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【取材後記】開催前に取材したイベント「仙台ZINEの森」に行ってきました!
こんにちは。宮城県在住のライター、すずき・ちえです。
東北の住民発ニュースサイト「TOHOKU360」に取材記事を書いています。
10月26日に公開された記事では、仙台市内で11月に開催されるZINE(ジン)の販売イベント「仙台ZINEの森」について、紹介記事を書きました。
ZINEは個人による出版物で、伝えたいことを自由に表現したものです。
私はZINEを読む中で、作り手の人となりが伝わってくる点に魅力を感じるようになりました。自分で1冊作り上げたことはないのですが、ZINEの販売や制作のイベントに参加しています。
ただ、宮城県にはZINEのイベントが少ないのが現状です。
そのような中で企画・開催されたのが「仙台ZINEの森」です。
イベントへの興味と応援したい気持ちでPR記事を企画。実行委員会に取材のご協力をいただき、記事を書かせていただきました。
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「仙台ZINEの森」当日の様子
取材記事掲載から2週間後の11月9日、10日の2日間がイベントの本番で、私は2日目にうかがいました。
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会場のギャラリーチフリグリは仙台駅から電車で4分ほどの住宅地にあります。
古民家風の平屋の建物にギャラリー、カフェ、駄菓子屋さんなどが同居していて、まるで長屋のような佇まいです。
イベントは、コンパクトな一室に6つの団体・個人が出展し、アットホームな雰囲気でした。
次々にお客さんがやってきては、気になるブースを訪ね、見本誌を手に取ったり、出展者とお話をしたり。私も知り合いのブースを中心に立ち寄りました。
作品は、小説、エッセイ、短歌、マンガ…と多彩なジャンルにわたり、まとめ方も製本、折本とこれまた様々。
特徴的だと感じたのは、仙台市内の本に関わる場所を紹介したものや、仙台市内を舞台にした小説など、地元に根ざした作品も多く見られたことでした。
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上の写真は、会場で出会ったZINEです。
『はじめかた つづけかた たたみかた』は街づくりのプロジェクトの始めから終わりまでの進め方が書いてあります。「プロジェクトのたたみかた」とはどのようにするのだろうという興味から、購入しました。
『別姓夫婦の子どもの目線から』『日々色々(フリーペーパー版)』は文章やコミックでのエッセイです。作者ならではの視点に共感したり、疑似体験したりできるのはエッセイの醍醐味だと思いました。
そのようにZINEの魅力をたっぷり味わいました。
私と同じような方も多かったのでしょう。会場には絶えることなくお客さんが出入りし、にぎわっていました。
また会場にはチャイの試飲コーナーもあり、ほのかに香るスパイシーな香りに癒されました。チャイ片手にZINEのブースを回りZINEを楽しむいう、ゆったりとしたひとときを過ごすことができました。
印象に残ったのは、出展者がお客さんと楽しそうにお話されている姿です。自作のZINEが、多くの人たちとのコミュニケーションツールになっていることを感じました。
次回開催があれば、自分でZINEを作り、出展者として参加したいです。
とは言っても、これまで散々「ZINEを作る」と言っておきながら、やったことと言えばダイソーで中とじホッチキスを買ったくらいですが…。
そろそろ重い腰を上げねば。
ZINEを通して心地よい雰囲気にひたりながら、創作意欲がわき上がったイベントでした。
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そのような時間を過ごせたのは、企画された「仙台ZINEの森実行委員会」さんのおかげです。
どうもありがとうございました!