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【週刊ユース分析】大学経由のパリ世代を探る!!
真夏のオリンピックが終了して2か月ほど経ちました。サッカー界の話題はワールドカップ予選中心ですが・・・非常に面白いことに7/31に投稿した下の記事。定期的にビュー数があるんですよね。
やはり皆さんパリ五輪は気になるところ(笑)。
少し前までは五輪代表ってリーグ戦に出られていない若手が多く「誰?」ってなる場合があったのですが、いまや五輪代表=チームの主力≒A代表ですからね。
2種年代を中心に少し手厚く調査している私としてもワクワクが止まらないのですが、実はまだまだ手薄なのが大学経由の代表候補たち。
高校生に比べてグッと露出が減ってしまう大学サッカー。しかしこの中にも注目すべき選手はたくさんいます。
東京五輪だと三笘選手(筑波大)、旗手選手(順天堂大)、相馬選手(早稲田大)、上田選手(法政大)、林選手(大阪体育大)など。
これはパリに向けて調査しないわけにはいきません!
■絞れない・・・
例によって、数名には絞れませんね!!
以前こんなツイートをしたことがあるのでこれを軸に進めていきたいと思います。
2021年度大学1年生たち。パリ五輪の2024年には22歳になっている世代です。
【宝庫✨】
— 鈴木意斗 / ジュビロ磐田とユースnote (@Boku2nd_ito) September 23, 2021
個人的注目の大学1年生。
🥇田中(鳥栖→明治)
🥈田村(柏→筑波)
🥉神橋(川崎→早稲田)
安斎(山田→早稲田)
中村(横浜M→法政)
馬場(磐田→明治)
光田(名古屋→早稲田)
後藤(清水→順天)
熊取谷(浜松開→明治)
藤井(流経柏→流経)
青島(清水→流経)#サッカー
比較的露出の多い「関東大学サッカーリーグ」より注目選手を挙げています。ちなみに関東大学リーグは、通称「JR東日本カップ」と呼ばれていますね。
部活なので積極的なビジネス活動は不要なのかもしれませんが、もう少し知名度が欲しいところ。今後に期待しましょう。
ではさっそく。
■FW 田中 禅選手 (鳥栖U-18 →明治大)
ロマンの宝庫・鳥栖ユースの昨年度のエース。クラブユース選手権決勝での土壇場決勝弾は衝撃でした。
FWにとって最も重要な素質「持っているか否か」で言えば間違いなくそれを所持している選手。リーグ戦にはまだ絡めていませんがじっくりとその時を待ちます。
ご本人のnoteもマストチェック!!
■MF 田村 蒼生選手 (柏U-18 →筑波大)
「育成の柏」を代表する元10番。まず間違いなくトップ昇格するだろうと思っていた選手の一人。
U-17から世代別代表の常連。それから柏と言えばアルカスカップ。もう少し有名になっても良いと思うのですが毎年柏ユースはこの世界大会をしているんですよね。ヤバいラインナップ。
世界を知っている田村選手。同じ代表候補、既にトップで活躍している細谷選手と合流する日はいつくるか。待ちたいと思います。
■DF 神橋 良汰選手 (川崎U-18 →早稲田大)
田中碧選手らの活躍で俄然注目度が増している川崎U-18。チームも初のプレミアに向けて快調ですが、そんなユース発のネクストとして注目しているのがこの神橋選手。
身長190オーバーの左利きCB。未来のジェジウ。強豪早稲田でも徐々に出場機会を増やしているようです。
大学経由の可能性を示してくれた三笘選手の存在は大きいようですね。本人も当初は高卒プロに憧れていたようですが今は気持ちも切り替えて研鑽を積んでいます。
プロに向けての温度はご本人のnoteで確認を!!
■MF 安斎 颯馬選手 (青森山田 →早稲田大)
言わずと知れた99回冬の選手権の主役。ユニフォームを緑からエンジに変えても勢いは全く変わらず。
神橋選手と同じく早稲田の新入生ながらこちらは既に主力として活躍しているようです。
もしかしたら4年も待たずにプロになるかもしれませんね。後輩の松木選手が自身の古巣でもあるFC東京に電撃内定。燃えないわけがないでしょう!パリでも鼻の上にブリーズライト付けながら動き回って欲しい!!
こちらもご本人のnoteをチェックです。決勝のPK戦に触れてこんなことを綴っています。素晴らしい意見だと思うので引用させていただきます。
大きな挫折や壁にぶつかり悩んでいる時、
やりたくないならやらなくてもいい。
やる時が来ればまた立ち上がり努力をすればいい。
10代にしてこの深さ。彼は強い。日本代表で待っています!!
■MF 中村 翼選手 (横浜F.マリノスユース →法政大)
昨年の高円宮杯プレミアリーグを見ていて気になった選手。名門マリノスユースの元10番。レジェンド2人の名前「中村」と「翼」を足し合わせたリアルキャプテン翼ですね。
とにかく上手い選手。法政ではフィジカルの強化が目標でしょうか。法政を経由してプロで活躍する選手はたくさんいますから、期待せずにはいられません。
ラインメール青森で修行中の同級生・津久井選手(こちらも高円宮杯プレミアリーグを見て痺れた選手)と共に将来のマリノス、それから代表での活躍を待ちたいと思います。
■FW 馬場 惇也選手 (ジュビロ磐田U-18 →明治大)
名門・明治に我らが磐田ユースから選ばれた男。早稲田大学との大一番でゴールするなど早くも存在感を示していますね。
これは凄い!
【速報:関東大学サッカーリーグ戦第20節 vs早稲田大学】
— 明治大学体育会サッカー部 (@meidaisoccer) October 17, 2021
@ AGFフィールド
14:00 kick off
《スタート》
1青嶋、2岡庭、32村上、4石井、19徳永、28熊取谷、8木村、14田中克、16佐藤恵、11藤原、29馬場
《サブ》
60遠藤、12福田、3丸山、15林、33白圡、7西矢、25松原、17倉俣、20太田 pic.twitter.com/WBaxATHF0g
こちらもご本人のnoteをチェック。
新入生がたったの13名しかいない少数精鋭もまた明治の特徴。普段の練習からものすごい緊張感が伝わってきますね(汗)。
明治の大先輩・山田大記選手の後を引き継げるか。偉大なストライカーになって代表を目指して欲しい!!
■最後に、
改めて振り返って凄い選手が山ほどいるな、と。
パリ五輪のある22歳と言えば大学4年生の時。過去を振り返ると大学生で代表に名を連ねる例はあまり見当たりません。
東京五輪の時、上田綺世選手がそうしたように大学中退してプロ入りするパターンもたくさんあるかもしれません。
僕も他のnoteで述べましたが、大学サッカーは人間力の再形成においてもとても有意義な進路だと思います。
さて、この中でパリ五輪代表に名乗りを挙げる選手はいるか。大注目です!!
そして、次回は第2弾をまとめます。
本日も、最後までお読みいただきありがとうございました!