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改めて、noteで日記を書こうと思う
noteを始めてから約半年が経過した。
「日常を題材にゆるい日記的な文章を書き、それを有料で販売してお金を稼ごう」という目的でnoteを始めてみたのだけど、この半年間、その目的通りにはまったく書けておらず、低頻度に気まぐれに、たまの気分転換に書きたいことを書いているばかりであった。
本を書いたり、本の宣伝活動(Xでポスト等)で忙しくてnoteまで手が回らなかった、というのが理由の1つではある。
もう1つの理由としては、noteを開始した翌日ぐらいに速攻で「日常を題材にしたゆるい日記的な文章なんぞに有料の価値はないよなあ」と手の平を返してやる気を失った、というのもある。僕はスーパー気まぐれなのだ。どこかへ出かけようと思い、準備を開始して5秒で「やっぱりいいや」とよくなる。
ただ、有料販売によるお金稼ぎは置いといても、ゆるい日常的な文章、具体的には日記を書いて発表していく活動をしたくなったので、今日から改めて、noteで日記を書いていこうと思う。
なぜ日記を書いて発表したくなったのか。それも書いていく。
まず前提として、今の僕の日常は、ほとんど毎日朝から夕方まで本を書いている。その執筆生活は充足はするものの、一方で、とっても疲れるのだ。本を書いているときは、頭の中だけではなく自分の存在そのものが本の世界に入り込んでしまっている。そこから再び現在のこの現実へと存在場所を切り替えて、日常を再開するのにひどく気力を要する。ざっくりで言えば本の執筆後、2時間ぐらいは抜け殻みたいにぼんやりしてしまっている。現実世界における浮遊感が抜けきらない感覚がある。
その抜け殻時間がもったいない。もっとスパッと、一瞬で本の中からこの現実へと僕の存在を戻したい。その手段として何がある? もちろん日記である。日記とはつまり今日のこの現実を書くことであるのだから、つまり日記を書けば強制的にスパッと戻ってこれるはずだ。
とはいえ、毎日はおそらく書かない、というか書けない。変わり映えのしない暮らしを毎日しているので、毎日書こうとしたらコピペみたいな記事を量産しかねないし、億劫になってすぐやめてしまいかねない。無理ない範囲で継続したい。
僕は自分の外部の世界より内部の世界に生きている時間のほうがだいぶ長い内省気質の塊みたいな存在なので、日記と称しながら、早々に「その日の思考メモ」みたいな状態になる未来が容易に想像できてしまうのだけど、まあ、書けることを高頻度にどんどん書いていきたい。
半年ぐらい掛けて全力で作る1つのパッケージを本としたら、noteはその本を書いた人間のありのままの生態、という感じだ。そういうものに興味のある世の何人かにとって、楽しい読み物を提供できればと思う。