見出し画像

自己紹介①セクシャリティについて

初めまして。硯(すずり)と申します。名前は漢字でもひらがなでも好きな方でお呼びください!今回はプロフィールに書いたセクシャリティについてお話ししますね。

セクシャリティについて

LGBT(Q+)と書きましたが、現在自認しているのはFtX、アロマンティックアセクシャル、リスロマンティック、蛙化現象、フィクトロマンティック、恋愛嫌悪・性嫌悪持ちです。知らない方もいると思うので、それぞれ私なりの解釈でお伝えしますね。

FtX

生物学的には女性ですが、心の性別は男女のどちらでもない人のこと。私の場合は「自分には性別がない」と思っています。

アロマンティック、アセクシャル

アロマンティックは恋愛感情が他人に向かない人のこと。アセクシャルは性的欲求が他人に向かない人のことです。つまり私は「誰かと恋愛も性的なスキンシップもしたいと思わない」ということです。

リスロマンティック、蛙化現象

他人への恋愛感情はあっても、その相手と両想いになりたいと思わない人こと。蛙化現象は、自分が恋愛感情を向けている相手から好意を向けられると不快に思う人のことです。リスロマと蛙化現象はよく似ていますが、「好きな相手から好意を向けられて不快に思うかどうか」という違いがあります。私の場合、恋愛感情を向ける相手がいても、その人から自分への好意を感じると気持ち悪くて距離を置きたくなるんです。

フィクトロマンティック

二次元など架空のキャラに恋愛感情が向く人のことです。私の場合は二次元のキャラに対してもリスロマであることが多いので、そのキャラのことは好きだけど付き合ったり結婚したりという夢妄想はしません。

余談ですが、夢女子と呼ばれるオタクの中には私のように現実の人間に興味が湧かず、二次元のキャラを好きになるアロマアセクでフィクトロマンティックの方もいるんじゃないかなーと思ってます。

ここまでの内容で「あれ?最初は恋愛感情が他人に向かないって言ったのに、恋愛感情があるの?」と思いますよね!セクマイを自認して1年半経ちますが、私も未だにどうなんだろうなーと考えるときがあります。

というのも「昔は恋愛的に好きになる人間がいたけど両想いになりたいとは思ったことがないから自分はリスロマじゃないか」「そもそも自分の『好き』という感情は恋愛感情ではない気がするからアロマじゃないか」「人間にはそういう感情はないけど二次元のキャラに対しては恋愛感情を持ってるのでは?」と思ったり思考が変動するからです。

私はセクシャリティは変動してもいいし、自分が納得するものを自認すればいいと思ってるので、1つに決めようとは思ってません!その結果ごちゃごちゃしてしまいましたが…w

最後に、性嫌悪と恋愛嫌悪について

性的なスキンシップや恋愛に嫌悪感がある状態です。自分でも理由は分かりませんが、性的なことも恋愛も気持ち悪いと思ってしまいます。アロマやアセクの人はみんなそうじゃないの?と思われがちですが、アロマやアセクも十人十色です。恋愛に憧れがあるけど自分にはその感情がない人、性的なスキンシップに嫌悪感はないけどしたいとは思わない人など様々です。

私は昔からどちらも嫌悪感が強く、友達の話や少女漫画でも内容によっては嫌悪感が湧いてしまいます。恋バナや下ネタの話題はずっと避けてきました。今は軽いものならどちらも聞けますが、生々しい話は真顔になってしまいます…

もちろん恋愛やスキンシップをする方を否定しているわけではありません。しかし、恋愛やスキンシップが当たり前と考えている大多数の方には不快に思われるかもしれないのでこの話はマイノリティ以外の方にはしないようにしています。

そしてセクシャルマイノリティを自認するまでは、性的なスキンシップも恋愛も当たり前に行う人の方が大多数だと思っていませんでした…w 

長々と書き連ねましたが私という人間のセクシャリティはこんな感じです!

セクシャルマイノリティを自認してる方もそうでない方も、この記事を見て多種多様なセクシャリティを知るきっかけになってもらえると嬉しいです。

セクシャリティについてはこれからも色々発信していきたいと思います。あくまでも私個人の解釈や考え方なのでその辺はご了承ください…!

次はオタクとしての私の自己紹介を書くので興味を持ってくれた方はまた暇つぶし程度に読んでくださいね!