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【大学サッカー🔥】【2年連続】明治vs桐蔭横浜の超ハイレベルマッチを現地観戦してきたぞ!!

現地観戦ルポです!!

今年も桐蔭横浜大と明治大の関東大学サッカー(1部)リーグ戦を観戦してきましたのでその時の様子を。

大学サッカーってどうなの?と、気になっているけど今はまだ現地行くほどでもないなーって方の興味の一助になれば幸いです!!


桐蔭VS明治といえば昨年の6月にも現地観戦してまして、そん時は明治ホームの八幡山へ。


今回は桐蔭ホーム、しかもJ1の試合もする三ッ沢開催ということで見やすさ抜群。
なかなかの臨場感の中、注目選手たちをたっぷり観察することが出来ましたー。

昨年に引き続き快晴!!


それでは早速アウェイ明治の印象から。


■タレント感増し増しの明治

開幕6連勝で首位を走る絶対王者・明治

過去10年の戦歴を数値化した分析でその強さは何度も述べてきましたが、
今年はプロ内定選手、および近い将来絶対に内定を得るであろう選手がひしめき合っていて、何というか纏っているオーラは昨年以上

ちなみにメンバー表はこちら。

広島内定の中村草太選手ヴェルディ内定の熊取谷選手FC東京内定の常盤選手

その他にも、
山田で名を馳せた藤森選手。鳥栖U-18時代に全国制覇している永田選手。名古屋U-18で別格だった真鍋選手、などなど。まぁ2種年代で知られた名前がズラリ。
磐田U-18の馬場選手も今季初のベンチ入り!


システムは4-2-3-1(間違ってたらスミマセン!)。
何と言っても熊取谷 ー 中村 ー 藤森の2列目のインパクトがえぐい。

キープ力、推進力、接触があっても倒れない体幹がちょっと群を抜いていて、中盤で回収したボールはこの3人でしっかりチャンスメイク。

で、開始10分に先制。


パティソン選手の中村選手への間合いが緩くなったところでペナのショルダー部分(いわゆるデルピエロゾーン)から右巻きのシュート。
これがGK西澤選手の伸ばした手を避けるように巻いてゴール。

スタンドがどよめきました

まぁ昨年から中村選手については(獲得すべし!という提言も含めて)鼻息荒く語ってきましたが、間違いなくホンモノ。
改めて素晴らしかったです。

広島サポの皆さんホントおめでとうございます

目の前でたっぷり見させてもらいましたー。


守備では永田幸大選手(鳥栖U18)がかなり頑張ってましたね。

桐蔭は前のブライアン選手(修徳)に当てるシンプルなやり方だったんですけど、それ故にむしろ脅威。そこを永田選手が1対1の局面でやられなかったことが明治に安定感をもたらしていた様に思います。

公表値180cm以下なんですけどもっと大きく見えましたね。
やっぱりディフェンダーって背の高さも大事ですけど、それよりボールの読みとか体の当て方とかが大事なんだなというのを、クレバーな彼のプレーからよく読み取ることが出来ました。


■注目選手!!

FW 坂上 輝(サカウエ アキラ) 2年/浜松開誠館

16番。後半から出場(遠目)だったので良い写真取れず。。


やっぱりアマの現地観戦の良さって、これは!!って思う選手の発見だと思うんですよ。
(思えば昨年の現地観戦で中村草太選手を発見し、虜になった訳で)

今年の明治で言えばそれは圧倒的に坂上選手。

浜松開誠館の選手なんで静岡県民にはお馴染みかもですけど、相変わらずというか、いやかつてのそれ以上。
もの凄い勢いで絶賛成長中かとっ!!

今2年生ですけど、そうですね。今シーズンの後半にはレギュラーで出るようになって、来年にはどこかから内定出てもおかしくない!
そう断言してもいいくらい。

例によって言っときますね。
「ジュビロ磐田さん!坂上選手を追うのです!!」

待っています。



■磐田のスタイルに被る桐蔭横浜

リーグ制覇こそないものの、
毎年残留争いとは離れたところでその存在感を確固たるものにしている桐蔭横浜大。

今年は何と言ってもジュビロ磐田U-18出身で主将の西澤翼選手が磐田に凱旋内定を決めていますから。応援に熱が入ります。

メンバー表はこちら。

磐田内定の西澤選手は先発でしたが、
いわき内定の五十嵐選手新潟内定の笠井選手湘南内定の渡邊選手はベンチ入りもせず。(理由は不明)

こちらは3-4-2-1(間違ってたらスミマセン!)。ワントップに190cmのブライアン選手が入り、その脇を落合選手(桐生第一)、肥田野選手(関東第一)が固める陣形。

3バックで右にはジュビロ磐田U-18出身のパティソン志栄海選手が入りました。(恐らく初先発!)
昨年 八幡山で注目した遠藤選手(東福岡)も右サイドで先発ですね。


結論から言うと、
プロ内定者3選手が不在でしたけど桐蔭横浜は強かった。

戦略はシンプル。ワントップのブライアン選手にとにかくボールを当てるやり方。まぁこういうのって守勢のチームが実力で上回る相手にする戦術なんですけど、桐蔭の場合は少し違う。

それを決定づけているのが、落合遥斗、肥田野蓮司両選手の働きでした。
運動量あって球際が強い。足元の技術もあってキープできるし推進力もある。つまりセカンドかっさらってからの攻撃力が半端ないんです。

これ見ながら思ったんですよ。
磐田がペイショットに当ててからこれぐらい回収&推進力あったらなーと。なんて言うか逃げ惑っているロングボール戦略じゃないんですよね。


特に印象的だったのが落合選手。
動きまくり走りまくりで小柄ながら局面バチバチ。で、結局90分やり切ってしまった。もの凄い体力。
168cmと小柄で童顔なんでこれがまた金子翔太と被るんですよ。

彼はまだ内定が出ていないですけど、こういう選手ってスカウトされにくいのかなぁ。プロの視点は分かりませんが個人的には好きな選手

手前が落合選手。奥がブライアン選手。


それから、対照的にガタイ良くてマッスル体型ながら足元の技術あって見た目よりしなやかな印象を受けたのが肥田野選手。関東第一出身の3年生と聞いてピンと来た人はさすがです。

そう。
静学が選手権のPK戦で敗れたあの関東第一。その時のキャプテンが肥田野選手だったんですよね。(ちなみに外したのは古川くん(汗))

彼もまたプロになるだろうなーと期待させた選手の一人。それぞれの選手が、それぞれの道で成長してる。
大学サッカーにはそんなロマンもあります。


■注目選手!!

FW 岡崎 寅太郎(オカザキ トラタロウ) 1年/川崎U-18

手前が岡崎選手

こちらも前線の選手をチョイス。

ブライアン選手に代わって後半途中から入った岡崎選手。ワントップに肥田野選手が入って2列目に位置したと思います。

昨年プレミアリーグEASTの得点王。ゴールデンルーキー🔥


注目して見てましたが第一印象は線が細い!!でしたね😅
やはり大学1年生と上級生には身体の仕上がりにこんなにも差があるのかってのを再認識。

しかしながらボールを受けてシュートまで行ったシーン。それから左エリア内で深くえぐって折り返したシーン(三笘そっくり!)など、短時間で見せ場十分。
体格的に遜色なくなってきたらいよいよゴール量産するぞ、と。かなり雰囲気ありました。

まぁ 川崎U18⇒桐蔭横浜大⇒川崎フロンターレ入りってのはここのところの大学サッカーの新常識でもありまして、
彼の成長はイコール川崎強化なんで絶賛はこの辺で止めておきます(笑)。



■大学サッカー観戦とは

昨年から足を運ぶようになってちょっと思うことがあるので最後に書いてみます。


僕はですね、
サッカー観戦の原点というか、そもそも何が楽しくてサッカー見てるんだっけ?みたいなものを再認識するのに大学サッカー観戦はとても良いと思っています。

ゴール裏は腕組むな、携帯いじるな、とか。
二度と笛吹くな的な審判批判とか。
サポーター同士の他人のふんどしによるマウントの取り合いとか。
そもそも推しチームが敗れた時の脱力感とか…。


競技とは関係のないところでメンタルが上下しがちなプロの世界。

まぁこれ自体文化なので否定はしませんけど、でももっとシンプルに、もっと気軽に、もっと純粋にぼーっとサッカー観たいなーみたいな。

たまにはそんな時もありませんか。


そんな時、大学サッカーは良いんですよ。

この日の三ッ沢の観客は400人ちょっと。キックオフ15分前に来ても席選び放題で、しかも両サイドの席を荷物置きにしても誰からも文句言われない(笑)。

ヤジするオッサンも居ないし、めんどくさい相手サポーターも居ない。

少年もおねーさんたちも思い思いに観戦。


純粋に、
あぁ良いプレーだなーとか、いい選手だなーとか。あの選手は声出てるなとか、あの選手入って流れ変わったなとか。

そんな観戦を楽しめる空間。


縁もゆかりも無いチームの応援だとつまらないですけどね。磐田サポさんも植村くんのおかげで実感できてると思うんです。
大学サッカーには近い将来のスター選手がプレーしているってことを!

それぐらいの距離感というか、興味でざっくりとサッカー観るのも悪くないよな、と。

基本的にぼっち観戦で何の問題もありません。あと、雨降ったら行くの止めちゃえばいいんです。
それぐらい自由気ままな、それでいて中身は熱い現地観戦。


それが大学サッカーなのかなと。
そんな風に感じています。



快晴。自由。


そこにいるのは2種時代のスター達。かつプロ予備軍。


来年の今頃はプロの二人。ヤマハやピースウィングでまた見れるかな。





いい感じに緩いのに、ロマンが満ち溢れてる。
それが大学サッカー🔥🔥

次回は筑波vs明治を観に行きます!!


本日も、最後までお読みいただきありがとうございました!




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