「怒鳴る」と「大きい声」の違い
最初に
今回もあくまで自論で話を進めてまいります。
本題
僕の高校にはよく怒鳴る先生がいます。例えば、クラスで集合しているときに少し緩んだ服装をしていると
「お前!しっかり着ろ!!!」
と大きい声で怒鳴ります。あくまで僕はその時”怒鳴ってるなぁ”と感じていました。まぁ、そんなキレやすい?というのでしょうか。威勢のいい先生なので仕方ないのですがクラスの評判はあまり良くないですが…(笑)
そして先日、友達とその先生の授業の為に移動しているときにこんな会話をしました。
俺「あの先生、すぐ怒鳴るから結構怖いよね~」
友達「あれは怒鳴ってるんじゃないよ。大きい声で語ってるだけ」
このとき、僕には残念ながら理解が出来ませんでした。大きい声で相手に注意することを怒鳴るというのでは?と。その日からその先生を注意深く見ていると、実はめちゃくちゃいい先生なんですよ。でも注意するときはしっかり指摘してくれる先生ということが分かりました。その時点で僕は安心しました。しかし、未だにその先生の指摘は怒鳴るように見えるのです。
僕は怒鳴るとはどういう事なのか。ここに注目しました
怒鳴る:大声で叫ぶ。声高く叱りつける。
つまり、結果的に大きい声で語るのは怒鳴っているということでした。
でも、何か腑に落ちませんでした。(笑)
あくまで僕の感じ方なんですが、怒鳴るというのは一方的な感じがするんですよね。相手の意見を尊重せずに、理不尽に叱りつける。何かそう感じる事があります。きっと中にはそういう意味で使っている人もいると思います。
でも、きっと私個人の感じ方での「怒鳴る」の意味で先生を考察すると、先生の怒鳴るは、ある意味愛情のある怒鳴りなんですよね。
例えば、レポートを出さない奴がいたとすると、普通ならすぐ怒鳴ったりしないで「早く出しなさい。」と注意し、まだ出さなかったらどんどん強くしていったり、点数を低く付けたりとするはずです。なぜなら、そりゃあ先生方も疲れるからですよね。でもその先生は初手から怒鳴ります。それは早めに提出させようとさせるだけではなく、個人でのスケジュール管理を徹底しろ。などという意味もあるのかもしれません。
社会に出て、提出や納品が遅れるなんてご法度ですよね。そういう意識を早く付けさせる。ということかもしれません。
僕が深読みしすぎなのかもしれませんが、これでクラスメイトがビビってても僕だけは安心して授業に受けれます(笑)
結論としては、きっと友達が「大きい声で語る」という言葉を選択したのは「怒鳴る」の意味を僕と同じように一方的な叱りつけという解釈をしていたのではないか。ということです。怒鳴るという根本的な意味は間違ってないですが、先生の怒鳴りは一味違うということ。そして、怒鳴るに悪い意味はないということが分かりました。
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