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【週刊ユース分析】高円宮杯プレミアリーグの主役たち!! 2024シーズンPart③

さて。
過去2週に分けて2024年度の高円宮杯プレミアリーグ注目選手を挙げてみたわけですけども、いよいよ今回で最終回になります。

これを投稿する4/13には既に第2節に突入しているわけで。
取り上げた選手たちはその片鱗を存分に発揮しているでしょうか。

そして!

今からでも決して遅くはありません。将来日本を代表するであろう選手たちに早い段階から感情移入して、”その時”が来たら声を大にしてみんなで叫ぼうじゃありませんか!!

「やっぱりね!!」と。



今回も素晴らしい選手たちがたくさん。早速行ってみましょう!!

■FW 井上愛簾(広島ユース/新3年生)

自分の調べでは、今なお2種年代のトップに君臨する広島ユース。
昨年もきっちりWESTを制して”育成の広島”を確固たるものにしたわけですけど。
今回はその伝統を引き継いでくれるであろう選手をピックアップ。

昨年のチャンピオンシップにて一矢を報いた井上愛簾(イノウエアレン)選手。U-17の日本代表。ワールドカップ戦士ですね。


高岡伶颯(日章学園高)、名和田我空(神村学園高)、道脇豊(熊本)らに触発されてか、この年代はストライカーが豊富。間違いなく井上選手もその間に入って来るであろう逸材です!

育成の広島の注目選手となればトップチームで活躍する可能性はかなり高いと思うんですけど彼は東急レイエス(神奈川)の出身なんですね。
磐田U18でいえば現在桐蔭横浜大のパティソン志栄海くんと同じ系譜になります。
神奈川産の広島のエース。注目したいと思います!!


■DF 樋渡蓮音(米子北/新3年生)

OBである佐野兄弟の圧倒的な活躍によって、ここのところ存在感を強烈に教示している米子北からはこの選手をピックアップ。

こちらもまた難しい漢字のお名前ですが、ヒワタシレオ選手。

対人やスピードを武器にSBに転向したとのことですが注目すべきはそのスタミナ。記事より引用しますが、半端ないです。

「走るとかは見て欲しいです。(90分間走り切って)試合が終わった時も『まだ走れたかな』と思う時があるので運動量は自信があります」

サイドバックやってて、まだ走れたって相当えぐい(汗)。
やっぱり体力は正義。特にサイドバックの選手は豊富過ぎる運動量だけで感動できてしまうほど重要な要素ですから。

そんでそんで、
彼もまたFC.フェルボール愛知の出身。つまり先週紹介した鳥栖U-18の鈴木大馳選手と元チームメイトとなるわけですね。こういう背景を知るとその対決もぐっと興味深くなるわけです!!

しかし半端ないフェルボール愛知。


■DF 野田裕人(静岡学園/新3年生)

今、再び各チームがレベルをギンギンに上げつつある静岡県内の2種においてなお圧倒的強さを誇る”学園”からはこの選手をピックアップ。

3年生が多かった昨年の静学において下級生ながら目立っていたのがこの野田選手。
昨年の静岡で「野田」と言えば、高校日本代表でもキャプテンを務めた藤枝東の野田隼太郎選手(現 早稲田大)が有名でしたが、こちらの野田選手も全く負けていませんでしたね。

静学らしいテクニックと攻撃参加が魅力でしたが、先ほど紹介した樋渡選手と同じくSHからSBに転向した選手ということで納得。

今年も学園の攻撃力に脅威をもたらすことは間違いないでしょう!注目していきたいと思います!!


■MF 福島和毅(神村学園/新2年生)

来ましたね。
今現在の2種において人材が豊富過ぎるチームとしてそのトップに君臨しているのが神村学園。
そんな神村から一人選ぶとしたらこの選手をピックアップ。

神村と言えばU-17日本代表でもある名和田我空選手をみんな思い浮かべると思いますし、間違いなく今年のプレミアでも最注目選手ですが、今回は敢えて!福島選手を紹介します。


昨年は1年生ながら10番を付けて選手権でも躍動した選手。これってかつての名和田選手と同じなんですよね。もう逸材過ぎる。

ていうか神村は注目選手が多すぎるので実は単独で既にまとめています!こちらをチェックしてください!!

絶対にチェックしてください!!!
もう全部ここに書いてあるから!!



■GK 亀田大河(神戸U-18/新2年生)

さてさて。
実はですね。私は2024年度の大本命は神戸ユースだと思っていまして。そんな神戸を代表する選手を。

高校1年生ながらプレミアで正守護神の座を守って来た亀田選手。高校生の1年と3年って大人と子供ぐらいの差があると思うんですけどそれをものともしない安定感でゴールマウスを守ってましたね。

もちろん世代別代表です。

磐田U-18との試合がyoutube配信されていたので見ていた方も多かったと思うのですが昨年の神戸ってほとんどが下級生だったんですよね。それでいて優勝争いしてた。
その選手たちが連携深めて強度増してプレミアでの新たな一年を迎えるわけです。

神戸に関しては亀田選手を中心にチームを全方位的に注目した方が良いかもしれない。それだけロマンなチームだと思います。

詳しくはこちらも単独でまとめていますので、ぜひじっくりとチェックして欲しいなと思います!!

未来明るすぎるって!!!



■最後に

毎年恒例になっています高円宮杯プレミアリーグの注目選手の予習。いかがだったでしょうか。

毎年たくさんの選手を紹介していますが、世代別代表や2種登録、または下級生ながらプレミアでの実績豊富な選手を中心にピックアップしていますので当然ながら1年後にプロになる選手が多いんですよね。

あるいは大学進学してからも注目度が高かったり、卒業後の争奪戦が激しかったり。


つまり、
彼らをチェックしておけばプロになったときワクワクが一層増すことは間違いないと思っています!これこそが2種ウォッチの醍醐味。高円宮杯プレミアリーグの価値だと思っています。

プロモートの部分でJFAがいまいち本気を見せないので、お涙ちょうだいの日テレがごり押しする冬の選手権と注目度は雲泥の差があるわけですけど・・・。

クラブチームまでも含めた真の高校サッカー日本一と日本サッカーの未来をウォッチする意味ではぜひ高円宮杯プレミアリーグを押さえて欲しいなと、そう思うわけです!!


今回を含む3回のnoteが、皆さんの一助になればこんなに嬉しいことはありません!




今回も、最後までお読みいただきありがとうございました。

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