うずめ劇場「ニッポン人は亡命する――決して福井県の『明日のハナコ』事件に取材したわけではない喜劇――」は東京シアターΧ(カイ)で上演中!
場内熱気むんむんで上演がつづいています。
鈴江は24日昼の回、25日昼の回夜の回、26日昼の回のアフタートークに登壇。
玉村徹先生は25日昼の回、夜の回にアフタートークにご一緒しました。
演出家のペーターゲスナー氏は、現実社会と芸術を結ぶ仕事をするんだ、という気合をアフタートークでも示してくれています。会場からも学生や壮年の方、熱を感じる質問や感想が発せられていて、私は舞台上で緊張し、圧倒される思いでおります。
アフタートークがどんな顔ぶれだったかというと、……
◆24日昼……北原みのりさん(物書き・有限会社アジュマ代表)、
玉井夕海さん(渋さ知らズ)、
ペーターゲスナーさん、
鈴江
◆25日昼……金平茂紀さん(ジャーナリスト、TBS報道局記者・キャスター・ディレクター)
玉村徹さん(『明日のハナコ』作者)、
ペーターゲスナーさん、
鈴江
◆25日夜……村井華代さん(共立女子大学教授)
玉村徹さん(『明日のハナコ』作者)、
ペーターゲスナーさん、
鈴江
◆26日昼……みっつん(ふたりぱぱ)、
林周一(風煉ダンス)、
ペーター・ゲスナーさん、
鈴江
もうどれだけ盛りだくさんの人が盛りだくさんの思いを交流したか、このリストだけ見てもわかる、ってなものだ。
けっして取材したわけではない福井県の『明日のハナコ』事件について、この事件を取り巻く日本社会の状況について、そして実際に現場を体験した生のエピソードについて、アフタートークでは「もう終わろう。予定は過ぎた。終わろう」と一生懸命客席の最後列で合図してくれる舞台監督の努力をふりきって、壇上は客席は、語りまくったのだ。
これから日曜3時の回。このステージが東京では最終だが、もうチケットは売り止めだという。本番の日が重なるごとに、会場に詰めかける人が列をなし……皆さん落ち着いて。落ち着いていきましょう。
最後のステージが楽しみだ。
ちなみに、大阪公演、北九州公演もチケットは完売、満席だとのこと。
けっして取材したわけではない『明日のハナコ』事件から私たちは何を考えるのか。まだまだ、続くのだ。