【週刊ユース分析】2023シーズンプレミアリーグの主役たちを探る! EAST①
さて、
いよいよ開幕する2023シーズンの高円宮杯プレミアリーグ。
東西24あるチームの中から、今シーズンも注目選手をひとりずつピックアップしてみようと思います!!
毎年、良い選手が多すぎて選ぶのが超大変なこの企画。今回も悩みながら自分なりの着目点で整理しました。
全国の2種サッカーファンの皆さん。あるいは興味はあるけど、何をどう見たらいいのかとキッカケを探っていた皆さん。
そんな方々の参考なれば幸い。
それでは、
さっそく”ロマン狩り”に出かけましょう。
■FW 和嶋 陽佳(わじま はるか)
旭川実業高 3年
上級生が多くなりがちな高体連チームの宿命において、昨年2年生ながらツートップの一角を担っていたのが和嶋選手。
旭川実業高は過去のプレミア参戦で1勝もできずに降格しているという苦い経験があるだけに、ゴールハンターの和嶋選手にかかる期待は大きいはず。
(個人的に)プレースタイルは正確に確認できていないのですが、強豪ひしめくEASTにおいてどんなパフォーマンスが見られるのか、キョクジツ(旭実)は和嶋選手を中心に注目していきたいと思います!
■DF 小泉 佳絃(こいずみ かいと)
青森山田高 3年
昨年は無冠に終わってしまった青森山田。
絶対的エースだった松木選手や黒田監督が去ってチームの弱体化が囁かれていますが、
いやいや決してそんな事はありません!!新チームはむしろそんな環境をプラスに還元している模様。
正木監督曰く、「キャプテン出来る選手がたくさんいる」とのことですが、多数いる注目選手の中で今回は190cmの超大型CB小泉選手をピックアップ。
山田と言えばロングスローですが、わかっていてもターゲットになる選手で相手からしたら相当いやでしょう。
攻撃面はもちろん守備でも山田らしい強靭さを発揮できるか。奪還に燃える新シーズン、まずは小泉選手を軸にウォッチしていこうと思います!
■MF 安斎 悠人(あんざい ゆうと)
尚志高 3年
主戦場は左サイドハーフでしょうか。
特徴は何といってもドリブル。ボールを持ったら初速を上げて迷いなく前進する様は正真正銘のドリブラー。
快足だけでなくボールのタッチも細かいので相手チームもファウルで止めるのがやっとですね(汗)。PK奪取も増えそうな予感。
テクニシャンが多い印象の今年の尚志。
アンリ選手を擁した世代とはまた違ったチームが見られそうですね。
プロも注目する安斎選手を中心にチェックしていきましょう!!
■GK 雨野 颯真(あまの そうま)
前橋育英高 3年
■U-17 日本代表
インターハイを制した強烈な3年生に混ざって唯一とも言える下級生メンバーだったのがGKの雨野選手。
昨年はインターハイを制したわけですが、注目度が格段に上がる選手権では準々決勝敗退で名前を轟かせることは出来ませんでした。
代わりにチームを勝たせて名を馳せたのが同級生GKの平塚仁選手(岡山学芸館)。記憶にある方も多いはず。
そうとう悔しかったんじゃないかと察するので今シーズンは何が何でもやる!という気迫が見られそうですね。
ビッグセーブに注目しましょう!!
■FW 山口 豪太(やまぐち ごうた)
昌平高 1年
■U-16 日本代表
別のnoteでも既に取り上げましたが、大事な事なのでもう一度取り上げます。
個人的「絶対に覚えておくべき高校生プレイヤー6選」のうちの一人。山口選手。至宝です。
昌平といえば土谷飛雅選手(MF/3年)、石川帆高選手(DF/3年)ら実績ある注目選手がゴロゴロいる訳ですが、そんな中でも新1年生の山口選手をピックアップしました。
そして、
U-16日本代表に選ばれていますがこの時実は14歳。飛び級選出と言えば磐田で真価を見せつけるかつての後藤啓介選手と同じ状況ですね。
テクニシャン軍団昌平の象徴的選手になるのではないでしょうか。
カテゴリーが上がってどこまでやれるかが不明確ですが、そこも含めて大注目。プレミアという最高の舞台でのパフォーマンスに期待したいと思います!!
■FW 磯崎 麻玖(いそざき まあく)
大宮アルディージャU-18 2年
■U-16 日本代表
磯崎選手もまた、
個人的「絶対に覚えておくべき高校生プレイヤー6選」のうちの一人。
1年生だった昨シーズンは出場時間はあまり多くなかったのですが、U-16の試合も含めて、出た試合では圧倒的な存在感を示していましたね。
磯崎選手はガーナのルーツを持つわけですが、ダブルの選手ってのはこのぐらいの年齢から一気に成長しますからね。間違いなく今シーズンは中心選手になるはずです。
屈強なEASTの先輩たちに対してどんなパフォーマンスを見せてくれるのか。大注目です!!
■最後に
2023新シーズンの高円宮杯プレミアリーグを北からチェックし、注目選手をピックアップしてみようということで始めたnoteの第一弾ですが、
6チーム中5チームが高体連のチームというのがまず驚きです。
そして探ってみて思ったのですが、高体連の中にもプロ注目、あるいは超個性的な選手がゴロゴロいるという事実。
2種登録や、キャンプ参加するユースチームの選手と違ってなかなか情報が無いわけですけど、その分今シーズンどんな選手がどんなパフォーマンスを見せてくれるのか、注目です!!
本日も、最後までお読みいただきありがとうございました!
※今回もゲキサカさんの記事をかなり参考にさせていただきました。心より御礼申し上げます。
ロマンの宝庫・高円宮杯プレミアリーグが更に注目されることを願って。
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