北海道旅行⑦〜サミット!?いえいえ、温泉巡り〜
洞爺湖と聞いて、皆さん何を思い浮かべますか?
『洞爺湖サミット』が1番有名どころでしょうか。
マンガを読む人だと『銀魂』の銀さんの木刀っていう人もいるかもしれません。
ここ洞爺湖に温泉街があり、良質な温泉を堪能することができるのです。
雨が降ってきて、外での観光が難しくなった時の技の1つ。
「秘技、温泉街に連泊する」です。
「いやいや、温泉旅館って高いじゃないですか」
なんて声が聞こえてきそうですが、そこも裏技を使いましょう。
安くて温泉も最高なのが1番ですが、泊まるところはビジネスくらいの価格かゲストハウスにして、日帰り入浴で高級旅館の温泉に入る。
というのが、私のいつもの方法です。
今回はビジネス価格でいいお宿があったので、そこに宿泊。
そうそう、前回の記事の後、登別温泉にも行きました。
登別温泉は高いところで2200円以上、安いところで450円とかなり開きがあります。
登別は温泉のデパートというくらい、色んな温質の湯があり、高いところは種類も豊富。
しかーし。
『夢元さぎり湯』という450円の銭湯が超オススメです。
シャンプー等洗うものはないですが、2つの温泉が楽しめるし、中がきれいでおまけにバス停が近い!!
コスパ最強の湯でした。
さて、話は戻って洞爺湖温泉。
こちらは湯冷めしにくく、じんわり温かくなっていく感じ。
私の泊まった宿では、ハスカップティーがウェルカムドリンクとして振る舞われていて、湯上がりにそれを飲むのが最高でした。
天気がよければ、花火が毎日上がる期間があるそうですが、あいにくの悪天候で中止。
なにせ、洞爺湖が波打って、スワンボートがぶつかり合うほどの強風。
9月といえど、やはり北海道。
夜はセーターを着込んでも震える寒さ。
こんな日は、温かいものを食べたくなります。
そこで、名店『望羊蹄』さんへ。
超人気店の為、名前を書いてから30分外で待つことに。
いやいや凍えちゃう!
そこで、街に点在している無料足湯へ移動。
ほっこり温まりながら待つこと10分、すぐに電話が来てお店に入れることに。
店のドアを開けると、雪山でロッジを見つけた時のような安心感が。
店内は歴史ある建物で、とても趣きがあり居心地がいい。
名物の『ハンバーグステーキ』を頼んでしばらくすると、熱々の鉄板に乗ったハンバーグが湯気を上げながらやってきた。
見た目も美味しそう。
ひと口食べればどこか懐かしいような、甘味と酸味と色んな味が絡まり合う。
デミグラスソースが口の中で広がる幸福。
素敵な店員さんのお話によると、ずっと継ぎ足しで作っているソースで、季節によって入れるものを変えているそう。
あっという間に食べてしまった。
「うちのメニューは全部美味しいですからね、何回でもいらして、全部食べてみてください」
そう言って笑った従業員さんが素敵で
このお店が長く愛されているのがわかる。
温泉と美味しい食べ物を満喫して、フカフカのお布団で寝る。
あ〜幸せだなぁ。と感じながら早めの眠りについた。
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