販売網再編の中で奮闘する代理店
最近、ジャンルを問わず、自動車販売店の系列の再編が行われている。メーカー出資、地元企業出資問わず活発になっている。例えば、大型車を取り扱う三菱ふそうの系列で、地域では有名な存在だった四国機器が四国三菱ふそうとして再出発した。一方、今でも根強い支持を集めて、強力な基盤を誇っているふそうの代理店もある。秋田・山形・新潟で代理店をしている太平興業だ。地域では知らない人はいないぐらい、有名な存在である。それもそのはず、大手運送会社第一貨物の傘下企業であるからだ。この3県では、三菱ふそうといえば太平興業というのが定番中の定番になっている。実際、販売網再編で代理店の方針が変わってしまい、顧客満足が低下した例もある。メーカーは、経営効率化のためにすすめていきたいところなのだろうが、実際の生の声を聞くのが一番いいのではないかと思う。
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