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P's LIVE〜Nice to P's you!!〜 ライブレポ

みなさん、おはこんばんにちわ!
今回は2022年2月13日に東京・立川市のTACHIKAWA STAGE GARDENで開催された【P's LIVE〜Nice to P's you!!〜】について書いていきたいと思います。
 このライブはポニーキャニオンレーベルの若手女性アーティストを中心としたライブで、第1部のライブパートと第2部のパーティー(バラエティ)パートの2部構成となっており、出演は「DIALOGUE+」,「Smewthie」,「SPR5」,「AiRBLUE」の4組でした。本来であれば5組目として「harmoe」の出演が予定されていましたが今回は見送りとなりました。
 今回僕がこのライブを選んだ理由は
・DIALOGUE+とAiRBLUEのライブが見たかった
・バンドリの桐ヶ谷透子役でしか知らない直田姫奈さんのアイドルの姿を見てみたかった
・バラエティパートが楽しみだった

という3つの理由になります。
前日までミリオン8thで飛田給にいた(ただしチケットはない)ので久しぶりの2日連続ライブ案件になりました。
ここからはライブパートをアーティストごとにまとめていきたいと思います。

1. DIALOGUE+

 ライブ開幕を飾るのは、DIALOGUE+でした。
 会場のテンションが一気に上がる【はじめてのかくめい】からスタートしていきました。その次には【人生イージー?】が続き会場はかなりヒートアップしていきました。観客の多くがDIALOGUE+もしくはAiRBLUEをメインに狙ってきたような人ばかりでしたが人生イージーについてはアニメタイアップということでそれ以外の人にもかなり浸透してきている印象があります。その次には【大冒険をよろしく】が披露されアップテンポの曲が続きステージ上も含め会場全体がかなり熱くなっていきました。DIALOGUE+のライブ特有の休憩・MCなしの連続楽曲披露は今回も健在で、おそらくほかのユニットを観に来た人は驚いたのではないかと思いました。
 今回のP'sLIVEでは各ユニットごとにカバー曲(ポニキャン楽曲)を披露する枠が用意されておりDIALOGUE+は内田真礼さんの【共鳴レゾンデートル】が披露されました。僕自身はこの曲を知らなかったのですがあまりにもピッタリとはまっていたので、てっきりオリジナル曲だと思っていました。
 カバー曲が終わるとようやくMCパートに入りました。といっても一言二言でさっと終わり、すぐに最後の曲である【おもいでしりとり】が披露されました。DIALOGUE+楽曲の中では比較的新しめの楽曲になりますがアニメタイアップの影響でこの楽曲をきっかけにDIALOGUE+のことを知った人も多いかと思います。8人全員の歌唱力を活かした楽曲で歌詞の一部分がちゃんとしりとりになっているという特色のある楽曲でDIALOGUE+パートは終わりになりました。
 DIALOGUE+は外部の合同イベントへの出演が多くなっている印象ですが、意外にもレーベル内の合同ライブは今回が初めてということでした。しかしながら単独ライブでの経験値を思う存分発揮しオープニングにふさわしい会場内のボルテージを一気にあげてくれた印象でした。

2. Smewthie

 2組目に登場したのは、今回の出演者のなかで一番の新人ユニットである「Smewthie」でした。
 このユニットは2022年に放送されるアニメ「東京ミュウミュウ にゅ~」のメインキャストにより結成されたもので、その顔ぶれもこのアニメで初めて声優として活動するメンバーがほとんどということもあり、こうした複数ユニットとの合同イベントも初めての経験となりました。
 1曲目には【bitter sweet darling】が披露されました。この楽曲は仔猫のポーズがふんだんに盛り込まれ、かわいさが存分に披露されました。また今回のライブもコールができない中でこの楽曲はコールができればもっと楽しいんだろうなという印象でした。
 2曲目は自己紹介ソングでもある【ハレルヤビート】が披露されました。5人それぞれの特徴が歌詞にちりばめられた楽曲で「この子はこういう子なのか」という第一印象を知るにはぴったりの楽曲でした。また楽曲はビート調ということもあり会場全体でクラップで楽しめるそんな楽曲でした。
 カバー枠では【五等分の気持ち】が披露され、アニメの五つ子同様5人分のかわいらしさが十分表れた歌唱になりました。その後のMCパートでは石井さん(紫の子)がこのアニメ自体が大好きであるという話があり、やはりオタクはどこにでもいるのだなと思いました。
  最後の楽曲には【Resolution of colors】が披露されましたが、自分的には一番びっくりした楽曲でした。今までの3曲がどちらかというとかわいいに寄った楽曲であったのとは対照的にガチガチのダンスナンバーでイントロから5人それぞれのダンスがあまりにもキレキレで、さらに間奏ではそれぞれのダンスソロパートがありその中で戸田さん(黄色の子)が突然側転を披露し度肝を抜かれました。
 ライブ後に改めてSmewthieのそれぞれのプロフィールを調べたところ、やはり舞台出身のメンバーが多くあのダンスのキレがスゴイのに合点がいきました。とはいえかわいいとカッコいいの共存するユニットはいろいろあるのでここからさらにどういう展開が待っているのか非常に楽しみなユニットでした。

3. SPR5

  3組目は2018年にリリースされたアプリゲーム「消滅都市」から生まれたユニット「SPR5」でした。このユニットは2019年7月以来約2年半ぶりのライブとなり今回のP'sLIVE参加決定の時にはTwitterのトレンド入りをするなどブランクを感じさせないほど根強いファンが多いユニットだと感じました。
 個人的にはSPR5のメンバーはそれぞれ別のルートで知っており
 ・社本さん(赤)・岩井さん(青)→あみあみNA
 ・直田さん(緑)→バンドリ
 ・大西さん(黄色)→虹ヶ咲
こんな感じで皆さんを知りました(ちなみに園山さんはSPR5で知りました)。
 そんなSPR5の1曲目は【アルキオネ】でした。フラメンコ調の楽曲で楽曲自体を初めて知ったので何もかも新鮮でした。特にハイキックをするダンスはそんなに足上がるのかと思ったほどです。その後のMCパートは今回のラインナップから考えると少しベテラン寄りのポジションになるからか、かなりわちゃわちゃしてました(ほかのユニットがしっかりしすぎているのもあるかもしれないですが)。
 2曲目は、翌日がバレンタインということもあり【恋の魔法】が披露され、チョコレートづくりに奮闘する女の子をモチーフとしたキュートな楽曲でした。
 3曲目には、【With Your Breath】でかなり明るめの曲になっていますがどことなく寂しさを感じさせるそんな印象でした。
 そして最後の【インコンプリートノーツ】は、かっこよさを前面に出した楽曲でそれぞれの歌い方も力強くかなりインパクトがありました。
 2019年7月以来のライブとなったSPR5ですが、個人の活動が一気に加速していったこともあって(特に大西さん)、なかなかメンバーが揃えられなかったのかもしれません。しかしそれがむしろ個々の成長となり自分を含めて初めてSPR5のライブを見た人にとっては十分なインパクトを残したと思います。これを機に再びライブが開催されてほしいと思いました。
 また、直田さんはバンドリの姿以外は初めて歌っている姿を観ましたが普通に歌が上手いなという印象と演じているキャラクターもやはりギャル(?)要素あるんだなと思いました。

4. AiRBLUE

 ライブパートのラストを飾ったのは「AiRBLUE」でした。
 アプリゲームそしてアニメのキャストがアーティストとして活動するAiRBLUEは「Flower・Bird・Wind・Moon」の4つのグループ(4人ずつ)に分かれて活動する場合もあれば、16人が同じ楽曲を歌うこともあるフレキシブルなユニットです(ちなみにFlowerとBirdはDIALOGUE+のメンバーでもあります)。
 そんなAiRBLUEの1曲目は今回が初披露となる最新曲の【スタートライン】でした。なによりも16人が横一列に並んでダンスする様子は圧巻でした。そのうえ衣装の袖の部分が左右で色が異なるため8人ずつのシンメトリーになるときれいに色が異なるのでカッコいいです。
 2曲目には【私たちはまだその春を知らない】が披露されました。この楽曲は完全にカッコよさに振り切った楽曲で、そのうえダンスのメリハリがそのカッコよさをさらに引き立てている気がします。
 ここからは各グループごとにカバー楽曲を披露していきました。最初はFlowerが三森すずこさんの【せいいっぱい、つたえたい】を披露しました。かわいさが前面にだされた楽曲に負けないぐらいの華やかさを感じました。
 次のBirdは七森中☆ごらく部の【ゆりゆららららゆるゆり大事件】が選ばれ、間奏のセリフパートにはバレンタインを意識したオリジナルセリフが混ぜ込まれていました。個人的にはこの原曲を聞きすぎて普通に本家のコールが頭に刷り込まれていたのですこし新鮮でした。あと最後のMCパートで楽曲名が言えなかった鷹村さんがかわいかったです。
 Windはツキガケの【スパッと!スパイ&スパイス】だったのですが、実は安齋さんは原曲も歌唱しているというある意味本家が混ざっているという不思議な感じでした(厳密にはキャラクターとして歌唱している体なので問題はなし)が演じているキャラクターがメンバーの中でも年上寄りというのもあって大人っぽさを感じられました。
 ラストのMoonは内田真礼さんの【創傷イノセンス】でした。カッコよさが存分にだされており楽曲の雰囲気にピタリとはまっていました。アイマスP的な観点からみれば、Moonからは2人アイマスに参加してますが(AiRBLUE全体では安齋さんを含めて3人)、特に立花さんはアイマスの時には見せないカッコよさを存分に見せギャップとインパクトがすごかったです。
 カバー楽曲パートが終わると再び16人全員が集まり【さよならレディーメイド】と【Forever Friends】が披露され、AiRBLUEのはじまりの楽曲としてそしてAiRBLUEの代名詞ともいえるこの2曲で締めくくりました。時期的にはちょうどアニメの第1クールの真っただ中ということもありアニメから知った人も少なからずいる中でこの選曲は適切だったような気がしました。
 その後MCパートで立花さんが鷹村さんをナデナデしてたシーンで自分は悶絶してました(かわいいんだもん...)
 その後各ユニットが出てきてそれぞれ感想を含めたトークをして第1部は終了となりました。
 感想とすれば、Smewthieの皆さんは初めましてでしたが、ダンスも歌唱力も高いと思ったのでアニメタイアップユニットではとどまらずに今後も普通にユニットとして活動してもらいたいなと思いました。SPR5のパフォーマンスは活動が止まっていた中で培った個々の力の結集したものだと初めてながらも感じ、これをきっかけに改めてユニットとしての活動が復活してほしいなとも感じました。AiRBLUEとDIALOGUE+は今回のラインナップの中では経験値が比較的高いほうであると(勝手に)思っていたのですが、その経験値の高さを活かしたパフォーマンスだったと思います(どこ目線??)。

5. バラエティパート

 約1時間のインターバルのあと(ちらほら同日開催のミリオン8thを見てる人もいましたが)、第2部のパーティ(バラエティパート)が始まりました。MCには天津向さんが登場し、各ユニットが対抗戦という形で対戦する形式という説明がありました(ちなみにAiRBLUEはWindとMoonのみとなり、FlowerとWindはDIALOGUE+として参戦)。

 最初の対戦はクイズ対決ということで、それぞれ2人ずつが登場し全部で2問(少ない!)での対戦となりました。問1はバレンタイン前日ということもあり「チョコレート」を英語で答える問題で各チームが難なく正解し(AiRBLUEの鶴野さんは最初のChoしか書けなかったようですが...)ました。問2は「立川市公認なりそこねキャラクター【ウドラ】の鳴き声は?」という変化球な問題が出題され(ウドラの存在は客席もほとんど知らなかった)、完全に大喜利の様子になることは間違いないと感じました。案の定DIALOGUE+は緒方さんの持ちネタで笑いを取り、SPR5はボケに走りSmewthieはかわいさを見せましたが、鶴野さん(とAiRBLUEのメンバー)が大暴走し(天津向さんにネタとして【少し黙れ】といわれるレベル)、結果的に2問目はAiRBLUE以外がポイントゲットする形で終わりました。

 次の種目は、Switch版マリオカート対決となり、その中でもAiRBLUEの山口さんはタイムアタック全国3位という(本当の)ガチ勢の実績を持っており、圧勝になるかと思いきやSPR5の岩井さん(ちなみに岩井さんはFPSゲーマー勢)との壮絶なデッドヒートの結果前評判通りの1位でゴールしAiRBLUEにポイントを持ち帰りました。

 3種目目はカラオケ対決ということで各チーム1人がワンコーラスでの得点を競うという対決になりました。ちなみに選曲とスコアは以下の通り、

 AiRBLUE(小峯さん)→変わらないもの(奥華子) 91.314
 SPR5(社本さん)→i Love(azusa) 92.692
 DIALOGUE+(稗田さん)→Don't say "lazy"(桜高軽音部) 90.601
 Smewthie(十二さん)→Hey!カロリーQueen(竹達彩奈) 90.555

ということで、SPR5の社本さんが1位となり5ptを獲得しました。

 次の種目はチーム全員参加のジェスチャーゲーム対決ということで、4つのジャンルから各チーム1つ選択して挑戦する形式です。ジェスチャーするのは各チーム1人で残りのメンバーが解答し制限時間60秒で全10問ですが、解答する側もジャンルが分からないため1問目でいかにジャンルを把握するかがカギとなりました。
トップバッターはSmewthieでジャンルは「童話のタイトル」という、いきなり難しいものを選択し案の定結果は2問正解でした。
2番手のDIALOGUE+はジャンルは「動物」を選択し、好成績の9問正解となりました(ジェスチャーをしてた守屋さんがかわいかったです)。
3番手はAiRBLUEが登場しジャンルは「食べ物」ということで、佐藤さんの顔芸含めたファインプレー(かわいかった)が光り10問全問正解となりました。
ラストに登場したのはSPR5。ジャンルは残った「職業」となり、珍回答もありましたが9問正解ということでした。

 ここまでの中間成績はAiRBLUEがトップで次にSPR5、それを追う形でDIALOGUE+が続きSmewthieが最下位という状況でした。

 第5種目は記憶ダンス対決ということで、各チーム1人ずつで前の人のダンスをコピーしたうえで新たにダンスを追加していき、ついていけなくなった人から脱落していくというサバイバル形式での勝負です。序盤はシンプルめなダンス(時々ジョイマンがいた気がしますが)の中に変化球なダンスが混ざるという構成が続いていきますが、宮原さんVS松田さんという(ある意味)AiRBLUE同士の決勝になると一気にトリッキーな動きでたたみかけ、松田さんをかく乱させた宮原さんが勝利を納めました。

 運命の最終種目は足つぼ障害物リレーで、勝者には1万ptというバラエティお馴染みの展開となり(直前までトップだったAiRBLUEは不服そうでしたがwww)どのチームにも優勝の可能性が残されました。
ルールは2人一組での挑戦で、前半はお箸(じゃないものもある)でピンポン玉をつかむ→その状態で足つぼマットを通過しバトンタッチ→後半はけん玉をどこかに乗せた状態で足つぼマットを通過→もう一度けん玉で別の部分に乗せたらゴールという流れになります。
対戦は1対1のトーナメント形式となり1回戦は【SPR5vsDIALOGUE+】と【AiRBLUEvsSmewthie】という対戦カードになりました。
第1試合の【SPR5vsDIALOGUE+】は割りばしを選び難なくピンポン玉をつかんだ直田さんとけん玉がものすごく上手かった大西さんの(そして2人とも足つぼマットがノーダメージだった)コンビネーションが光ったSPR5が圧勝でした。
第2試合の【AiRBLUEvsSmewthie】では前半が同じ事務所同士で先輩が後輩に圧をかけたものの、若さ()で勝ったSmewthieの勝利でした(終わった後すぐに安齋さんのせいにする土屋さんには笑いました)。
決勝は【SPR5vsSmewthie】になりましたが、つまようじでピンポン玉をつかむのをものともせず、1回戦同様に本気で勝ちに行ったSPR5の勝ちでした(仮にAiRBLUEvsDIALOGUE+の試合があったらどうなったのかものすごく気になりました)。

 これにて全種目が終わり結果発表を迎えました。

1位 SPR5 10013pt
2位 AiRBLUE 14pt
3位 DIALOGUE+ 10pt
4位 Smewthie 3pt

結果は以上のようになり(知ってた)、優勝したSPR5にはAmazonギフト券1万円分(×人数分)という(ちゃんとした)豪華賞品が贈呈されました。ちなみに岩井さんは今回の賞品を「PC周辺機材に充てたい」というガチな解答をし会場を驚かせていました。
 エンディングでは各ユニットからの告知があり、アニメ「CUE!」の第2クール主題歌情報の初解禁やDIALOGUE+の新アー写初公開だったりとここで初出となる情報もありました。その後ユニットごとに感想を話してイベントは終了となりました。

6.感想

 僕自身初めてこうした同一レーベルの女性ユニットが集まるライブイベントに参加しましたが、ライブとバラエティどちらも楽しめるのはかなり楽しかったです。正直に言って今回のイベントは「Smewthieの新人研修的なイベントかな」と思っていました。しかし、こうしたタイミングでないと新しいユニットに触れる機会はなかなかないのでSmewthieの皆さん(とSPR5の皆さん)は今後も追っていきたいなと思いました。
 特にバラエティパートで印象に残ったのは、AiRBLUEの松田さんのカッコよさです(ちなみにすぐにTwitterをフォローしました)。あんなにスタイルがいいのにさらに短髪が似合うなんて簡単に堕ちてしまいますよ。僕の悪い癖なんですが、初めて見て即推しになった人の詳しい人となりを知りたいがためにソロ番組が早くほしいとすぐに思ってしまう傾向があるので、どの媒体でもいいので松田さんのソロ番組作ってください!(早口・大声)
 アイマスPとしての視点から見ると、土屋さん・安齋さんは安定のポンコツぶりだなと思いました(2人はA&Gの超CUE&Aのつながりもあるので、ぜひ番組で足つぼ企画をやってほしいですね)。立花さんはMoonのリーダーとしていろいろ頑張っていたので、かわいいながらもマジメさも垣間見えて新たな印象を持ちました。

 そんなこんなでポニキャンのイベントに初めて参加した、アイマスPのつたない感想でした。

長文にお付き合いいただきありがとうございました。