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間近に在る、ハジマリは 2022年9月3日

・今日は晴れのち曇り。気温もちょうどよく、少し早いが秋晴れといった感じの天候に、気象に体調左右されやすい真君ことワイも思わずニッコリ。


・今日は「マジカルミライ2022」の東京公演DAY2に参加していた。会場は私が前回参加した大規模イベ、「ニコニコ超会議」と同じ幕張メッセ。第2の約束の地。ボーカロイド好人(すきんちゅ)な参加者の皆さんとイベント10周年のお祝いをしにいった。

・企画展の会場入りをしてすぐに、開催記念パネルやらpiaproの壁、歴代の衣装展示が目に入ってきて、あぁ、あの日画面越しで見ていた風景が目の前にあるんだなぁって、ニコ超初参加ぶりの感動を久しぶりに味わうことができた。もう最高。

・私は今回が初参戦ということもあり、企画展は特に買いたいものとか目的とかナッシングな状態で来たので、とりあえず一通り回ってて、途中でパシャパシャ写真も撮ったりしていた。



・ライブ会場入りまで時間があったので、物販も並んでみた。思ったよりもすっげ~~~時間がかかって、1時間半くらい立ちっぱなしだった。ふと周りの人たちを見てみると、皆さんすごく慣れている様子で、連れ人と話しに花を咲かせに咲かせていて、うわすげ~~~ってなった。練度が違う。私の周りにいた彼ら彼女らは、きっと特殊訓練済み(過去に参加済み)だったのだろう。ワイも次回に向けて精神力と長時間地に立つ力を身に着ける修行をしなければ…..。

・あ、一応こちらが戦利品になります。本当はバッグとか買いたかったけどね~、早いうちに売り切れちまった。直感でいろいろ購入。ご査収。


・そんなこんなしているうちに、昼公演の開場時間が近づいてきた。特にお腹は空いていなかったので、飲み物を飲んで体調を万全にし、いよいよ会場入り。最初の方に向かったこともあり、そんなに並ばずスムーズに入ることができた。

・席は、ライブ会場を正方形に見立てたとき、ちょうど真ん中くらいの通路側の位置。近くに法被を着てペンライトを複数装備した猛者集団がいて、飛び跳ねたりする準備運動を始めていた。「これから暴れまわるぞ!」とおっしゃられていた。「暴れまわるのか….」と、普通に気になってライブ中チラっと見てみたら、本当に暴れてて面白かったです。

・あと、私自身ネタバレはあまり気にしない質ではあるが、初めてのマジミラということでワクワク感をより味わうために、大阪公演が始まったあたりでネットで「マジカルミライ セットリスト」の関連ワードを全部ミュートにしていた。

・待ち時間で、「どんなの来るかな~」って、隣でもワクワク待っている声が。きっと私と同じ境遇だといいな、なんて思って待っていると、ほどなくして会場が暗転。バンドの音が聞こえ始め、ライブスタート!

・ここから先はネタバレを含みます。各自自衛の程、よろしくお願いします。



・トップバッター、「ネクストネスト」。はい、神。もう優勝。3億点。ライブ特有の特大音圧、全身に伝わってくる振動、「浴びる」という感覚が近いようなグルーブ感に乗せた「ネクストネスト」がヤバくないわけがない。ブチ上がりすぎエンターテインメント。速攻で会場に火が付いた感覚がした。

・で、流れに乗ってこの先も….って書こうとしたんだけど、正直、この後の曲群は「ヤバかった」以外の記憶が無い。

・っておい~~~!ってツッコミ入れたい気持ちもわかるんだけど、いやマジで、どの曲もステージを走り、踊り、手を振ってくれるミクさんたちに向けてペンライトを、なんなら頭まで、内なるクソデカ感情のままに振っていたことの体験が濃すぎた。だから、ライブを終えて直後に筆を執っているいまは、総合的に「セトリがヤバすぎた」くらいしかまともに言語化ができないのじゃ….。初参加なので多めに見てください……。

・でも、これじゃあまとまりないし不甲斐ないので、今の状況で、聞いてた当初の感情を思い出せそうな何曲かを抽出する感じで行きましょう。

・まず印象に残ったのはやっぱり、「アンノウンマザーグース」からの「メルト」かなぁ。どちらの曲も、まさか自分が曲に合わせてペンライトを振る側になるとは思っていなかった。特に「メルト」なんか、ボカロを知った小5の頃に狂ったように音楽プレーヤーで聞き、成長してからも何度も何度も過去のマジミラ円盤やライブ映像を見返して、画面越しでずっと一緒にペンライトを振っていた。そんな曲を目の前で見れていることが、何だかとても、じ~んとくるものがあったなぁ。

・あと、歴代マジミラ曲ね。まさか全曲聞けると思ってなかったから大満足。衣装もいっぱい見れて可愛かった~~~。生きているうちに「グリーンライツ・セレナーデ」と「ブレス・ユア・ブレス」と「初音天地開闢神話」をライブで聞きたいと思っての初参加だったので、もう成仏できます。来年は違う曲で成仏したいと思います。

・まぁ印象と言えばラストのラスト、「Blessing」ね。もうね、涙なしには見られんかった。これまでにいっぱい聞いていっぱい泣いたはずなのに、今までとは違う歌のように聞こえた。ボーカロイドが人間賛歌を歌っている。幸せ。というか、たぶんライブの風景がそうさせたんだと思う。会場のみんながきっとボカロ好きで、ボカロに救われた、きっかけになったって人も少なからずいると思う。形は違えど、同じ方向を向いた人が集まった会場に向けて、「ここに集えた奇跡にありがとう」、だよ。あ~~~~~~~~~(クソデカ感情TAKAMARI☆CLIMAXXX!!!!!)


・余韻ともいえる、なかなか引かない体熱を抱えたまま帰路についた。正直、終わったばかりは衝撃が強すぎて今よりも記憶があいまいだったけど、あとになってヤバい体験をしたんだなって、体の疲れや火照りが教えてくれた。あそこで聞いた音楽が、血流となって肉体を流れるかの如く。

・帰りのバスでグッズを見返すと、物販であんだけ並んだ思い出ブーストもかかり、「そっか、こういうのもあってライブグッズってちょっと高いんだな、でもそれ相応の価値がちゃんとあるものなんだな」って、価値観のアップデート、良い再認識ができた。

・きっと私たちはグッズを通して、イベント参加の思い出を買っているんだ。そして、その思い出がわかりやすく形となったアイテムがポジティブなフラッシュバックトリガーとなり、今日も頑張ろうって、前向きに生きる活力ともなる重大な感情をもらうことができると思う。

・あーあ、こうなったからにはこっから先は沼だぞ。来年はバイトをしている状態で来て、たっくさんお金をもってきて、たくさん思い出を残しにこよう。メロスはそう決意した。


・とりあえずはこんなところかな。あとで思い出したら加筆修正するかもしれない。参加した日に書く日記じゃまだまだ熱を語り足りない、そんなイベントに参加できたことに感謝しつつ、今日はぐっすり眠りましょう。明日のDAY3参加の皆さんも全力で楽しんで!

・以上、suzukazeの「マジカルミライ2022」レポでした。来年もよろしく!

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