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ストレングス(好きなこと・魅力・強み)に着目する視点
11月に入りました。
今年もあと残り2か月です。
最近は少しずつ働くことについても考えが及ぶようになりましたが、ここで焦ってしまうとまた再燃してしまう(過去の失敗より)ため、
体調が安定して過ごせる日を長く続けることをまずは目指しているところです。
前回に引き続き、精神障がいピアサポート講座に参加して学んだことの中から、ストレングスに着目する視点について書いてみたいと思います。
ストレングスとは
strength=強さ、力。強み、長所。(精神的な)力、知力、道徳心、剛気、勇気。抵抗力、耐久力、強度。頼り、支え。(新英和辞典第6版研究社)
ストレングスに着目する視点とは、病気や障害・できないこと・苦手なことに着目するのではなく、その人自身を見る・できること・好きなこと・魅力に着目することをいいます。
病気やできないことに目を向けると、どうしても力のない人、援助が必要な人に見えてしまいます。
しかしその人が変わったわけではなくても、
その人自身の良さなどポジティブな面に着目すると、困難に立ち向かいながらも力強く生きている人、魅力のある人に見えてきます。
そうすると、こんな関わり方をするとその人の良さがもっと生かせそう、こんな役割や活動を一緒にしたらもっと素晴らしいことができそう!など、より個人を尊重した関係性が生まれていきます。
それは相手を見る時だけでなく、自分自身に対する見方にも言えることで
自分の病気、弱さ、苦しさの総量は変わらなくても
今、自分らしい生き方を模索して行動を起こしていること、人に対して理解しようと努める姿勢を持っていること、優しさ、学ぶことが好きなことなどストレングスに着目すると
相対的には苦しみの占める割合が減って
きっと私にもできることがあるという勇気が湧いてきました。
世の中の人たちが、ストレングスに着目する視点を持つことができれば、一人一人が尊重され、才能や強みを生かしてより良い社会になるのにな…と思いました。
お読みいただきありがとうございます。
皆様にとってよい1日でありますように。