【週刊ユース分析】次の森岡陸をチェックしよう!! ジュビロ磐田ユースOBの今を探る。
いよいよ2021年も終わりを迎えまして、世の中は春に向かって進路決定の時期に入るわけですが・・・ここで新しい切り口として、
ジュビロ磐田ユースOBたちの大学サッカー事情
を整理したいと思います。
対象は2021年12月時点で大学1~4年生の選手たち。ありそうで無かったこんな一覧を作ってみました。
どの選手がどの地域の大学に進学し、プレーしているかが一目でわかると思います。ぜひ保存版でご活用ください(笑)。
最近では立正大の杉本光希選手が代表に選出されて川口コーチとのエピソードが披露されたこちらの記事だったり、
アミノバイタルカップ決勝で産業能率大の牧野恋音選手と法政大の近藤壱成選手がそれぞれの正ゴールキーパーとして対戦したこちらの記事(写真)だったり、
ジュビロ磐田ユースOB選手の名前をweb上で目にするようになりましたね。
てことで…
今シーズン大活躍した森岡陸選手の活躍にシビれたみなさん!!
未来のバンディエラ候補を一緒にチェックしていきましょう。
それではさっそく。
■大学1年生(2020年度卒) 鈴木海音世代
この年はご存知の通りコ口ナの影響でプレミアリーグを戦えなかった世代。代表常連の鈴木海音選手を中心にバランスが良かっただけにとても残念でしたが、大学で活躍していますね。
注目選手を挙げていきます。
■馬場 惇也選手(明治大)
関東1部の超名門・明治。
新入部員が13名しかいない少数精鋭の一人に我らが馬場選手がいます。
それだけではありません!10/17の早稲田との大一番に1年生ながら先発(これだけでも凄い!)し、キッチリ先制ゴールを挙げて見せました。
あと残り3年。超名門の中で揉まれて研鑽を続けます。チェックしながら”その時”を待ちましょう。
■西澤 翼選手(横浜桐蔭大)
横浜桐蔭大といえばここ数年で大量のプロを輩出している新鋭チーム。
そんな中で西澤選手は1年生ながら年間通じて登録メンバーに名を連ねています。来年度には正GKになりそうな勢いですね。
磐田ユース出身のGKはプロになる選手が多いので先輩たちを追いかけて正GKを勝ち取って欲しい!
これから間違いなく露出が増えてくる選手。要チェックです。
■大学2年生(2019年度卒) 三木清田世代
この世代は個性派というか、タレントの多い印象がありますね。
真夏のホームゆめりあで武田、藤原、松木選手らを擁した青森山田を0-2から逆転した試合はもはや伝説。
その年の冬に静岡学園が選手権で同じことをしたのですが、私はこの試合のオマージュだと思っています(笑)。
まずはキャプテンから紹介。
■杉本光希選手(立正大)
前にも挙げましたが今年10月にU-22日本代表合宿メンバーに選出されましたね。川口能活の金言を受けてメンタルもスキルも絶賛成長中!
”川口イズム”をこれでもかと吸収した杉本選手を再び磐田で見ることは出来るか。注目です。
■長谷川 夢作選手(新潟医療福祉大)
夢作選手と言えばこのツイート。
今シーズンのビッグスワンで磐田戦を観戦し、改めて磐田へのプレーを誓った長谷川選手。公式もしっかり応えてくれましたね。
先日のインカレ登録外は私としても少々ショックでしたがまだ2年生。来年はやってくれるでしょう。
圧巻の走力と奪取力をヤマハスタジアムで見せて欲しい!
■佐藤 光亮選手(鹿屋体育大)
「4年後、絶対プロになります。」
ジュビロ磐田OB史上、最も熱いツイートかもしれない😎
メンバーの中でも最も遠い鹿児島で修行中。
ご存知の通り磐田と鹿児島の関係は物理的な距離とは逆に非常に近ですからね。佐藤選手が鹿児島との新たなパイプを作ってくれるかもしれません。
今春のキャンプでも恐らく鹿屋大とのTMはあると思うので、磐田サポは相手チームの佐藤選手にも注目です!
■大学3年生(2018年度卒) 不遇の世代
”不遇の世代”の名付けてしまいましたがその理由はこちら。
トップはプレーオフで何とか残留を決めたため完全に新チーム構築に出遅れ。新加入は2選手のみと何とも寂しいスタートになったこの年。ユース勢がその煽りを受けたことは間違いないでしょう。
まさに不遇の年でした。
しかし!
その分、ポテンシャルや反骨精神はNo.1ではないかと推測します。必ずやってくれる選手たちを紹介。
■近藤 壱成選手(法政大)
強豪・法政にて3年生ながら堂々ゴールマウスに君臨。
189cmのビッグマンで今や関東大学リーグを代表するGKですね。アミノバイタルカップでの悔しさを晴らすためにも、最終学年で実績を残しプロ内定を早く見たい!
■速水 修平選手(常葉大)
下級生の時から磐田ユースのCBを務めてきた男。
進学後もルーキーイヤーから沢登監督の評価を得てスタメンで活躍。得点能力が高いのも特筆に値ですね。現在のジュビロ磐田は森岡選手を始め、海音選手、中川選手らポスト健太郎候補がひしめき合っている状態。
しかし、必ず速水選手もそこに割って入ってくるでしょう。いや、入ってもらわなくては困ります!
■平松 航選手(立正大)
速水選手と共に下級生の時から磐田ユースのCBを務めてきたもう一人の男。
名門・立正大でも1年生から試合に出て存在感抜群。彼もまた、磐田ディフェンスラインの次世代として戻ってきて欲しい選手!
繰り返しになりますが最終ラインは(GK含めて)楽しみな選手が多いですね。要チェックです。
■加藤 隼登選手(常葉大)
沢登監督の下で10番を背負うのもまた、磐田ユースのOBである加藤選手。
ハードワーク出来てアシストも連発する常葉大の軸。1年生時のインカレで劇的な決勝弾を決めて”持っている男”としても名を上げました。
ラスト1年で中心選手としてどのようにチームを引っ張るのか。彼もまた磐田サポなら絶対注目。
■大学4年生(2017年度卒) 伊藤洋輝世代
最後に、まもなく卒業を迎える4年生。
今やブンデスリーガ―の伊藤洋輝選手と同級生の世代ですね。伊藤選手は5月にトップ昇格したため以降の試合には出場していませんが、互いに研鑽してきたことに違いはありません。
僕が今回このnoteを書こうと思ったきっかけが、OB選手たちをしっかり追いたいと思ったのともう一つ。
それは、
現・大学4年生の選手たちに、最大級の感謝と賛辞を送りたいから。
理由はこちら。
ジュビロ磐田ユースは現在、最高峰の舞台である高円宮杯プレミアリーグに籍を置き”ユース強豪クラブ”としてそのブランドを保持できているのですが、
それを勝ち取ってくれたのがこの世代の選手たちなんですよね。
参入戦の相手は前橋育英。この年の高校サッカー選手権王者です。
飯島陸選手(甲府内定)、田部井涼選手(横浜FC内定)、松田陸選手(金沢)、角田涼太朗選手(横浜FM)ら錚々たるメンバーがいました。
雪の中、この強敵相手にギリギリのところで競り勝って今があるわけです。
「今」とは、
ユースの選手たちが全国トップレベルでやれているという自信を構築していること。
そして、
将来有望な選手たちが全国各地から磐田に集結し新しい歴史を築いていること。
そして、
「ユースの強化はチームの光」の想いの通り、ジュビロ磐田の未来に光が見えること。
こんな幸せな環境を創ってくれたのが、2017年度卒のジュビロ磐田U-18OBたちなのです。
もしかしたら大学サッカーを最後に競技から離れる選手もいるかもしれません。
しかし、
プレミア昇格を果たしてくれたこの世代を僕たちは忘れてはいけません。
いやむしろ、新たなスターを目撃するたびに私たちはこの日の激闘を語り草にしていかなくてはなりません!!
改めまして、磐田の未来を作ってくれているユースOBの皆様に感謝👏
多くのサポーターが、磐田ファミリーを応援しています!!
前進あるのみ!!
本日も、最後までお読みいただきありがとうございました!