【週刊ユース分析】2022シーズンプレミアリーグの主役たちを探る WEST②
さあ、4週にわたってチェックしてまいりました高円宮杯プレミアリーグの注目選手の紹介も今回が最終回。
WESTにいる強烈な個性たちを今週も一緒にチェックしていきましょう!それでは早速。
■セレッソ大阪U-18
春名 竜聖(ハルナ リュウセイ)(GK/3年)
昨年もここで取り上げたセレッソの番人。今シーズンも2種登録を済ませていますね。ルヴァンなどで見られるかもしれません。
セレッソといえば一足先に話題をかっさらっているのが同級生の北野 颯太選手。既にプロ契約を済ませておりその注目度は説明不要。
同じく代表常連の春名選手が燃えないわけがありません。WESTの各チームは彼の牙城を崩すことが条件となります。果たして。
★U-19日本代表候補
★U-18日本代表候補
★U-17日本代表
★U-16日本代表候補
★U-15日本代表候補
■ヴィッセル神戸U-18
永澤 海風(ナガサワ ミカゼ)(MF/3年)
神戸って巨大な資金で他から選手を集めまくっているイメージがありますが、実はユースから昇格した選手も多いんですよね。
私が集計しているランキングでもトップ5に食い込んでくるなど成長著しいのです。
そんな神戸ユースにおいて今シーズンの中心となるのが永澤選手。昨年は2年生ながら10番を付けて中盤に君臨しました。今シーズンも10番を付けて躍動してくれるはず!
★U-15日本代表候補
■サンフレッチェ広島F.Cユース
滝口 晴斗(タキグチ ハルト)(FW/3年)
昨シーズンWESTを制した広島ユース。その中心は間違いなく、棚田、森夲、高柳の超強力FW陣。
3人で22ゴールあげる大活躍だったわけですが、そんな先輩たちと並んで前線で出場機会を得ていたのが滝口選手。
今シーズン大黒柱として活躍が期待されるわけですけど先日のサニックス杯でも青森山田戦でゴールをあげるなど期待通りの活躍をしていますね。
ただ!!
何と今シーズンは右サイドバックとして躍動しています。チームは勝てていませんが間違いなくチームの心臓。チャンスメイクしまくっています。
磐田サポ的には昨年のホーム戦で終了間際に悔しい決勝ゴールを許したのが滝口選手ということで・・・今シーズンも要注意です!!
■東福岡高
浦 十藏(ウラ ジュウゾウ)(MF/3年)
昨シーズン途中に鳥栖ユースから東福岡に電撃移籍した浦選手をチェック。
170cm弱と小柄ながら最大の特徴は重心の低い高速ドリブル。
とにかくサイドをえぐる速さが尋常じゃない(汗)。まさしく赤い彗星。
昨年2年生ながら、200人を超える部員数の中で移籍後すぐにレギュラー奪取した実力はホンモノ。鳥栖の福井選手に対して並々ならぬライバル心を燃やして今シーズンもバチバチやってくれるはずです。
■サガン鳥栖U-18
福井 太智(フクイ タイチ)(MF/3年)
昨年もこの場で注目選手として取り上げた福井選手。
なんとこの記事を書いている最中(3月)にサガン鳥栖とA契約を結びました!つまりセレッソの北野選手と同じ高校生Jリーガーの誕生です。
ユースの試合にどれだけ出るのかは不明ですが、ちょっとびっくりしたのが写真の顔つき。昨年の写真と比較してまるで別人。完全に戦う男の顔です。
今シーズン中にプロとしてJ1デビューもあるでしょう。全方位で注目していきたいと思います!
★U-18日本代表候補
★U-17日本代表候補
★U-16日本代表
★U-15日本代表
■大津高
田原 瑠衣(タバル ルイ)(MF/3年)
昨年の選手権にてチーム最高の準優勝に輝いた大津高。大津と言えば190cm超えるFW小林俊瑛選手が絶対注目なのですがそんな中、今回チェックしたいのが中盤のドリブラー田原選手。
選手権の青森山田戦で、途中出場ながら間違いなく期待感を向上させました。上手さと積極性を備え、チームをけん引する選手となることは間違いないでしょう。
昨年の中心だった森田選手の抜けた穴を埋めることが出来れば小林選手の大活躍と合わせてプレミア、選手権の更なる躍進も見えてくるでしょう!
■最後に
近年は2種登録でのトップ出場だったり、高校生でありながらプロ契約を結ぶケースが増えてきているように思います。
ここまでEAST、WESTの全24チームをチェックしてきましたが、はっきり言って1年後には別人のように名を上げている選手がたくさんいるでしょう。
そんなことも2種年代の面白さだったりしますよね。
見れば見るほど1名に絞るのが難しい。どんどんレベルは上がっているように思います。
今シーズンもコ口ナの影響は避けられないのかもしれませんが、リーグが無事に完遂されることを祈念いたしまして、楽しみにしております!!!!
本日も、最後までお読みいただきありがとうございました!