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私たちは好きなものを食べて、好きな人生にするしかない

ねだる女は嫌がられるらしい。私はれっきとした長女気質で欲しいものを欲しいと言えない。言えないから察して、と思ってしまうが、察してもらったことなど一度もない。何か食べたそうな時だけはわかりやすいようだけど。

食べたいものを聞かれた時に何でもいいと言って一番苦手なトマトラーメンになったり、いつでもいいと言っていると予定と予定が被っていたりする。後から何でも、いつでもよくないことに気づく。いい迷惑だと思う。

そうして自分の意思を黙っているということは、人に「これがいいだろうな」という推測で話が進むということで、他人任せになる。

だから欲しいものを欲しいと言えないでいると
何も手に入らない。それでは理想としている人生にもならない。
好きなものを食べて好きな人生にするかを
人はそもそも選べていないのかもしれない。
勝手に流れてくることなどない。
獲りに行かなければならない。
私はかつてわがままをマイナスに思っていたけれど、自分の欲求を伝えることは親切でもあるのだと知った。

今も出来ているとは言い切れないけれど、
きっと前よりは自分の「欲しい」は伝えるようにしている。それを嫌がるような奴ははなから私の意思を叶える気はないから、寿命をそんな奴に
使ってくれるな、と思うようにしている。
意思のはっきりした人間はその考え方に合う合わないがあるから、万人受けしないことが多いけど、それでいい。自分で選ぶ人生の方が楽しそうだし。

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