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【大学サッカー🔥】早稲田大学vs日本体育大学の首位攻防戦を現地観戦してきた!!

いやーついに行ってまいりました。大学サッカーの現地観戦!!

初です!!

2種年代を追っていると気になる選手がそれぞれの大学に入って今度は味方同士や敵同士として試合したりして、
そうこうしているうちにJリーグでも大卒選手が大活躍しだして、
そうこうしているうちにどんどん内定選手が発表されるようになってきて、

私自身、ここのところ大学サッカーに関するnoteを良く書いており現地観戦への興味はごく自然の流れではありました。


しかし、
大学サッカーってどこよりも有観客化が遅かったんですよね。
そんでもってグラウンドがどこもかしこも遠い!ということでなかなか叶わなかったわけですけど・・・今回 横浜市にある日体大のグラウンドに早稲田ア式がやって来るということで、ついに観に行ってまいりました!


私自身 初めての経験でしたので感じたことを素直に書くとともに、
ここのところ明らかにキテいる大学サッカーに興味ある人の参考になれば幸いです。



それではさっそく行ってみましょう~。

■それは10キロ40分

横浜市って、煌びやかなイメージがありますがその多くは山だったりします。つまり市街地から少し行くとすぐに広大な土地が広がってるんですよ。

で、こういうところに学校やテーマパーク的なものが結構あったりします。
今回訪れた日体大グラウンドがある横浜市青葉区もまさにそんな感じ。近くには同じく広大な土地を持つ桐蔭学園(高校、大学)もあります。

そんな日体大まで、我が家からは約10キロ。ちょうどエコパからヤマハスタジアムぐらいの距離


私は考えました。
大学の近くには駐車場がない。そしてもちろん駅から遠い。なんかいろいろめんどくせぇな。
・・・であれば。いっそ行ってみようじゃないか!!

チャリで!!

てことでこんな道を走りながら14時キックオフの日体大を目指します。

横浜市青葉区

すごいでしょ。静岡と変わらない(笑)。
本当にエコパからヤマハを目指している気分。

ちなみに名誉のためにみんなが想像する横浜市青葉区も載せておきます。

横浜市青葉区


で、田園風景の横をガムでも噛みながらだらだら走っていたら・・・着きました!!

天下の日体大!!

そっか。柔道の阿部兄妹も日体大だったか、と思ったら掛川出身の三木つばさ選手の弾幕も。
彼女は今ここに通っているんですね。急に親近感が沸きます。


ウロウロしていたら警備員さんが「サッカーの試合ですか?」と声をかけてくれて、丁寧に場所を教えてくれました。
さすが!試合慣れしています!!

で、案内された駐輪場。
良いですね~。この収まりきっていない煩雑な状態。大学って感じ(笑)。この中に一般人の電動チャリも置かせてもらって・・・いよいよグラウンドに向かいます!!

敷地内広いのでそこそこ歩きますが・・・着きました。
おぉ!!さすが開放的なグラウンド!!テンションが上がります。

入口にメディア関係者の受付をしている学生さんがいましたが、無料なので軽く会釈してどんどん中に入っていきます。

その時「こんちは!」と声をかけてくれるとことか、体育会系のさわやかさがあって良いですね。

そして、日体大グラウンドの素晴らしいところはすごくしっかりした観客席があること。
どうですかこのビュー!!!観客数も程よくいて、気持ちいい~~。

これ無料です!!



■第一印象

ここからは大学サッカーの第一印象をつらつらと。


まずですね。デカいなと思いました。選手たちが。

無料観戦のこの雰囲気(近さ)ってユースしか知らなかった自分にとって、大学生ってデカいんですよ。
3~4年でこんなに差が出るのかってぐらいデカくて、厚い。
その迫力になんか怖いな(誉め言葉)、とすら思いましたよ。

プロの試合からは感じられない、何と言いますかギラギラした感じが試合前から充満している。野心と自信とエネルギーの塊。
それはプロよりは未熟で、ユースよりは自立しているアンバランスさから来ているのかもしれません。

あぁ、チャリで頑張ってきてよかった。とりあえず帰りのことは考えずに試合を堪能しよう。そんな気分になりました。


せっかくなのでジュビロ磐田に内定している植村洋斗選手のいる早稲田側に陣取らせてもらいました。

目の前にいましたよ。マリノスなどで活躍した兵藤新監督!!
唯一スーツスタイルで一番オシャレでしたね。



■試合

早稲田は4-2-3-1。植村選手はトップ下だったと思います。

対する日体大は4-4-2か同じく4-2-3-1。

始まってすぐですね、まったくボールが落ち着きません

お互い長いボールを蹴りあうのですが局面局面が激しすぎて全然ボールが落ち着かないのです。これも大学サッカーならではというかユース年代ではあまり見られなかった光景ですね。

とにかくどのポジションもバチバチでかなり激しめのボディコンタクト。こりゃムキムキにもなるわ。と納得。

そしたら10分過ぎに両チームともロングボールを止めて丁寧にビルドアップを始めました。
立ち上がりの混乱を防ぐために敢えて保持しすぎない戦略なのかもしれませんが、これは大学サッカーのトレンドなんでしょうか?

他の大学の試合も見てみて判断したいところ。


基本的に日体大がボール保持して早稲田がカウンターを狙う構図だったので日体大の両サイドが高い位置を取る状態が多かったですね。

早稲田の7番 安斎選手も守備に回る機会が多く苦戦していましたが日体大はアタッキングサードでの精度があまりよくなく得点が奪えません。

そうこうしているうちに後半立ち上がりに早稲田の速攻がきれいに決まり先制。結局これが決勝点となり、早稲田が上位対決を制しました。

得点を決めた駒沢選手は金沢U-18の出身。



■植村選手

目的の一つでもあった植村洋斗選手の感想を少し。

キャプマを着けた10番ということでピッチの中でも抜群に目立っていました。あぁこの選手がよく磐田を選んでくれたなぁ、と。


激しくバチバチやる、というよりはどっしり構えてボールに多く絡み、ワンタッチで他の選手を動かす10番らしい10番タイプ
磐田で言えばヤットさんのようなクレバーさを垣間見ました。

そして何より僕が現地で見てびっくりしたのが足の速さ。速いんですよ。初速が。
これまで磐田の中盤にはいなかったと思うんですよね。ここまで足の速い選手って。
実際にピンチ!と思った場面で猛然とプレスバックして奪い切ったシーンがありました。

足元のうまさと視野の広さ、それから足の速さに横内さんの求める強度が加われば磐田の中盤にまた違ったストロングポイントをもたらしてくれるんじゃないでしょうか。

早く見てみたい。個人的にはワクワクがまた増えましたね!

早稲田ア式 twitterより



■注目選手!!

早稲田の選手は先日のnoteでまとめましたので割愛するとして、

今回は日体大で気になった選手をピックアップしてみたいと思います!


■FW 菅野 隆星(スゲノ リュウセイ) ガンバユース →日体大3年

ゲキサカさんより

ガンバユース時代は2種登録されていた選手。
左サイドでFC東京内定の安斎選手とバチバチにやりあっていましたね。前半一度完全に裏を取ってチャンスメークしたシーンがありました。

体幹が強くいかにも日体大らしい選手だな、といった印象。


■DF 小澤 亮太(オザワ リョウタ) 昌平高 →日体大3年

ゲキサカさんより

世代別代表候補に選ばれている昌平高出身のサイドバック。
常にかなり高い位置を取っていてずっと早稲田の脅威だったはず。その上下動の多さに90分持つのかな、と心配しましたが結局フル出場でしたね。すごかったです。

横浜FCの山下選手だったり鳥栖の原田選手だったり、日体大ってこういう運動量を惜しまない選手が多くてプロになってからも重宝されるのがよくわかります。
小澤選手もどこかから声がかかりそうな予感。



そして、
この試合で特筆すべき選手がもう一人。

早稲田のFW 鈴木翔人選手。ガンバユース出身のルーキー(1年生)です。

1年生ということで、ジュビロ磐田U-18出身の伊藤猛志選手の直接的なライバルになりますね。
切磋琢磨してぜひ成長して欲しいと思います!!



■最後に

今回初めて大学サッカーというものを現地観戦したわけですけども、良かったですね。
選手との近さと、ユースとはまた違ったバチバチ感

アマチュアの”試合観戦”って緩いんですよ。すごく。Jリーグにありがちなサポーター同士のどうのこうのもないし、雨降ったら行くのやめるのもありです。

それでいて試合自体は凄くしっかりしていて、未来のスター候補が躍動してる。そして何よりものすごいエネルギーがあるんですよね。

今回は日体大にチャリでお邪魔したわけですけど、またどこかの会場に行ってみたいと思います!!



本日も、最後までお読みいただきありがとうございました!



■おまけ

さすが日体大。ハーフタイムにダンス競技部がショーをしてくれる!

試合後はベンチ外の選手も一緒にミーティング。

こちらは公式写真からみたスタンドの様子。お、よく見ると・・!?

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