無題2

プレゼンをする目的をはっきりさせる

なんのために相手を説得するのでしょう?

あなたはなんのためにプレゼンをするのでしょう?

その「なんのため」の部分がプレゼンをする「目的」となります。
何をするにあたっても目的を明確にすることはとても大事なことです。プレゼンをするにあたってもそれはとても大事です。目的がぶれてしまっては、ただ人の前で喋るだけの時間になってしまいます。

それは大きな損失です。

自分の時間だけ失うならまだただの暇つぶしで済みますが、相手の時間も使っているということを念頭におけば、いかに「なんのために」=「目的」をはっきりさせてその場を有意義にすることが大事かわかるかと思います。

さらに噛み砕いてみましょう。「なんのために」そして「相手がいる」ということから、「その相手に何をして欲しいのか」をはっきりさせてみましょう。

例えば一つ前の項であげた芸人さんなら、目的は「相手を笑わすため」とか「幸せになってもらうため」とか「楽しい時間をすごしてもらうため」とか、そういったことになるかと思います。

もう一例あげさせていただくならば、私が学生指揮者をやっていた頃の例をあげさせていただきます。私がいた団では、主に学生指揮者が練習で前に立って、練習をリードします。つまり、プレゼンするのです。練習ごとに扱う曲が違ったり、曲の進行度においても、その日のアンサンブル(=練習)における目的は変わってきます。ただ、活動全体をみた時の最大の目的をあげるとするならば。

「みんなで曲を歌うことを上手くなる」これが最大の目的です。

このように、自分のプレゼンをする上で大事なのは、以下のようにも言いかえれます。

プレゼン前後で相手にどう変わっていて欲しいのか

ということをはっきりとさせることでもあります。
気持ちを変える、考えを変える、テーマについて考えてもらう、手を動かしてもらう、自分のプレゼンによって、相手がそのまま過ごしていては経験しなかったような経験をさせてあげる。このようにプレゼンができると、そのプレゼンには一気に付加価値が付き、意味があるプレゼン=つまり良いプレゼンになります。

喋り方とか、姿勢とか、暗記するとか、色々小手先のテクニックはプレゼンにはつきものですが、やはり目的がブレていると一瞬でそのプレゼンがイマイチであることがバレます。
途中からプレゼンの目的を見出して、組み立てようとしてもやはり綻びが出てしまいます。
大事なのは一番最初にプレゼンをして相手にどうなって欲しいかの目的をはっきりとさせること。紙に書き出してしまっても構いません。その目的からブレないようにこれからプレゼンを組み立てていきましょう。

それでは今日はこの辺で。またお会いしましょう。

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すずてん
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