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最大震度6強
昨日の23時8分ごろ、福島県と宮城県を中心とした大きな地震がありました。最大震度は6強。これを読んで下さっている方の中にも、大きな揺れを感じた方も多かったのではないかと思います。
私が暮らす仙台市内も震度6まではいかなかったものの、激しく揺れました。ちょうどその時、私はお風呂でリラックスモード全開でしたので、緊急地震速報が聞こえるわけもなく、突然の激しい横揺れにひとり動揺していました。東日本大震災をはじめ、地震が多い「地震大国」宮城県で暮らしていますが、これほど強いのは久しぶりで、しばらく放心状態でした。
そして我に帰り、ふと思ったこと。
・車のガソリンがもうすぐなくなる
・灯油もあと1缶しかない
・食料品の買いだめ(ストック)が切れたタイミング
10年前の東日本大震災の時、あれほど燃料(特にガソリン)や食料がなく、普段からの準備が必須だと痛感した…にもかかわらず、いつの間にか忘れていました。
そんなことを思いながらライフラインの動作確認をしていると、ガスがつかなくなっていました。おそらく自動安全装置が働いたのだろうけど、復旧に必要なマイコンメーターの場所がわからない。
今のアパートに引っ越してきたのは震災後でした…手引き書を見ても場所はわからず、探しても見あたらないしで焦りました。(翌朝、同じアパートの人に教えてもらった)
今回の地震で「天災は忘れた頃にやってくる」という言葉の意味を実感しています。
震災以来、職場や地域の防災訓練に参加する機会も多くなったし、こまめに給油や買い物をするようにしていた。しかし、震災から日がたつにつれ、いつしか地震への危機感も薄れていました。
そんなときにやってきた今回の地震。まだまだ余震も続き、油断ならない状況です。日頃の備えや、非常時のライフライン対応について見直そうと思いました。
我が家はさほど被害はなかったものの、ニュースでは土砂崩れや、建物の損壊などの映像が流れるのを見ました。その中で、福島県のある飲食店店主が、地震でぐちゃぐちゃになった店内を背に「せっかく10年やってきたのに…」と肩を落とす姿を見て、心が痛みました。
これ以上大きな地震が来ないことを願うばかりです。
追記
アイキャッチ画像は、宮城県石巻市雄勝の海の様子です。(2020年9月撮影)
穏やかな海の表情を見せていますが、東日本大震災では大きな津波が押し寄せ、甚大な被害をもたらしました。
県内の沿岸部で暮らす親戚が多いのもあり、今回津波がなかったのには安心しました。
震災発生から時が経つにつれ、経験者として、体験を記録したり語り継いでいくことの大切さを感じています。