見出し画像

世界一の朝食(1)

ちはやふる神代もきかず竜田川
からくれなゐに水くくるとは

古典落語「ちはやふる」の一節。百人一首にあるこの短歌の意味を、長屋の住人から聞かれたご隠居さんが、知ったかぶりして適当な解釈を披露する、という噺であります。
詳細はよく分かんないんで、各自、調べといてください(笑)

で、そのお話をパクッて(オマージュといいたいね)作ってみたのが、今回のお話。
一席お付き合いののほど…

とかく忙しい現代社会。特に大変なのが朝。せっかく減った通勤客も、コロナ宣言解除で元の木阿弥。
走る電車の車内では、おしくらまんじゅう大大会。とても危険なプレイの連続。

これがホントの、押すプレイ。

そんな朝だけに、時間が無いからと食べない人も多い朝食。朝メシってやつですね。
だけど身体にとっては大事。それよりなにより、朝は腹が減る。
そしたらいい仕事はできない。昔っから、腹が減ってはなんとかっ、ていいますでしょ。

だからアタシなんか、在宅勤務前は、わざわざ早起きして、食べてましたね。一生懸命店をサーチして、少し遠回りしても行ってみたり。
で、食べたおかげで遅刻したりなんかして。

さてここに登場しますは、落語と言えばお馴染みの熊さんに八っあん、そして物知りのご隠居。
世界一の朝食を巡ってのひと騒動、どんなことになりますやら。
続く

いいなと思ったら応援しよう!