見出し画像

2024.2.19 いよいよ補助金申請にチャレンジ!

2月19日(月)
いよいよ新工場計画が佳境になってきました。

ただそれを現実にするまでに立ちはだかる大きな壁が3つあります。
①建物の建設費が想定額を越えないこと
②補助金が採択されること
③2月の補助金報告書提出までに全て完成すること

先週①建物の建設費の壁がなんとかクリアできそうなことが分かりました。
次の壁は②補助金採択なので、今週からはそれに向かって全振りしたいと思います。

なので、この朝礼も私の頭の整理に使わせて欲しいと思っています。もちろん仕事に関わる話ではあるので、少しおつきあい下さい。


今狙ってる補助金は「農水省系」なのですが、募集要領を見ると「産地との連携」がかなり重要視されるようです。いくつか項目が提示されていて、「ポイントによる採点にて採択」と書かれています。
そのポイントに対してどう回答するかを、数回に分けてお話しします。


で、今日お話する部分ですが…

まず最初のポイントで・・・
①産地を支援する取組
「ア 求める品種を産地に生産してもらうための産地への種苗の提供」
についてです。

「種の提供」ということになるのですが、ここは少し難しいんですね。というのは、山形県では原則「山形県産米改良協会」が種子を提供するので、うちでは提供できないルールなんですね。

で、こんな感じで考えてみました。


そばは自家不和合性のため他家受粉なので、種子の提供は慎重に行う必要があります。
考えられるリスクとしては
①周囲に違う品種が栽培されるとすぐに交雑してしまうリスク
②交雑度の高い種子を提供すると産地が劣化するリスク

これに対して、弊社の地元である山形県の場合は、「最上早生」、「でわかおり」、「来迎寺在来」などの栽培エリアが決まっていて、そこに新品種「山形BW5号」が加わり慎重に播種計画を進めています。
また、種の供給については、原則「山形県産米改良協会」が原種に近いものを提供するルールとなっています。

弊社が種子提供をする場合は、基本的に山形以外の近県になりますが、それでも行政や農協等と慎重に協議しながら進めていきます。

「夏そば」の種子提供については、まだ山形県においてもルールが確立されていないため、過去の弊社データや昨今の気候変動を考慮しながら、県や農研機構で開発した品種導入も視野に入れて、サポートしていきます。

また、弊社の持っている品種、産地等の知識や需要情報を各地域と共有しながら、サポートしてまいります。


このような感じで「産地との連携」だけで8項目くらいあります。全部は朝礼でお話しできませんが、みなさんと一緒に考えながら進めていきたいのでご協力をお願いします。


それでは今週もよろしくお願いいたします。


いいなと思ったら応援しよう!

この記事が参加している募集