Cacooでアイデアを形に!パンフレット制作のプロセス
このnoteは、#ヌーラボブログリレー2024 for Biz Advent Calendar 2024 の24日目の記事として更新しています。
こんにちは、ヌーラボの鈴木(@suzuki__miyuki)です。
今日はクリスマス・イブ!ということで、先日訪れたハウステンボスのクリスマスイルミネーションの様子をお届けします。
6月にヌーラボに入社してはやいもので半年、マーケティング課の一員としてさまざまなお仕事をさせていただいています。今日はその中でも、のオンライン作図ツール「Cacoo」を活用したパンフレット制作のお話をしようと思います。
Cacooを活用した展示会パンフレット制作
ヌーラボでは積極的に展示会に出展しており、ブースを訪れてくださったお客様へデモを実施したり、サービスをご紹介するパンフレットをお渡ししています。
2024年10月実施の「Japan DX Week【秋】」「バックオフィスDXPO福岡'24」に向け、パンフレット制作任務を拝命。ざっくり以下の流れで進めていくことになりました。
Cacooでラフ案を作成
デザイナーさんにデザインを依頼
Cacooで社内レビューを行う
完成!
パンフレット使用後、Cacooで振り返り
実際のデザインにはIllustratorなどの専用ツールを使い、その前後の工程をCacooで実施、という流れです。
Cacooでラフ案を作成
まずは、パンフレットに載せる情報を整理して、ラフ案を作成します。今回は、前回の展示会パンフレットを改訂してページ数を増やすことになったため、既存のページの変更点や新規ページのレイアウトをCacooに書き込んでいくことになります。
この作業をしていて「Cacoo、いいなぁ」と感じたので、皆さまにもおすすめしたく。そのポイントをいくつか挙げてみます。
【おすすめポイント1】簡単にキレイな図が描けて「こんな感じ」を伝えやすい
文字情報だけでもある程度のラフ案は作れますが、Cacooでは標準装備されている豊富な図形やアイコンを使って、簡単にグラフィカルな表現が可能です。視覚的に分かりやすいラフ案で、デザイナーさんに「こんな感じ」をしっかり伝えられるのです。
【おすすめポイント2】同時編集できる
チームメンバーとリアルタイムで同時編集できる点も便利です。「こういう表現はどうですか?」と意見を交換しながら、その場でアイデアを固められます。
「あとで修正したデータを送りますね」よりもスピーディーです。
【おすすめポイント3】キャンバスサイズを気にせず自由に作図できる
Cacooのキャンバスはほぼ無限大。なので、キャンバスサイズに合わせてオブジェクトを拡大縮小する必要がなく、どんどんアイデアを貼り付けたりレイアウトを変えてみたり。この自由度の高さが、コンテンツ制作にピッタリだと感じました。
システム構成図やフローチャートの作図によく使われるCacooですが、冊子のようなコンテンツの構成案作成にも適しているな〜と感じました。
【おすすめポイント4】レビューしやすい
ラフ案ができたら、社内メンバーにCacooのリンクを共有してフィードバックをもらいます。(リンクはBacklogのタスクで共有します)
ラフ案に直接付箋を貼ってコメントを追加できるので、どこを改善すればいいか一目瞭然。そのフィードバックをもとに、ラフ案の第2版を用意します。
ちなみに、先週から付箋に絵文字でリアクションできるようになり、より楽しく作業を進められるようになりました。
また、展示会プロジェクトでは、1つのファイル内でレビューの日付ごとにシートを分けているため、レビュー履歴が集約されて完成までの進捗がわかりやすいです。
デザインを依頼する
ラフ案が完成したら、デザイナーさんに共有してデザインを依頼します。今回は大幅な改訂を行ったので、オンラインミーティングを開き、ラフ案をお見せしながらデザイナーさんに説明。会話の中で出た疑問や変更点はその場でラフ案に反映し、共通のイメージを持ったままデザイン作業に進むことができます。
ちなみに、今回はデザイナーさんをCacooに招待し、ラフ案のリンクを共有しましたが、ラフ案ごと画像に書き出して共有することもできます。
Cacooで社内レビューを行う
デザインが届いたら、次は社内レビューです。PDF形式で受け取ったデータをJPG画像に書き出し、Cacooに貼り付けます。
このときも、キャンバスサイズを気にせず原寸大で貼り付けられるのでスムーズです。
ラフ案と同じ要領で付箋を使ったレビューを実施し、それをもとにデザイナーさんにデザインを更新していただきます。更新が終わり、印刷まで完了すればパンフレット完成です。
パンフレット完成!
こうして完成したパンフレットが、展示会当日に使われます。私 もブースに立ち、印刷されたピカピカのパンフレットをお客様にお渡ししました。
実際に使ってみると「この図をもっと目立たせれば良かった・・・」「トライアルをご紹介したいのに、肝心のリンクが載っていない!」などなど、さっそく反省点が見つかり。やはり展示会の雰囲気を肌で感じ、お客様とお話しすると、気づきが多いですね。
反省点は、展示会リーダーが用意してくれたCacooのシートに付箋でメモし、他のメンバーもアイデアを追加してくれました。それをもとに、次の展示会に向けてまたラフ案を作成していきます。こうして、どんどんパンフレットをブラッシュアップしていくわけです。
CacooやBacklogを活用した展示会準備はこちらのnoteでもご紹介していますので、ぜひご覧ください。
「チームのアイデアを共有できる」ことの価値
ヌーラボに入社してからCacooを使うようになり、その豊富な機能や高い汎用性はもちろん「チームでアイデアを共有できる」ことの価値を実感しました。
以前の職場では、メールや口頭、PDF、Excel、手書きなど、フィードバックがバラバラで、修正事項を整理するのが負担でした。修正漏れが起きたり、認識がずれてしまうこともありました。
当時はそういうものだと思っていましたが、Cacooでチームメンバー全員のアイデアがひとつの場所に集まるようになり、正確にイメージを共有できるありがたみが身に沁みました。以前の自分にCacooを教えてあげたいですね。
おわりに
Cacooは、もちろんパンフレットだけでなくさまざまなコンテンツ制作に役立ちます。ヌーラボでも、システム構成図や定例会議の資料、社内報などさまざまな場面でCacooを活用しています。
このブログを通じて、Cacooが多彩な場面で活躍できる作図ツールであることが伝われば嬉しいです。
ちなみに、1月23日にCacooのオンラインイベントを開催します。Cacooに少しでも興味をお持ちの方は、ぜひ参加してみてください。また、すでにご利用いただいている方も、ぜひあなたの活用法をお聞かせください!