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練習とイメージ練習
さて、いよいよ実際に体を動かしてプレゼンの練習を行なっていきましょう。大人数を相手にするのです、綿密な準備が後々のあなたを救いますよ。
少人数での”練習”
まずは身内やそれに準ずる人に手伝ってもらいながら練習をしていきましょう。
親しい友人や、家族に手伝ってもらうのが一番あなたの気が楽になるでしょう。練習といっても、相手がいる時点でそれは本番と一緒です。決して手を抜かず、最初から最後までプレゼンを聞いてもらうことが大事です。
実際のプレゼンに比べたら少人数もしくは相手が一人の場合には顔の様子が見えるくらい近くになるかと思います。こちらの顔が見えてしまい少し緊張するかもしれませんが、相手の反応も目の前でみれるチャンスと捉えましょう。あなたがプレゼンの準備の段階で仕込んできたものが、相手にどんなリアクションをさせるのかじっくり観察しましょう。
相手が少人数の時にできるこちらの特権としては、時間に特に縛られずに練習を行えるという点です。といっても冗長になりすぎるのは良くありませんが、ポイントポイントであなたが伝えたいことが伝わってなさそうだったら、手を替え品を替え、多面的に説明を変えてみて、少しでもわかりやすい言葉をその場で探っていきましょう。
その場で出てきた説明は、そのままあなたの表現の引き出しを増やすことにつながりますし、最も反応が良かった説明の仕方を、本番用のネタにしてしまえばいいのです。
練習が終わった後は、大事な見直しタイムです。プレゼンをした相手に、そのプレゼンでの目的を伝え、どのくらい伝わったか、どこが伝わりにくかったかを率直に意見してもらいましょう。本番のプレゼンでのアンケートなどではうわべだけのアンケートがあったりするので、この少人数での見直しタイムはすごく大事です。
さらにその後は、いよいよ本番に向けての”イメージ練習”になります。
イメージ練習
しっかりプレゼン内容が組めて、身近な人にプレゼンを見てもらったなら、後は大人数での本番のプレゼンを想定してイメージトレーニングしていくのみです。
このイメージトレーニングをする際は、できるだけリラックスした静かな環境でするのが望ましいと思います。自分がよくしていたのはお風呂の時間にイメージトレーニングしていました。(ただしのぼせないように気をつけましょう笑)
イメージの中で、あなたは大人数の前で立っている様子をしっかりイメージしましょう。たくさん目を向けられて立っています。あなたは少し緊張するかもしれません、その緊張もイメージの中でトレーニングしてしまいましょう。そうすれば本番で緊張してしまっても「ああ、トレーニングと一緒だ」と、それほど問題にならないでしょう。
そしてイメージトレーニングで最も大事なのは、あなたがプレゼンを行なっている時の聴講者の反応をイメージすることです。あなたがプレゼンした内容、間の取り方、体や手の動き、表情に対して、聴講者はどんな反応を示してくれるでしょうか。どんな反応を示してほしいでしょうか。
少人数の練習の時に帰ってきた反応を元に、詳細にイメージしてみましょう、何回も繰り返し大事な部分のイメージトレーニングを繰り返して、自分が理想とする場をトレーニングしましょう。
何回も繰り返し試行してみたそのプレゼンは、きっと本番でもうまくいってくれることと思います。結構外れてしまうこともありますが、その辺もイメージトレーニングして、そんな場合はこうやってフォローしよう。とまで考えておけばフォローができるはずです。
今のあなたならできるはずですので、安心してイメージトレーニングを深めてください。
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