note。せっかく開設したので、時々顔出そう。
noteなので、最近読んだ本の話でも。
いや、本はBookか…まあいいや。

「その女アレックス」
ピエール・ルメートル

先に言っておきますね。
内容には、ほとんど触れません。

僕は本を読む時は、本屋さんに行って、
大体ミステリーのコーナーに行って、
面白そうなものや話題作を直感で買います。
ほぼジャケ買いです。

(今、ジャケ買い、って言うのかな?
ジャケ買いって言葉、好きなので使いますが)

逸れました。
ほぼジャケ買いなので、
「ミステリーということ以外は
内容をほぼ知らずに」読むことになります。

いや、大体そうだろ。
内容分かっちゃったらつまんないだろ。
と、思われる方もいるでしょう。
ですが、この作品を読んでみたら、
あまりにも衝撃だったもので。

一言で言えば、本当にドギツいです。凄惨。
書いておいてなんですが、気軽にオススメできるような作品ではありません。
(有名な作品なので、既に知っている方もたくさんいるとは思いますが)

ただ…凄かった。

まず、描写がもの凄いです。
まるで目の前に映像が浮かぶよう。
だから目を背けたくなるんですが。

さらに、次々に騙される展開。
どんでん返し(でもあるが)というより、
「あれ、まさか…?」「うわ、やっぱり!」と、
常に、一歩半くらい先を行かれる心地良さ。

そしてラストは、あんなに凄惨な話だったのに、
なぜか爽やかに感動してしまうという。
とんでもなく面白かったです。矛盾。

あと、キャラクターもいいんです。
先述しましたが、描写が凄いので、
読んでるうちに、自然と脳内でイメージが描かれるんですよね。

カミーユ、ルイ、アルマンという刑事たちが登場しますが、関係性含め魅力的。
辛い物語の中の癒しのようでもあり。



あまりにも脳内再生されたので、
絵に描いてみました。
僕の頭の中では、こんな感じ。
読んだことある方、どうでしょう?


あと、今読んでるのは

「爆発物処理班の遭遇したスピン」
佐藤究

こちらもミステリー。SF。
短編ごとにテイストが違ってすごい。
まだ途中ですが面白いです。


また読んだり描いたりしたら載せますね。
ては、またー。


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