【考察】不倫の代償に個人差がある理由
まぁ著名人が不倫しますと、
世間的には話題になり、あれはダメだったのにこれはいいのか。などと比較議論が必ず出ます。
その背景には個人的な好みによるバイアスが少なからずあると思うんですけど、もっとロジカルに、その判断を一発解決する方法があるのでちょっと記してみたいと思います。
ズバリそのポイントは以下2点。
不倫は、ご家族の問題。
ただ、
世間的なイメージは悪化するよね、と。
これを踏まえてタイプ別に少し詳しく。
■芸能人の場合
基本的に不倫なんてのは犯罪じゃないのでご家族の問題です。
他人がとやかく言うことじゃない。
ただ、
「イメージを売っている」芸能人という職業の場合はちょっと話が変わってきます。
特にCMなんてのは、イメージを売る行為そのもの。
不倫した芸能人が叩かれ、CMを降板させられ、画面から姿を消してしまうことはある意味自然な流れかなと思います。
冷静に考えれば、
そこには「不倫はご家族の問題」で片付けられない契約関係があるからです。
■スポーツ選手の場合
芸能人がイメージを売る職業であることに対して、スポーツ選手ってのは少し毛色が変わってきます。
なぜならスポーツ選手は競技をして、その結果で収入を得るのが本業だから。
ただ、
プロスポーツの場合はチームのファン獲得に対してイメージを売っている側面も否めないんですよね。
なのでここはもうチーム運営の判断になると思います。
イメージ重視であれば即刻クビにもなるし、イメージより試合のパフォーマンスを重視されれば残ることになる。
選手によって許されたり許されなかったり違いが出るのは、実力と、それからチームの運営方針に左右されるわけです。
これは差別ではなく、視点の違い。
だからあいつは許されてどうしてあいつは許されないのか、とかは凄く不毛な議論かと思います。
■政治家の場合
さてさて。玉木代表の粗相により今一番ホットな政治家の場合。
これはもうスポーツ選手よりもご家族の問題感が強くなると思います。政治家はイメージで仕事してませんから。
ただ、
これによって支持率が落ちるとか、政策がやりにくくなるとかあれば話は変わってきます。
野党がこういう話題に躍起になるのはややこしい政策そのものより、分かりやす過ぎるこれの追求によって不人気にしたい=支持率を下げたいと目論んでいるからなんですよね。
ただ、政治家より政策にしか興味ない人からすればそこははっきりいってどうでもいい。
究極的には愛妻家でもアホなこと言ってたら選挙で落ちるし、不倫しててもまともなこと言ってたら選挙で受かるわけです。
■松本人志の場合
冒頭に述べた芸能人の括りに入るまっちゃんの場合。
正確には不倫ではありませんが、イメージの良し悪しで言えば同じ境遇かもしれません。
しかしながら彼の場合は少しだけ様相が違う。
それは、
CMに出ている芸能人にはいくらでも変わりはいるけれど、彼の場合は変わりが安易に見当たらないから。
そしてそれ故に需要(復帰を期待する人たち)も多いから。
要はイメージが悪化しても、それを凌駕する特別感。そしてそれによる雇う側のメリットがあれば復帰は可能なのかもしれません。
ここはもう杓子定規じゃありませんから。需要と供給のバランス。果たしてどっちが上回るのか。
個人的にも注目しています。
■まとめ
まぁどんなに語ったところで不倫なんてのは犯罪じゃないので基本的にはご家族の問題です。
もう少し言えば、
世間的なイメージ悪化を伴う、ご家族の問題です。
要はそれが、一緒に仕事をするうえで受け入れられるか否か。人によって世間に対して処遇が異なるのはそのためでしかありません。
「不倫」と聞くと一括りにジャッジしたがる人がいますけど、実際には立場によって扱いなんて大きく変わって当然なんですよね。
隣の部署の部長が不倫してようが仕事をしっかりやって、無害ならばはっきり言ってどうでもいい。
そういう事です。
ここを抑えておくと、
割と世の中の処遇ってのはしかるべき状態にて為されているんだなと納得できると思います。
印象悪ければ声を上げればいいけど、基本的には数の理論に淘汰される。
それが真実です。
本日も最後までお読みいただきありがとうございました!