スローライフ 小満~初候 『蚕起きて桑を食う(かいこおきてくわをくう)』私は残念ながら蚕を見たことがありません…
小満
陽気がよくなり、草木や虫、動物たちそして人も成長し、輝きを見せて くれる季節です。
果物のきれいな花の後、小さな実をつけ始めました。
初候『蚕起きて桑を食う』
かいこおきてくわをくう (新暦では5月20日~5月25日ごろ)
「どどめ」は西関東のことばです。
関東地方はかつて養蚕が盛んで、餌の桑が多く栽培されていました。
絹の糸を作り出す繭は昔から大切にされてきて、関東方言では蚕を敬って「おこさま(お蚕様)」、東北地方では「おしらさま」と呼んでいました。
桑畑は多摩地域から埼玉・群馬にかけて、「くわばら(桑原)」と呼ばれています。
どどめは、甘くおいしい実です。
子どももそして、私も大好き、口のまわりや手を紫色にして自分たちでとって食べます。
子ども達にとって、嬉しく、美味しい季節です。
旬の花 カタバミ
道端に咲いている小さな花です。
野原にも一面に咲いていました。
やさしげな花で、食用にもなるようです。
子ども達がままごと遊びに使って、見た目にもきれいなご馳走ができていきます。
旬の虫 てんとうむし
野原に行くとここにもあそこにも可愛いてんとう虫がいます。
幼虫は細長いのに成虫は丸いんですね。
背中に七つの斑点があるのがななほしてんとう
幸運を呼ぶ力が強いと言われています。
黒いてんとう虫で、赤い星が二つ付いているのがなみてんとうです。
こんな小さな虫が保育園の子ども達にとっては大事な虫のお友達です。
旬の鳥 つばめ
学童の窓ををお菊あけて、さわやかな風をお部屋に入れていたら、ツバメも一緒に入ってきました。
長い羽根ですね。なるほど、燕尾服とはよく言ったものですね。
ちいさな巣に所狭しと仲良くツバメの赤ちゃんが巣立ちを待っています。
お父さんつばめさん、お母さんつばめさん、たくさん餌を運んできてくださいね。
旬の歌 「びわ」
「びわ」 作詞:まどみちお
1 びわは やさしい きのみだから
だっこ しあって うれている
うすい にじある ろばさんの
おみみみたいな はのかげに
2 びわは しずかな きのみだから
おひに ぬるんで うれている
ママと いただく ろばさんの
おちちよりかも まだあまく
まとめ
少しずつ気温も高く、日差しも強くなってきました。
こんな陽気とともに、いろんなものが満ちて豊かさが感じられます。そして、期待にも満ちている季節だなと思います。
先日のフラワームーンを見ながら私も夢に向かってやれそうな気がしました。
最後までお読みいただき、ありがとうございます。