ウチの旦那さんは家事に向いていないかもしれない

先に断っておきますが、
ウチの旦那さんは、家事も育児も積極的にしてくれます。

ご飯を作るのだけは苦手ですが、
朝出勤する前に洗濯物を干してくれたり、ごみ捨ててくれたり
お風呂に最後に入ったら掃除して出てきてくれます。
私が風邪を引いてダウンしたときも、私は一切なにもせずとも
家事と子供の面倒を一日こなしてくれました。
とっても有難いなぁと、感謝する日々です。

ただ、図々しくもその善行をすべて棚の上に上げて、横によけて、
端に寄せて、見えないようにしたうえで、小さい声で言わせてください。

ちょっっっっと惜しい
ちょっっっっと足りない
と思ってしまう事が多々あるんです。

別にそれらを重箱の隅を突くように、毎回注意したりはしませんが
(そんなことしてなにもされなくなっちゃったら困る)
「なんでこうなるんだ??」
みたいなことが多いです。

で、思ったのが
やっぱり「家事をするには向き不向きがある」ということです。
性格差、習慣差、清潔感差etc.様々なところから来ると思うのですが
やっぱり「家事するのに向いている人」と「そうでない人」っていると感じます。完全に自分勝手な主観ですけど。

念のためもう一度言っておきますが
旦那は家事育児してくれていて、感謝もしています。(重要)

ただ、「旦那は家事に向いていないんだろうなぁ」と
私が感じた点をいくつか紹介させてください。

1.最後の一ミリが足りない


ウチでは良く旦那のことを「99%の男」と呼んでいます(私だけ)。
あとひと手間で完璧に終わるのに、
その最後のひと手間を忘れてしまうのです。
例えば、
・お風呂に入りお風呂掃除まで完璧にしてくれたのに、
 バスマットが敷きっぱなしになっている(ハンガーに干して)
・食器洗って、シンクも掃除して、テーブルも拭いてくれて、
 台ふきを洗うところまでしたのに、
 最後絞ってそのままの形になっている(どっかに干して)
・洗濯物取り込んで、畳むところまでしてくれたのに、
 ハンガーはそのまま放置(あるべき場所に返して)
・掃除機かけてくれたのに、掃除機はその場に放置
などなど・・・・

どれもやってくれることは大変助かるし、有難いんです。
でも、なぜか最後のひと手間が抜けてしまうんですよね…
その様子を見てしまうと、せっかくやってもらったことも
最後修正を加えないといけない形になってしまうので、
「99%まで完璧に出来るけど、残り1%がなぜか抜け落ちる男」
で「99%の男」と愛情をこめて呼ぶようになりました。

この最後の1%って結構重要で、
これが残ってしまうと結局家の中って片付かないんですよ。
まっさら綺麗な状態にするまでが、ひとつの家事なんですが
旦那はどうも目の前のことに集中するというか、
後ろを振り返らないというか、
ちょっと最後に振り返ったり、見まわしたりすれば気づけることに
気づけずに、次の行動に移ってしまうキライがあり、
「この目線の狭さは家事にはむいてないなぁ」と思っちゃう瞬間です。


2.汚いから掃除する、という意識


掃除が得意な人とか、好きな人とかの掃除の基準て
「綺麗な状態を保つ」ってとこにあると感じます。
ゴミやホコリやモノが無い状態を保つために掃除するから
いつでも綺麗な部屋や家が保たれているんじゃないかな~と。

対して、掃除が苦手とか、得意じゃない人の掃除の基準て
「汚くなったから、掃除する」って意識なんじゃないかな、と感じます。
汚いと感じてから掃除を開始するので、
それまでは当然部屋は騒然としていますよね。
で、汚くなってからする掃除なんでするもの大変…みたいな。

旦那は、多分後者です。(間違っていたら大変失礼極まりない)
日頃から欠かさず掃除するというより、
「なんかココ汚い」と感じたら
突然掃除を始めます。(それも有難くはあります)
そして、物持ちが良い。部屋は物で溢れています。
あんまり余計なものをすぐ処分しようとする性分ではないです。
なのでウチの旦那さんに掃除を任せたら、家中物が捨てられなくなり、
あまり掃除もせず、ゴチャゴチャっとした感じになるんだろうなぁと思ってしまいます。


3.おせっかい焼きでない


お母さんって、だいたいおせっかい焼きですよね。笑
頼んでもいないのに、アレコレ聞いてきたり、アレコレ用意したり、
勝手に部屋掃除したり、勝手に布団を冬用に替えてたり。

でもそういうおせっかい焼きがあるから
快適に過ごせていると思うのです。
(もちろん度が過ぎると困りますが)

ウチの旦那さんはそういう世話を焼くタイプではありません。
優しので、こちらが要求すれば色々してくれますが
「○○してあげよっか??」的な
「○○しておいてあげたよ」的な
聞きようによっては恩着せがましく聞こえるような、
そういう発言や行動はありません。
それが旦那さんなりの優しさなのですが
「家事」「家の中で家族のアレコレをする」という観点から言うと
その一歩引いた優しさでは足りなくなってしまう部分が出てる気がします。

多分誰も気が付いてないけど、
みんなが健康で快適に過ごせるようにやってることって
家事をされている方なら、ひとつやふたつあると思います。
そういうある種おせっかい焼きみたいな所が
多少なりともある人の方が、家事には向いているのかなぁと感じます。


別に私が上記の全てを網羅していて、
完璧に家事をこなしている人だとは思いません。
どこかで必ず、旦那さんに知らず知らず助けてもらっていると思います。
ただ「家事に向いていなさそうな旦那さんが頑張ってるの可愛いなぁ」
と思えるように、今回家事に向いていなさそうな旦那さんのポイントを
上げてみました。小さい声で。

それでもやっぱり「ちょっと足りない」はこちらもストレスなので
それとなく、ふんわりと、やんわりと伝えて
少しずつ「家事に向いている旦那さん」に仕立て上げたいと思います。

最後までお読みいただきありがとうございました。

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