第25回関東大会!グッドスマイル賞!!
2023.6.18
関東大会に出場してきました!更新がかなり遅れてしまいました😭
ジャニアスターと混成部門で各1チームずつ出場し、混成部門はグッドスマイル賞をいただくことができました😊🏆
動画は最後にリンクを貼っておきますので、よかったらご覧ください!
ジュニアスターの演技
今回は両チームともに、練習スケジュールの関係で前回子ども大会の構成を元にメンバー編成を変更し、大会に臨みました。
ジュニアスターは
前回は低学年ルール使用でしたが、高学年ルールが使用でき、スタンツの難度がグッと上がりました。
本番は1台失敗してしまったのですが、フルアップエレベーターにもチャレンジしました。
その練習動画がプチバズりしているので、貼っておきます笑
タンブリングも前回よりも難しい技にチャレンジし、ひとりひとりの成長が感じられました。
混成部門の演技
こちらも子ども大会から引き続きダンス等は変えずに臨みました。
ただ、スタンツの難度と単技の難度は高めの構成にしました。
フラつきやお手つきはあったものの、なんとか成功させてくれました。
前回まではレベル別にスタンツの難度を変えていたのですが、今回は全員で同じ難度に揃えてチャレンジしました。
その中で何度もメンバーチェンジを行ったり、練習方法を変えたり、時にチームの空気が悪くなることもありつつ、みんなで考えて話し合い、乗り越えて頑張ってくれました。
高校生の存在
混成部門に出場するのはモンスターズ初めての試みです。ジュニアチームに高校生が所属することが認められており、小中学生とミックスで出場しました。
6〜7年前までは中学生すら残ってくれる環境を作るのが難しかったチームでした。
それが今や高校生まで残ってくれます。
別のチームに所属しながらも、モンスターズの練習に通ってくれる子もいます。
本当に本当に嬉しいです。本人が私の元でまだ学べることがあると判断してくれたのも嬉しいですし、高校生の忙しい生活でもサポートすると決めてくださったご家族の皆様にも感謝の気持ちでいっぱいです。
まだまだ環境づくりは完璧ではありません。
中学生の部活動や勉強との両立、高校生は勉強との両立はもちろん出場部門選択の課題があります。
群馬県は高校生まで、
そして大学生以上がチアを続けられる環境が本当に少ないと実感しております。
私が群馬県でチアリーディングに携わることで、
少しでも選択肢が広がるように今後も頑張っていきたいです。
今後の部門展開
日本チアリーディング協会は年齢で部門分けしているのではなく、教育機関の学年分けになぞらえて部門分けしています。
私は、それぞれの技術や精神成熟度によってレベル分けして、個人の能力に合ったチームで成長してもらうことが重要だと考えています。
それは、年齢だけで考えることはできないと思っています。
そのため、競技部門に出場できる人数が揃っていても、フリーで組み方を変えられるエキシビションに出場しています。
賛否両論はあるのは存じておりますし、協会からはなるべく競技に出場するように!と通達もあります。
ですが、現場の実情はそうはいきません。
チアリーディング歴の差や、心身の発達速度もバラバラ、ご家庭のお考えも千差万別、生まれ持った特性も様々です。
チームの所属人数、部活動のウエイトの地域差、練習場所を見つけることの困難さ、指導者の不足。
たくさんの課題があります。
私はこのように発信することや、
必要であれば、選択していくことで
今後のチアリーディングの発展に貢献できるようにしたいです。
この10年で部門も様々変わりました。
ですから、きっとこの先もきっとよりよい部門展開がされていくと期待しています。
賞をいただくことの難しさ
今回グッドスマイル賞をいただくことができて、私はとっても嬉しかったんです。みんなの頑張りが認められた!演技の楽しさが伝わったんだ!と思いました。
でも肝心の選手はあんまり喜んでなかったんですね。
子どもたちが認めてほしかったのは、
演技内容の技術や工夫、完成度であり、
基礎的な項目であるスマイルではなかったからだと思います。
失敗したなと
すぐに反省しました。
前回の子ども大会で、たくさんの人の心を動かした演技。心に残る演技ができた!と自他共に認め合いました。ですが、
賞がとれなかった
子どもたちを悲しませてしまった。
だからこそ、子どもたちに、あまり賞を取ることの難しさやありがたさを伝えてなかったんですね。賞のことばかり考えて、賞のために演技をしてほしくなかったからです。
もっと私が
どんな賞であれ、ノーミスが出さなきゃもらえないし、いただくことはとっても難しいことで、
他のチームも受賞するために本気で挑んでくるよ!!
そう伝えればよかったと
反省しました。
そうしたら、もっともっとみんなが喜んでくれたかもしれません。
いい演技ができたのに賞が貰えなかった時、
またみんなが悲しむんじゃないかと
恐れてしまったのが原因です。
重要なのは結果か、過程か
もちろん、これからも入賞や得点アップを目指してみんなで頑張っていきます。
ですが、子どもたちのチア人生の大半は
当日の数時間ではなく
練習の何千時間です。
当日上手くいくように練習する。
素晴らしい演技になるように練習する。のはもちろんですが、だからといって必ずしも練習は苦しいものでなくてよいはずです。
厳しい指導者の元で苦しい練習をしたチームだけが、心を動かす演技ができるのか。
もちろん、苦しい練習を乗り越えての演技にも価値はあります。
それでも私は
楽しく練習してほしい。
褒められて嬉しい、仲間とチャレンジできて楽しい、新しい技ができて嬉しい、応援し合えて気分が乗る、休み時間友だちとくだらない話をして楽しい。
上手くいかず、子どもたちに辛い思いや悲しい思いをさせてしまうこともあります。
その時は一緒に成長したい、寄り添える指導者になりたい。
自分の人生を振り返ってみれば、小学校高学年くらいから、
過程よりも結果を求められてきたような気がします。無駄な労力をかけず、最短距離で課題をクリアする人こそが優秀だと。
間違いではないと思いますし、
めんどくさがりな自分はその能力の高さだけでここまで生きてきました笑
ただ、それは様々な挑戦を経てたくさんの経験をした大人にだけ言えることのような気がします。
子どもたちにとっては
結果も過程も両方大切で、
周りの大人が結果ばかり認めて、過程を認めてあげないと、今後挑戦したいという気持ちが芽生えないと思うんです。何事にも。
だから私は
失敗の時も、
「いい失敗だね!!」と褒め称えます。
これを読んでいる教え子たちは
すずか先生よく言ってたわーと懐かしい気持ちになってくれていることでしょう笑
どんな人になるかな?
楽しい練習にしてほしい、と言ったものの
子どもたち同士の人間関係や、一人ひとりの家庭の状況、学校や周りを作る環境は
私にはどうにもなりません。
トラブルはゼロにはできませんし、
モンスターズに行くのが苦しいと、時に思ってしまう場面もあると思います。
それでも、
子どもたちと共に過ごせる毎週の10時間は、
楽しんでもらうことを諦めたくないです。
子どもの人生においてはたったの0.005%程度の時間ですが、
どんな大人になるかを左右する重要な期間です。
本気で取り組む
目標のために、何をどんなふうに練習すればいいか
考える、発信する、受け取る
1人1人が楽しく取り組むために
どんなアクションを起こせばいいか考える
自分が楽しむために、どんな行動を選択すればいいか
これは、選手だけでなく、私の課題でもあります。
モンスターズの活動を通してどんな人になるのか、一人一人の未来が楽しみです。
最後に動画を添付しておきます!
よかったらご覧ください。
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