かつてアイドルだった人間の、たったひとつの思い出
初めまして。みなとと申します。この記事は12月19日公開予定ですが、12月18日に書いているため突貫工事で仕上がったものになります。読みにくい点や誤字脱字などあるかと思いますが、何卒ご了承ください。
加えて、この記事のほとんどは懐古と思い出でできています。合わせてご承知おきください。
こちらの記事で参加させていただいたラブライブコピユニアドカレ2023には、知見を得られる記事だとか、現在進行形でコピユニに関わっていらっしゃる方の記事がたくさんあります。ぜひご覧ください。リンク下記です。
何者ですか?
当たり前ですよね。私は2023年時点で、特定のコピユニサークル等に所属しているわけではありません。おそらくアドカレに登録している方の中ですら、私の名前を見てあの子ね〜となる方はほとんどいないでしょう。
名前 みなと
コピユニ参加歴 1回/2019年
担当アイドル μ's/星空凛ちゃん
これだけです。現在はただの一般通過オタクくんとしてひっそりと生きています。
なんで書こうと思ったのか
上記のコピユニに参加した当時の先輩とお話しする機会があり、ぽろっと口から「あの時がいちばん楽しかったな」と自分で言ったことがきっかけといえばきっかけかもしれません。ほぼその界隈から卒業してしまった手前迷う部分もありましたが、少しでも賑やかしになればと思います。
本題① 参加するまでの経緯
2019年に参加したコピユニですが、まず私が入った経緯としては2018年に遡ります。2018年はAqoursのコピユニが文化祭で発表なさる年で、そこに仲良くさせていただいていた先輩が何人かご出演なさっていたため、「コール隊」と呼ばれるルミカライトを振って応援する人としてお手伝いをしていました。
体育館で見上げたステージに立つ先輩方は私の握りしめたルミカよりずっと輝いているように見えて、演者をやっていた先輩に「来年もやるようだったらぜひお手伝いさせてください!」と伝えたのを覚えています。
そして翌2019年、私は有難いことに文化祭に出演するコピユニ団体に演者として参加させていただくことになりました。演者として?
今年もやるならコール隊入りますね〜とお声掛けしたら演者でどうだ?みたいなお話をいただいた、とかだった気がするのですが、文字として残っているわけではないのであまり信憑性は高くないです。ともあれ私はあの日心を奪われたステージに、大好きな凛ちゃんという役を羽織って立つことになりました。
本題② 本番までの期間について
とはいえ2019年夏はかなり忙しかった記憶があり、パッと思い出せるだけでも
部活①の団体代表(部長) 印刷所に原稿を出す
部活①の原稿
部活②の原稿
文化祭実行委員 ほぼ毎日学校にいる
コピユニ
を並行していたので、振り入れはもっぱら家で自主練という形でした。忙しいのはほかのメンバーも同様で、特に受験勉強と同時進行で参加していた当時3年生の先輩方は相当の負担だったと思います。
OBOGの先輩方がなかなか全員揃わないメンバーの代わりに立ち位置確認に付き合ってくださったり、俯瞰で見てアドバイスをくださったりしたこともありました。コピユニにも縦の繋がりってあるんだ……すごいな……と思うとともに、本当に心強かったのを覚えています。
練習の話で言うと、メンバーがある程度揃った時にやった筋トレを家でもやろう!と思ったのですが何回を何セットやったかをぼんやりしか覚えておらず、とりあえずこれくらいかな〜と思って家でしていた回数が本来の2倍ぐらいだったこともありました。凛ちゃん役としてはまあ、結果として悪くはなかったんじゃないでしょうか。と信じたい。
本番まで残り2日になると、近所の公民館のスペースを借りて全員での練習が入りました。私は前述の通り文化祭の実行委員でもあり、学校に生徒が残っていないかの見回りの仕事があったので合流は一番最後です。時間は夜の8時前、みんなより遅れているのにこんな有様で大丈夫かな、という不安で走って向かったのを思い出します。
当時の私はみんなのいる練習場所に合流するところを動画に撮っていました。来たことにすぐ気づいて手を振ってくれる希ちゃんと絵里ちゃん、動画を見ながら振りを確認するストイックな真姫ちゃんとにこちゃん、1曲通して振り確認が終わってから声をかけてくれる頑張り屋さんの穂乃果ちゃん花陽ちゃん、衣装とウィッグの確認を中断して顔を上げてくれることりちゃんと海未ちゃん。それぞれ違って、あったかくて大好きなメンバーでした。
本題③ 本番〜その後について
本番はもう「笑顔でいる」「振りを間違えない」のふたつに必死で正直それしか記憶にないのですが、「夏だけどやりたい」とセットリストの最後に入れたSnow halationのラスサビで見た景色のことはずっと忘れないと思います。あのオレンジ色の海に向かって手を伸ばした穂乃果ちゃんの後ろ姿は今も鮮明に思い出せます。間違いなくあの舞台が、私の高校生活の頂点でした。
その後ラブライブコピユニ団体の代表をやることになりそうだったのですがコロナ禍で流れ、結局私にできたのは引き継ぎ資料を下の代に残すことだけでした。正直悔しかったです。卒業後に母校でもう一度コピユニ団体が起こったと知った時も、嬉しさが先に来たものの少しだけ羨ましさのような気持ちはありました。私ももう一回くらいやりたかったな〜……。
私が入学した大学にはコピユニサークルは特になく、かといって自分でゼロから立ち上げる勇気もなくて、そうして私がコピユニ界隈と呼ばれるものから離れてから早いもので4年が経ちました。怖すぎる。
今の私にできるのはX(旧Twitter)で諸先輩方のご活躍を目にして、眩しいな、キラキラしてるな、と思うことばかりです。そもそもラブライブって5ブランドくらいあるんですね今……。
さいごに
長々書いてしまいました。ここまで読んでくださった方はそう多くないでしょう。いらっしゃればありがとうございます。
コピユニ、楽しかったです。今思い返してみれば、当時の私はウィッグセットも下手で、振りも「凛ちゃんっぽさ」の再現までには至らず、足りないところもたくさんあったでしょう。それでもみんなで形のないものを作り上げて、誰かに楽しんでもらおうとしたあの期間は私の宝物になりました。スクールアイドルを見てワクワクをもらった私は、スクールアイドルになって、もっと楽しい夏を過ごすことができました。
スクールアイドルになるってすごいことですね。今もコピユニ団体に何かしらの形で関わっている方々には本当に、尊敬の気持ちでいっぱいです。みなさんもまた夢や目標を追いながらも、誰かの夢を作っているのだと思います。お体と本業とのバランスを大切に、これからも頑張ってください。応援しています。
今度どこかの団体さんを見られる機会があったら行こうかな。ただのファンだった私が目を奪われた場所で輝く方々は、かつてスクールアイドルだった私も虜にしてくれることでしょう。
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