ジェンダーバイアスの除去は目的か手段か
※あくまで一個人の意見です
こんにちは鈴鹿です。
レイプって本当に最低な行為で許されるべきではないですよね。
この文章を読んで、Wikipediaでいう「強姦」の文字と、Wikipediaで書かれている
”典型的には男性が強制的に女性を犯す事” （Wikipediaより）
が浮かんだ方は、それなりにジェンダーバイアスを持っていると思っていいと思います。というか日本に住んでいたら大抵はそうなると思います。
歴史的に見ても男尊女卑の社会であった事や、そもそも文字に「強姦」という文字を使って、今でも慣例的に使ってる時点で仕方ないと思います。
では、レイプをしてきた男性（集団としての”男性”）が悪いのでしょうか？
ここで大事なのは、レイプをするのは男性だけでなく女性もするという事実、同じくWikipediaでは以下のように書かれています。
”一般に相手の意志に反し、暴力や脅迫、相手の心神喪失などに乗じ強要し人に対し性行為を行うこと” （Wikipediaより）
レイプをした男性（個人としての”男性”）が悪いということは火を見るより明らかです。それは置いておいて、やはり悪いのはレイプ自体かと思います。
私の知り合いの男性に、同性にレイプをされてトラウマになってしまった知り合いがいます。本当に最低で許されざるべき行為です。
こういった例に限らず、ジェンダーバイアスを巧みに使った男性や女性への攻撃、食事や宗教など、集団への攻撃が全世界で広がってきているように思えます。
ツイッターなどで流れてきた文字やInstagramやnoteなど、タイムラインに流れてきた主張を、その目的も理解しないまま、聞こえがいいので拡散などしてませんでしょうか。その行為、発信者の悪巧みを加担していないでしょうか、いいように利用されていないでしょうか。少しだけ考えてみてください。
#Kutooの投稿でも賛否両論 、議論されているようです。事の発端はある女性のハイヒールへの反対。おそらく女性の主張はジェンダーバイアスを除去、つまり「女性はハイヒールを履くべき」という固定観念を除去したいのだろうと思っています（ご本人様に確認していないのでおそらくという言葉をつけさせてもらいました）
ここで大事なのは、この主張の目的は、ジェンダーバイアスの除去だという事。それのみです。（・・・のはずです）
この件に関していろんな議論をはたから見てますが、どうしても議論の趣旨がずれているように見えます。
「女性のハイヒールが綺麗だと思う男性が悪い」だとか「ハイヒールは女性が社会進出を勝ち取った証なのだ」とか、論外だと思います。
繰り返しますがジェンダーバイアスの除去が”目的”なんですよ。
ジェンダーバイアスの除去を”手段”として特定の集団を攻撃することを目的にしてはいけないんですよ。
「女性はハイヒールを履くべき」という固定観念の除去
#Kutooについては僕は賛否どちらもあり得ると思いますよ。
そんな固定観念は機能的でなく人間の健康的にも悪いので賛成。いいと思います。
そもそも「女性はハイヒールを履くべき」という固定観念はどこまで通じるのか、そもそもそんな固定観念なんてないのでは。という否定派。いいと思います。
どちらも理にかなってますよね、まぁ深い議論は他の一部の方もしっかりなさっていると思われるのでそちらにお任せします。
とにかく今回言いたかったのは、それが目的なの？それ手段じゃない？
ということが今この世にあふれているということ。手段を目的化した方が分かりやすいので、感情を逆撫でしやすく扇動しやすいんですよね。
みなさんも拡散する前にふと、立ち止まってその文章をよく読んでみてください。ネットリテラシーよく、賢く使って便利なネットで。
ではでは。
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