【東北の話題】東北流行語大賞「浄法寺のねこ」
2019年より、「TOHOKU360」という東北地方の住民発のニュースサイトで市民ライターとして活動している。
先日、サイトにて「東北流行語大賞」というイベントがあった。
いわゆる「流行語大賞」の東北バージョンで、今年、東北6県それぞれで話題になった言葉を募り、15個の候補にしぼる。
12月1日から一週間ほどの投票期間を経て、一番多くの票を集めた言葉が「大賞」となる。サイトの投票フォームから誰でも(東北以外の方でも)参加できる。
毎年恒例のイベントである。
今年は私も、微力ながら関わらせてもらった。
15の候補の中から、2つの言葉の解説文を書いたのだ。
岩手のゆるキャラ「浄法寺(じょうぼうじ)のねこ」などについて書いた。
浄法寺のねことは
私は、たまたま流れてきたツイートを見て以来のファンである。
(浄法寺のねこさん、Twitterより借用)
彼(?)のツイートは、面白い。
ゆるキャラ…のはずが、お酒を飲んでいたり、スキーをしていたり、ウォーキングしていたりと、なかなかシュール。
だが、見ていると、地域のイベントの様子、お店や名物(お酒など)など地元の魅力を広くアピールしようとしているのがわかる。
さらに、寄せられたコメントにも丁寧に返信している。
地元愛に溢れていて(私も同じ岩手生まれなので…)、ファンにも優しいところに惹かれ、気がつけば日々のツイートが楽しみになっていた。
そんな「浄法寺のねこ」ちゃんだが、残念なことに、(仙台の)私の周りでは知っている人は誰もいなかった…県外ではさほど知名度もなかったと思われた。
ちなみに他の候補は「#俺たちの菅波」「大谷MVP」「おかえりマー君」といった、全国的にも話題になった強者ぞろい!
個人的には、大賞はそのあたりかな…と思っていた。
ところが、である。
大賞に輝いたのは「浄法寺のねこ」だった!
締切1日前までは菅波先生がトップだったものの、最終日に逆転優勝したのだった。
後押ししたのが、地元の人たちや、ファンの投票を呼びかけるツイートだった。
地元テレビ局までも応援していたので驚いたし、本当に愛されているキャラクターだと思った。
結果発表後につい、つぶやいてしまった。
数分後、ご本人からお返事が来て、驚いた。
「最大の功労者」は誉めすぎだが…
ますますファンになってしまった!
余談だが、「浄法寺のねこ」ちゃんがツイートで推している、岩手の地酒「南部美人」がとても気になっている。近々、買いに行く予定だ。
しかし私はお酒に弱い体質なので、味を見たら夫(日本酒好き)がほとんど飲むことになりそうだけど。
参考URL
◼️南部美人