Rollers Anthem / a flood of circle
今朝、ユニゾン田淵さんからフラッドへのGIFTを聴いていたら、急にフラッド曲が恋しくなって、昨年の名盤「2020」を聴いた。
そうしたら、標記の歌が改めてめちゃくちゃ好きだなって改めて思ったので、自分語りも含めて書き留める。
2020を聴いた当初は、天使の歌が聴こえるが一番好きかなって思っていたけれど、Rollers Anthemは繰り返し聴いているうちに大事になっていたように感じる。
この曲の歌詞が本当に好きだ。
間違ってないぜ
間違うことは
間違ってないぜ
君は信じてる?
1番のサビでこう歌った後に
間違ってないぜ
疑うことは
間違ってないぜ
今も信じてる?
と歌っているのがすごく好きだ。
「間違うことは間違っていない」というポジティブな歌詞でどんと背中を押された後に「疑うことは間違っていない」とネガティブな自分もまるごと肯定してくれてるというのが、本当に優しいなと思う。
なんでこの歌詞が今沁みたかって、自分が一番悩んでいる時期にずっと聴いていたことを思いだしたからだ。
研究が行き詰まってどうにもならず、修士論文は「結果は出ませんでした」で終わる?どうする?と教員に追い詰められ、本当にしんどくて大学院辞めたくてたまらないところで聴きまくっていたアルバムだった。
間違うことは間違ってない、疑うことも間違ってない、可能性が何パーでも、行き止まりを告げられても、進む、と言う歌詞がとにかく自分にとって大事で、夏休みに勉強で入り浸っていた喫茶店でめそめそ泣いていた。
正直、この曲がそんな曲だったということをすっかり忘れていた。
それでもやっぱり音の記憶と想起というのは凄まじく、イントロを聴いた瞬間に過去の自分のモヤモヤした気持ちとこの曲に救われた記憶が湧き上がってきて、鳥肌が立った。
そういう曲って人生にいくつかあるよね。
音楽を聴きながら生活をしていると、記憶と音の結びつきでいろんなことを思い出す。
結構生活の細部の記憶まで、音楽を通して引っ張り出せるのが凄い。
私にとっては下記のつながりがあるんだけど、皆さんはどうですか。
フラッド→論文
TWICE→論文
sumika→電車
ユニゾン→ライブ会場
BUMP→飛行機
ミスチル→大学受験
BUMP→高校受験
サザン→車
女王蜂→ジム
THE BACK HORN→ジム
ユニゾンは意外と日時生活には結びついていなくて、ホールとかライブハウスとかのライブ会場に結びついている。
彼らの楽曲に救われているというよりも、彼らのライブに救われているんだなと実感する。
楽曲と結びついた記憶って面白いな〜
おわり