家族だからって、全て受け入れる必要はない

皆さん、帰省されましたか?

わたしは自分の家族と笑顔で過ごせました!
本当に楽しい時間でした!

…で終われれば最高だったんですが…

聞いて下さい。

要介護になった祖母から暴言を吐かれました。

因みに、元々祖母はプライドがとても高く、人を見下す人です。

曰く、弟は出来が良いけどそれに比べて…だの、よく大学に行けただのという否定的な言葉を投げつけられました。

正直大学は3年間の猛勉強の結果、余裕で受かっていたので、謂れのない言葉だと思いました。
昔は仲が良かったので、結局そういう風に思っていたのかと傷つきましたし。
自分たちの楽しい記憶まで否定された気分でした。

元々言動がキツイ人ではあったのですが、要介護になってから益々それが悪化。
自分はウィットに富んだ皮肉を言っているつもりが、ただの暴言になっているタイプの人です。たまに居ますよね。

家族には「あの言葉は言ってはいけない一言だったと思います。家族だからって何でも許されるわけではない。親しき仲にも礼儀ありという言葉があります。私はもうあの人に会いに行きません」

と真面目に伝えました。
父親も母親も「確かにあの言い方はひどい。孫という立場だし、会いに行かなくてもいい」と言ってくれました。 

ただ、母親はその祖母が自分の親ということもあり、「家族なんだから、ちょっとキツイ言葉をかけられただけで。あの子は嫌だと思ったらすぐ人を切り捨てる。自分も暴言を吐いたら切り捨てられるのだろう」と思ったようです。それに近いニュアンスのことを言われました。

嫌なことを言われても全て受け入れるのが大人ですか? 

嫌なことを言われて頑張って飲み込んだとしても、その人は貴方にまた同じことをします。だって反省してないから。

嫌なことを嫌と言われてすぐ改められる人はそもそも嫌なことなんて言いませんよ。
その性格のまま来てるから開き直るんです。
その感情の処理をしてくれるのはその人じゃない。貴方しかいないんです。

その人が変わることが期待できない以上、距離を置くしかない。
これもある種大人の選択ではないでしょうか。

そもそも、切り捨てることの何がいけないのでしょうか。

線引きは必要です。
家族だからこそ、必要なのです。
この人には何を言っても許されるという甘えが暴言になったりするんです。

この人は怒ったら立ち去ると思われるくらい危機感があるからこそ、関係性を慎重に構築できると思います。

少し話が変わりますが…

よく、親が子供に言いますよね。
拗ねている、と。

拗ねていると思われるのも絶対嫌です。
分かってもらえますでしょうか?

言い合いになったわけでもなく、自分から吹っかけたわけでもないのに、突然謂れのない暴言を吐かれる。

すぐ感情の処理が出来ないまま別の話題に移ってしまい、もうその場では怒れない。
その孤独感、怒りをすぐぶつけられなかった自分に対する憤り。

感じたことがある人も多いのではないでしょうか。

こんな沢山の感情をまるっと一纏めにされ、拗ねている、怒ったたけで感情を片付けないで欲しい。
それは想像力の欠如です。

この話を読んで下さった優しい皆さんはそういうことはないですか?


ないことを祈ります。こんな気持ち、味わわないに越したことはないんです。

もし、家族だからという気持ちで子供を否定的な言葉を投げかけている人、子供に一生消えない傷跡を残します。
そして自己肯定感が低く、幸福を感じにくい子に育ちますよ。
どうか、褒めて褒めて育ててあげてください。


それからもう一つだけ。 自分への戒めも込めて残しておきます。

嫌なことを言われてしまった、と思ったからこそ、自分の言葉一つ一つに気を配り、「貴方がいると楽しくなる」と言われるように努めます!
人にばっかり気を遣わせるのはフェアじゃないから。

話を聞いてくれてありがとう。
貴方に良いことが起こりますように。


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