UberがEV導入に向けてGPT-4oベースのQAサービスなどを展開へ
Uberが先日のイベントでEV導入促進プログラムの一環としてGPT-4oを活用したQAチャットボット機能の提供を発表しました。
同社はPF上でのEV導入を強化しており、同時にメンタープログラムなども発表し、ドライバーの不安をまず解消していくことを進めます。
1;UberによるチャットボットQA機能の提供
10/8にUberは[Go-Get(@ロンドン)]でOpenAIをベースに、ドライバーのEVに係る質問を会話方式で回答する機能リリースを発表
Uberは配車/配達PFにEVを投入/導入する取組を続けており、ドライバーの不安にチャットボット対応することに価値を見出している。25年初頭から、GPT-4oを搭載したAIアシスタント(@米国)をリリースする予定。リリース時には[充電場所][購入モデル推奨]など、EVに関する質問に回答するが、将来的には他ユースケースにも統合される可能性がある
ドライバーはアプリのホーム画面からAIアシスタントにアクセスして質問することができ、情報は継続的に更新。Uberは、ドライバーの[ニーズ][居住都市][利用可能補助策]に基づいて、パーソナライズドされた回答も提供できるようになる
広報担当は[ドライバーは最終的にはテキストベースだけでなく、チャットボットとの会話でのQAが可能になる]と語る
現状での対応言語は不明でUberはリリースが近づいたら対応言語を発表する予定(OpenAIはGPT-4oは50以上の言語をサポート)
2;UberのEV導入促進策
UberのAI アシスタントは[EVメンタープログラム]と連動しており、PFでのEV展開の不安解消を行っている。このプログラムでは[EV運転経験x高評価]のドライバーは、EV体験を学びたいドライバーのメンターとなると現金報酬/他インセンティブを獲得できる
今回の[Go-Get]は気候変動/対応をテーマとしており、EV/気候に焦点を当てた発表の一環で行われた。
また、Uber は乗客とドライバーが EVを選択しやすくするいくつかの新機能とアップデートを発表。
例えばUber Greenでは、乗客が180以上の市場でHV車かEVのどちらかを選択できるが、40都市で設定する[EVオプション]をさらに拡大する方針。ニューヨーク/ロサンゼルス/フィラデルフィア/サンフランシスコ/ラスベガス/パリ/オークランドなどで乗客はアプリに好みを登録して、近くにEVがいるときに優先マッチング