バスケ初心者を代表戦に連れていったことについて
0825 日本-チュニジア 日本代表 国際親善試合
これまで何度かBリーグに知り合いを連れていき布教をしていたわたしですが、今回は代表親善試合に、なんとバスケ初心者どころかこれまでさほど興味もなかったスラムダンクも読んだことのないサッカーとダブルダッチの経験者と同行することになりました。「ブザービート」という月9ドラマは観ていて好きだったそうです(わたしは観たことなかったです)
・W杯予選を1試合通して映像で見てもらう。イラン戦だったかな?
・ルールは川崎のホームページで勉強。ありがとうございます。
・本人が予習したいと言ったので、直近であったBリーグユースのU15オールスターを現地で数試合見てもらう
あたりが事前準備であったと思います。途中NBAのサーカスショット集の動画などに寄り道してたみたいですが……。
座席はベンチ向かいアリーナで4列目だったのでコートがそこそこ近く、まずは距離にテンションが上がっていたようです。
この日は八村選手・篠山選手が不在のため慌てて注目選手の紹介を考え直す。ただ、さすがに分かるのかコート傍にいた八村選手を見て「なんかオーラ違う」と言ってました。
感想
・PGって大事なんですね
停滞した空気で田中選手から安藤選手に交代し、次のポゼッションですぐボールを動かし日本の得点があった時の発言でした。どのPGもチームに声を掛けてゲームを作ろうとしていましたが、足が止まってるシーンも見られました。これは連戦の疲れもあると思います……。
・田中大貴けっこう好きですよ
なに目線かは謎ですが笑 期間通してやっぱりちょっと窮屈そうに見えた田中選手、しかもこの日はスタートのPGでした。PGの仕事云々は置いておき、とにかくDFの集中力が半端なかったです。「田中大貴がいると、相手が前に行けてない」とほぼ初見に言わせるほどの完成度でした。スポットじゃなく、試合通してやり切っていました。わたしは代表の田中選手がとても好きなので、でも初見でもキラキラ目立って見えるタイプのスター!という訳ではないと思っていたので、きちんと目に留まって嬉しいという気持ちでした。
・渡邊くんイケメンだな!
彼の語彙不足により、正確に言うと「あの状況でフリースローを2本ともしっかり決めるのが恰好いい」といったところじゃないかと思います。単純な顔の造形の話だけではなく。この日は八村選手不在により、渡邊選手の気負いがちょっと見られたかな〜と思ったところ。それが素晴らしく働いて交代早々の同点シュートやFTに繋がったんですが、逆にダンクのアウトや最後0.2秒にも繋がったのかなと。終了後、1人少し離れて頭を抱えていた姿が印象的でした。
・4ピリだけ見ればいい訳ではないと分かった
最後だけ見ればよくない笑 と、あるあるの冗談交じりで言ってましたが、終わってみればバスケは流れのスポーツだということが分かってもらえたようです。最終Q開始前に、48-59のスコアを見て「これってまだ行ける感じですか?」と聞かれ「全然いけます!!」と力いっぱい答えた甲斐がありました。たしかに一般的にはどの程度点差がついたら厳しいか分からないですよね。
・ブザービーター!
前述のドラマのタイトルもあり、3Q終了のブザビにめちゃテンションが上がっていました
・アナウンスはあるけどなかなか分からない
今回特に英語アナウンスだったこともあってですかね……。試合が止まってアナウンスがされても、なかなかどういう状況なのかは分かりづらいみたいです。
・女子の試合の方が何となく分かった
慣れではなく、女子の方がチームで動いている感じがあったので、ルールや動きなど理解できるところがたくさんあったようです。
・難しいけど面白かった、はまりそう
ポゼッションアローや唐突なアンスポなど戸惑いがあったみたいですが、シュート以外の「いいプレイ」がちょっとずつ分かってきたのが楽しかったようです。
on4アルバルクの衝撃は強かったようで、終わったあとには、「東京と千葉の対戦てあるんですか?あるならちょっと行きたい」と言っていました。なぜ相手が千葉なのかというと、富樫選手が見たかったそうです。
そのほか、4Q最後にSD会のグループラインに「日本代表頑張れ!」とメッセージが入ってきたり「1回見たい(まだ行ったことない子)」「また見に行きたい(去年東京-京都を見に行った子)」とやり取りがあったりと、バスケの広がりを本当に感じました。今回の同行者は最たるもので、篠山選手がインタビューで言っていた「バスケをまだ知らない人たちにも知ってもらい……」というのを先駆けて実践しているなわたし!と手前みそで思いました。