【東北グルメ】「げそ天」(山形県)
暑さのせいでしょうか…
毎年のことながら、夏になると食欲がおとろえます。(秋になると回復しますが…)
今年の夏も、食欲はわかないのは相変わらず。
けれども食べないと力が出ない。
何か食べられそうなもの…と思ったときにふと思い浮かんだのが「下足天ざる」でした。
みなさんは、「イカの天ぷら」と聞くとどのようなものを思い浮かべますか?
きっと「イカの胴体」を切ったものを揚げたものをイメージする方も多いのではないでしょうか?
今日、ご紹介するのは、「イカの下足」を揚げた「げそ天」、山形のグルメです。
蕎麦の名産地である山形県には、美味しいお蕎麦屋さんがたくさんあります。
特に秋の新蕎麦シーズンになると、「そば街道」と呼ばれる蕎麦屋が立ち並ぶ地域は、(例年は)各地からお客さんがやってきて、にぎわいを見せます。
私も、お隣の県の住民なので、休日に山形にはよく行きます。
そんな山形のお蕎麦屋さんのメニューでよく見かける「げそ天」、いつ食べても蕎麦に合うなと思います。
あっさりしていてクセのないイカの下足を包む衣は、サクサクとした歯ごたえ。
それをめんつゆに浸して食べるのが好きです。
蕎麦を食べる合間につまむと、新たな刺激が加わります。あっさり→こってり→あっさりのローテーションが出来上がるので、食べやすいのです。
今回は、仙台市内で「山形そば」を食べられるお店に行ってきました。
「げそ天ざる」を頼むと、別皿で「げそ天」が出てきます。
揚げたてで、衣はサクサク。けど、固い感じではなくどこかフンワリとしています。
あっさりした下足に、塩気があってサクサクの衣がついた「げそ天」は、食欲が衰えたことが信じられないほどに箸が進みました。
蕎麦を食べきる大分前に完食しました。
ペース配分を調整しながら食べること、意外に重要かもしれません。
ところでなぜ、山形県で「げそ天」が食べられるようになったのでしょうか。
実は、はっきりとした説はわかっていないのだとか。
★山形県HPより
「山形県」のHPを見ると、「蕎麦屋」と「げそ天」の関わりなどが詳しく載っています。
興味のある方はぜひご覧くださいませ。
少し前に「秘密のケンミンショー」でも取り上げられていた「げそ天」。
蕎麦はもちろん、ビールにもよく合うなと思います。
機会がありましたら、ぜひ一度食べてみるのをオススメします!