:まあそうですね。
スズキ:この奥に行くに従って細くなっている廊下は、奥に行くに従って細くなっている廊下を作りたかったのか、無限に続く廊下を作りたかったけど技術的にできなかったからこういう表現にしたのか… どっちなんでしょうね。
ハル:どちらでしょうね。
スズキ:未来に行くに従って苦しくなっていく心情を表現したかったのか?
ハル:それは無茶な気がしますが。
スズキ:こちらも行き止まり。なんでしょうこれは。
ハル:構造的にはさっきの廊下と同じ感じ。
スズキ:行けない場所を意図しているのか。
ハル:こういう表現をしつつルートを潰すという。
スズキ:ここで表現したかったのは下の階段なのか、この上の部分なのか。
ハル:登れると思ったけど登れなかったという体験はそれなりに面白い気はしますが。
スズキ:この水は何を意味して…(お金とか?)
スズキ:下の階から荷物をすごい重ねて、さらに足の長い椅子で上の階に届いている。(身分の低い人が頑張って上流階級に入ってる?)
スズキ:椅子に椅子を重ねて高くしている。(他の人を利用した?)
スズキ:何でしょう、なにか明確なモチーフがあるんでしょうか。「これは~~を意味している」みたいな。それとも単に雰囲気を伝えたいのか。
ハル:まあ、あるのかもしれないですけど、読み取れない以上無いと解釈するしかないです。
スズキ:このワールド、ノイズみたいなスカイボックスがちらほら見えますね。
ハル:そうですね…
スズキ:ああ、ここに穴があった。
スズキ:手紙が来ている。招待状?
スズキ:招待状で呼ばれて来てみたけど落とし穴だったのかな。わかんないけど。
スズキ:「電車」が通っているエレベータホール?
スズキ:窓から見えるノイズ、雪景色にも見えますね。
ハル:うーん、なるほど。
スズキ:分かりませんが。
スズキ:赤いのはランプか… 焼却炉みたいなイメージがあるけれど。
スズキ:下から舞い上がっているのは雪かな。
ハル:砂?
ハル:ソリがあるから雪ですかね。
スズキ:それか灰の上でソリを引いているのか…
ハル:何かしらモチーフはあるのだと思います。
ハル:コンテキストが分からない以上、分からない。
スズキ:そうですね。
スズキ:これは重力方向を変えたかったのか、歪な見た目を作りたかったのか、この先に行けないところを作りたかったのか。
ハル:光源の位置というか、光の感じはちゃんとしている感じがしますね。
スズキ:そうですね。何でベイクしたんだろ。Unity か、Bakery か。別のソフトでやったのか… CG ソフトは何を使ってるのかな。
ハル:このワールドすごい酔うんですよね。
スズキ:そうなんですね。異常空間的なところで酔いやすいタイプですか。
ハル:うーん、そうですね。
スズキ:なにか感性が鋭いのか。
ハル:それもあるかも。
ハル:視力の問題もあるかも。
スズキ:それはよく見えていないということですか。それともよく見えてしまうということですか。
ハル:よく見えてしまうということです。普段メガネをつけていないけれど VR だと度が入っていてよく見えてしまうので。
スズキ:普段は、メガネを必要としているけれどつけていないということですか。
ハル:そうです。それでさらに異常空間だと大変…
スズキ:なるほど。
スズキ:私も以前目の手術をして見えるようになったとき、すごい情報量が入ってきて大変でした。すごい疲れました。
ハル:あ~
スズキ:それまで見えていなかったものがすべて見えてしまって、細かいものが全部見えるというか、無駄な情報が全部入ってくるというか。
スズキ:色もすごい歪に見えていました。そのときは。めちゃくちゃ鮮やかな感じに。しばらくしたら慣れてきましたが。
スズキ:集合住宅の共用部に対するイメージが結構強いのかな?日常というか…
スズキ:日本人にとっての「電柱」みたいな感じで、こういう風景が根付いているのかな。ひたすら大きな集合住宅。
スズキ:異常にしているのはなにか意図があるのかな。
スズキ:ロシア人にとってもロシアのイメージはこういう感じなのかな?
ハル:なんですかねー。
スズキ:大きくて怖い感じの中に、若干の温かみのようなものを感じます。
ハル:あまりピンとこないかも。
スズキ:私が雪国生まれ(北海道出身)だからかもしれない。
スズキ:これは雨なのかな?雪?
ハル:雨ですかね。窓の水滴とか。
スズキ:何かが流れている。水なんですかね。(最初の方の雨水と同じ?大きなお金の流れとかなのかな)
スズキ:グラフ理論?
ハル:何でしょうね。
ハル:この風景もなんか酔うんですよね…
スズキ:広い空間がだめなんでしょうか。
ハル:広い空間というより… なんでしょうね、情報が重ねがけされているかんじというか。
スズキ:それは向こう側の風景と、この水滴と、という意味ですか?
ハル:そうですね。
スズキ:なるほど。水滴はほとんど情報量ゼロみたいに思っていましたがそうでもないんでしょうか。
ハル:結構目が泳ぐ感じ…
スズキ:このワールドはいたるところに水滴が…
スズキ:最初に居た場所に比べると、だんだんリッチな場所になっているイメージがありますね。
ハル:そうですね。
スズキ:ここにもさっきの奴が。
スズキ:向こうが上なんですかね。
スズキ:階段が天井に。
スズキ:これは貸金庫?ポスト?ロッカー?
スズキ:偉そうな場所。
ハル:えっ、偉そうですか?
スズキ:なんか偉そうなイメージ。この椅子がというか、この部屋全体。
ハル:ふーん…
スズキ:そうでもないですか?
ハル:あまり…
スズキ:そうなんですね。
スズキ:あのピラミッドみたいなやつとか、偉そうじゃないですか?
ハル:あー、あれはちょっと。
スズキ:椅子もめちゃくちゃ高い。偉そう。
スズキ:ピンク…!フォグが縦方向に入っている。珍しいフォグ。
ハル:ここは上を見るのがつらい。
スズキ:ここはどっちを見てもつらいかも。
スズキ:さっきまでの空間に比べると落ち着いた空間。
スズキ:病院なのかな。
ハル:病院っぽいモチーフなのかな。
スズキ:このあたり明らかに病院っぽい感じですね。
スズキ:手術っぽい。
スズキ:死んでそう…
スズキ:ここは酔いは大丈夫ですか。
ハル:まあ、ここはそんなに。
スズキ:雪はそうでもないのか… なにか法則が…?
スズキ:明らかに意味のないものであると認識されるのか。
ハル:それはあるかも。
スズキ:雪の動きに意味のあるワールドを作ったら酔うのかも。
ハル:あー酔いそう。それは。
スズキ:車椅子、担架。
ハル:ここは抽象度が高い。
スズキ:誰かが見ている。
スズキ:終わり。
ハル:終わり~
スズキ:人が落ちてくるたびに音が鳴る。
スズキ:誰かの一生を描いたものなのかな。
ハル:そういう捉え方もあるんですかね。
スズキ:どういう捉え方をしていますか。
ハル:誰かの一生というよりは、時代感みたいなものかなと。
スズキ:では最後の死んだのは個人が死んだというよりは、寒い時代ということを表している?
ハル:ですかね…
スズキ:一人の一生を描くことでそれぞれの時代の描いているのかと思いました。ある一人から見た、それぞれの時代。
ハル:なるほど。
スズキ:分からないけれど…
スズキ:もしくは人はもっと抽象的な存在で、たとえば何かの組織だったり国そのものを表していたりという可能性はありますが…
ハル:人の抽象度が高くて、特定の誰かみたいな人の一生という感じはなかったかも。
スズキ:なるほど。そうですね…
スズキ:作者の後の作品ではわりと幼少期から追っている感じがあるんですよね。
スズキ:このワールドはまだ鳩が出てきていないんですね。
ハル:そうですね。
スズキ:あれはまたテーマが違うのかな?
スズキ:なにか(考察を)書けそうですか。
ハル:結構難しいのか実は…
スズキ:何も言えなくなってしまう?何でも言えるから。
ハル:そういうタイプかもしれない。そう、何でも言えてしまうから…
スズキ:「こうだったらいいな」を書くのがいいのか、調べられる限り特定した範囲で書くのがいいのか、印象だけで書くのがいいのか。
ハル:基本的には印象だけで書くのがいいと思うんですが。
ハル:あまりここで背景とかを調べようとすると、歪みが出るというか。
あとがき
ハル
え、前回と遜色ないくらい喋ってないですね私。前回の自戒はなんだったのでしょう。
もう少し"思ったこと"はちゃんと言おうと思ってやったのですが、なかなか難しいです。
ワールドを見るときに私が惰性というか慣性で「きっとこうだろう」と解釈してしまうことが多いのは、経験則というよりかは多分やたらと色んな人の傾向とか分類みたいなことを考えてしまう露悪からきているもので。糸目キャラは裏切るとか快活キャラは倫理が終わってるとか、そういうテンプレ...形質?みたいなものを何か制作物から読み取ろうとする感じ。考察ってそういうものかもしれませんが、せっかくならもう少し純粋に見たいな、という思いも募りつつあります。スズキさんと話すとそういう揺さぶりがあって良いな、と思います。
そういえばやっぱりカッコ書きって結構ズルかもしれないな、と思ったので今回はやめました。話しているときの身体の向きとか視線の方向とか、本当はもう少しニュアンスが伝わるものがあっても良いのかもと思っていましたが、無いのもきっとこの体裁の良いところです。読みながら頭の中で話者の行動とか思考が造られてくれたら、と。私の口下手の言い訳ですね。
あとは2ワールドとも何かしら情報がインターネットに落ちているような気がしたのですが、良い感じに忘却しておくことにしていました。
リテラシーが無い故に保てている感覚はやっぱりあって、正しく言葉を忘れると良い考察になるのではないかな、とか思っています。小難しい批評みたいなものでもないので、これからもふにゃふにゃ喋れたら良いな、と思いました。
あ、ともあれインターネットに情報が残ってるのは良いことだと思います。残していきましょ〜。(あと沢山在ると、個々の事例よりも(ワールドとかの)概念とか私たち自身に近づきそうだな〜とも思っています。良くも悪くも)
スズキ
今回私は "SuRroom" を選びました。インターネット上の「考察」というと、物語性のあるコンテンツの解釈である場合が多いと思いますが、「空間」や「ユーザーインターフェース」なども「考察」していくと新たな発見が得られるのではないかと思いました。
"SuRroom" が人気なのは、分かりやすい便利な機能以外にも様々な細かい配慮が行き届いていることが大きな要因となっていると思っています。
快適な空間や良いユーザーインターフェースは、利用者からは気が付かれにくいことがよくありますが、よく観察し、なぜそうしたのかを考えると見えてくることがあり、それは物語に対する考察と同様に「考察」しがいのあるものだと思います。
"ORGANISM" については何度も訪れたことがありますが、細かなオブジェクトにも意匠性があるように見受けられ、「なぜこうしたんだろう」をずっと考えていました。「なぜ椅子が高いの?」「なぜスカイボックスがノイズ模様なの?」「なぜ道が曲がっているの?」
答えが出るものではないとは分かっていても、考えること自体が楽しかったので私としてはこのワールドを考察できて良かったです。