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青葉家のテーブルに会ってきた


疎遠になった友人の活躍
下書き保存だけが増えていく
ひとつでいいんだ
いつやってもいい
母親たいしたことなかったわ
もっと、話したい
違う未来があったのかな
自分たちが1番いいと思うことしようよ



心の中にストッと刺さるような映画を観てきました。


私が好きなオンラインストア「北欧、暮らしの道具店」さんのオリジナルドラマが映画化されました。

以前の記事でも書いたことがあるのですが、私は「北欧、暮らしの道具店」が好きです。
商品も好きですが、コラムなども好きで、本当に創業されたころからずーっと見てきました。

最初は店舗もされていて、コラム、エッセイも書かれている、面白いオンラインストアだなと思っていました。
最近では、どんどん規模が大きくなっていて、料理家さんの社員ごはん、お花屋さんとコラボ、そして今は企業さんのスポンサー記事も増えています。

最初はヴィンテージの食器から始まり、今ではオリジナルの商品もたくさん作られていたり。
雑貨や食器はもちろん、服や、化粧品も!!


そして、ここ最近はモーニングルーティンなどの動画もたくさん作られています。
が、三年ほど前にYouTube上でミニドラマを作られました。

これが、私すごく好きで。

あ、いいなあ。って思ったことを覚えています。

そして、実はこの舞台になっているお部屋が「北欧、暮らしの道具店」の店長さんの実際のお家なのです!!

そんなミニドラマ全4話の続きの物語が映画化されまして。

前置きが長くなりましたが、先週末に見てきました。


久しぶりのおひとりさま映画。
結婚してからは、友達と行くか、夫と行くか、子どもたちや家族みんなで行くことの多かった映画館。

ひとりで見るのは独身ぶりの出来事。とても贅沢な気がすると思いました。
もうそれだけでウキウキ。
さらには、こちらの映画上映館数も少なくて、私の行ったところは一日に1上映のみ。しかも夜。

実のところ、ここ数年は映画に没入することがなくなっていて。
ちょっと途中で飽きちゃったりして。
(家族の見たい映画に付き合っているからかなと分析)

久しぶりに、映画に没頭しました。
本当に今の私にドンピシャな映画でした。


どのようなストーリーかというと…

シングルマザーの春子(西田尚美)と、その息子リク(寄川歌太)、春子の飲み友達めいこ(久保陽⾹)と、その彼氏で小説家のソラオ(忍成修吾)という一風変わった4人で共同生活をしている青葉家。夏のある日、春子の旧友の娘・優子(栗林藍希)が美術予備校の夏期講習に通うため、青葉家へ居候しにやって来た。そんな優子の母・知世(市川実和子)は、ちょっとした"有名人"。知世とは20年来の友人であるはずの春子だが、どうしようもなく気まずい過去があり…。

              引用:映画『青葉家のテーブル』公式サイト



なりたいものを探す人にも、なりたいものになれなかった大人にも、今なりたいものに挑んでいる人にも、いろんな方に響くような映画ではないかなと思いました。

もう見ていて、あるあるだなーということもあったし、うんうんうなずくシーンもありました。

私がいちばん心に残ったのは、「ださくっても世に出さなきゃダメなんだ」というセリフです。
(実際はもうちょっと長いセリフ)

ちょっとネタバレになってしまいますが、バンド活動に真剣な主人公の息子リクは、音楽を作る過程で「僕たちのなんかだめだ。もっと上手くなってからじゃないと。」というようなニュアンスのセリフを言うのです。

私は音楽を作れないのでわかりませんが、1年前に絵を描き始めたときに「こんな絵、投稿するの怖いな。もっと上手くなってから、練習してからじゃないとだめだ。」と思ったことがあります。
(下手でもいいか。えいやー!!って公開したことを覚えています)
多分、noteを書かれている方も、こんな文章でいいのか?とチラッと思った経験があるのではと思います。

今はすごいクリエイターがいっぱいいる時代で、またそのクリエイターの方もすぐに発表できる場所があります。
自分のブログで文章をつづったり、自分のラジオ番組ももてるし、自分のテレビ番組ももてるし、自分のネットショップも作れる時代。


自分のやりたいことをやって、すぐに自分より上手い人を見つけちゃう時代。
すぐに比べる相手が見えちゃう。


でも、視点を変えると「あ、こういうのいいな!」「こういう雰囲気が好きだな」って、自分の好みをピンポイントで探せるし、自分のスキが見つかりやすい時代だと思う。

そうすると、自分のやりたいことも、どんどん成長していくんじゃないのかなぁって思う。


私は「かもめ食堂」とか「幸せのパン」とか、食べ物が出てくる映画でほんわかしたのが好きなのですが「青葉家のテーブル」は、それらに近く、さらにメッセージ性を感じました。


自分で考える余白のあるような映画も好きですが、こんな風にグッと伝えてくる映画もいいんだなぁ。

映画は上映期間が短くなるかもと書いてありましたので、もし観れる映画館が近くにある方は是非に!


気になった方はYouTubeでミニドラマ全4話が見れますし、音楽もいいので、気分転換にオススメです。


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suzu |すず
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