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【⚽️日本サッカーを愛そう】真のイケメンについて語ろう。4年もの間、備えるということ。
J2とはいえリーグ制覇という事実は僕たちサポーターに貴重な成功体験と、多くの学びをもたらしてくれましたね。
先日noteでまとめたルキアン選手、遠藤選手に続いて、今シーズン最も学びを与えてくれたであろうこの男を語らないわけにはいきません!
ジュビロ磐田が誇るIKEMEN of IKEMEN 三浦龍輝選手。
なんだ顔か、と先読みする勿れ。彼がイケメン呼ばれる本質は内面にこそ垣間見えるのだ。
どのくらいかというと、
彼を題材にした道徳の授業が行われるべき!!というぐらいだ。・・・分かりにくいだろう?
てことでその要点を自分なりに3つのポイントでまとめてみた。道徳の授業だと思って姿勢を正して読んで欲しい(笑)。
【何度でも言う】
— 鈴木意斗 / ジュビロ磐田とユースnote (@Boku2nd_ito) November 30, 2021
磐田市はこの男の4年間を書物にして小中学校で道徳の授業を行うべき。#ジュビロ磐田 https://t.co/mysB9hMXuf
■イケメンの本質① 継続する強さ
三浦選手を語るうえで経歴に触れないわけにはいきません。
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強豪FC東京の下部組織を経て名門・明治大学へ。エリートコースを快走し日本代表GKだった彼が壁にぶつかるのはプロに入ってから。
柏に入団するも1年で契約満了。J3の長野を経てジュビロ磐田に移籍。しかし昨年までの4年間で出場はわずかの2。4人もいるGKの4番手として過ごすわけです。
しんどくね? いやマジで。
しかし三浦選手はインタビューで答えています。もうやりたくないと思ったことは何度もある。でも、
ここでサボったら、試合に出られなくなる。
この強さですよ。
「出れなくなるっていうか、今出てないじゃん」
そんな野次が聞こえてくるかもしれません。
けど三浦選手はそんな言葉に屈しない。自分のやるべきことを知っていて、それを貫き通せる強さがありました。
サボったらお終いになる。この当たり前のことを自分事にして継続できるか。成果が見えない場合、継続することは本当に辛いです。
ただ、
やり抜くことが出来たらどんな結果が待っているか。今シーズンの三浦選手が教えてくれました。4年もの歳月をかけて。
■イケメンの本質② 自分の武器を磨く
三浦選手の今シーズの躍進が努力の賜物であってそれ故に天から与えられたものかと言うと、それだけではないだろう。というのが僕の感想です。
三浦選手は常に、自分の武器を磨いていました。そしてそれを時代が(チームが)満を持して欲したのです。
三浦選手の武器、それはすなわち足元の技術。GKとしては背の低い彼が磨き続けてきた「個性」でもありました。
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例としてこれは2021シーズンのとある試合のヒートマップ(SPORTERIAさんから引用)を南選手と比較。
試合状況にも依るので単純比較はできませんが、バックパスも含めて多くのパスで相手を崩していく磐田のスタイルが良く出ていると思います。それにしても凄いですね。守備範囲(笑)。
三浦選手が磨いてきた足元の技術は今や磐田において必須のアイテムとなりました。まさに磨いてきた「個性」に時代が追い付いてきたとでも言うべき。
ここでの学びは、ただ闇雲に努力するのではなく、自らの個性を意識してそこを信じて伸ばせということです。
■イケメンの本質③ 備えて、当たり前のように掴む
ヤットさんのnoteでも書きましたが、運は、量ではなく流れだと思っています。つまり運のいい人というのはこの流れを読む力があって、目の前を通過したときに”当たり前のように”掴むのです。
「自分は運がない」と嘆く人がいればそれは無いのではなく、備えていないだけ。準備が甘いので通過してしまっているんですね。恐らく。
本質①②で述べてきた三浦選手の行動というのは、いずれもこの流れを掴むための準備だったと言えると思います。
僕が三浦選手を道徳の授業で取り扱うべき、と言ったのは、「努力!」「継続!」「自分を信じて!」とかいう、すっかり聞き飽きた味のしない言葉を教室中に連呼するためではなく、
努力や継続とは満を持して「運」を掴むためにやってるんだぜと伝えたいから。それを三浦選手が教えてくれたからにほかなりません。
分かっていても出来ない人がほとんどです。でも、もしやり抜くことができればどうなるか。
4年もの間 備えることが決して無駄ではないことをイケメンが教えてくれたのです。
■最後に
強さと謙虚さとそれを継続する力。そして武器(個性)を持ってチャレンジしている人 これが大人になってからのイケメンの要素。
保証は出来ませんけど、たぶん正しいはず。
うんうんと頷きながら同調してくれる大人が居ればその方は恐らく経験豊富なジェントルマン(ウーマン)でしょう。ただし自分自身がその通り出来ていて、イケメンであるとは限らないけど(笑)。
三浦龍輝の激甘フェイスは彼の一部に過ぎない。そこだけを見て自分はイケメンになれないと思うならそれは早計極まりない。
努力してチャンスを掴めば、僕も私もイケメンになれる。
道徳の授業で青少年たちに声を大にしてそう伝えたい。
本日も、最後までお読みいただきありがとうございました!
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しかしカッコいいな。ずるい。