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せんせい・涼

音声配信 ボイスドラマ
stand fm 鈴珠(すず)ゆるくradio
作・鈴珠(すず)
cv.涼先生&りん… 鈴珠(すず)

台詞








せんせい・ 涼

(大学の廊下)
涼・鈴村何してるまだかえらないのか?
りん・あ!先生!はい先生を待ってました
涼・ん?どうした今日の講義わからない事があったのか?
りん・いえ そうじゃあなくて
涼・ふ〜ん じゃあもうおそいから
早く帰れ もう外は暗い
駅まで送っていこう
りん・あ!でも先生のお宅って駅と逆方向じゃあ?
涼・うん いいよ 駅の近くまで用があるからな
りん・あーじゃあ 一緒に 先生質問してもいいですか?
涼・うん いいよ
りん・先生はご結婚されてますか?
涼・ははは いや!まだ独身だ うん
俺を何歳だとおもっている?
りん・何か 落ち着いてらっしゃるから
結婚されてるのかなぁって思って
涼・はは 態度がでかいと思ってるんじゃあないのか
りん・先生は何年くらい先生なさってるんですか?
涼・今の大学で初めて講義をしている
だから 卒業して少ししてからかな
りん・じゃあ先生とあまり歳かわらないんじゃあないですか
涼・いやぁ〜そんなことないだろ
もうおれは20の後半だ
お前はまだ19だろ?
りん・先生〜彼女さんはいるんですか?
涼・今はいない
りん・という事は 前はいたのね
そりゃあそうですよね あはは
別れてどれくらい経つのでしょう?
涼・オイオイ!はは それは個人情報だ
お前に教える必要はない
りん・先生の彼女さんて きれいだったんだろうなぁ〜
涼・うん 確かに美人だった
りん・そうですか〜
涼・あ〜はは お前も結構可愛いぞ
涼・駅に着いた もう帰れ
りん・先生〜
涼・ん? りん・もう少しだけ
お話いいですか?
涼・あ〜いいけど何?
りん・先生〜あの私 先生が好きです
涼・え!りん・もしもよかったら
私 先生と付き合いたいです
彼女になりたいです
涼・い!いや それはまずいだろ
あはは 同じ学校の生徒と付き合うなんて
出来ないよ!
だからもし お前が卒業して就職して
それでもまだ俺のことを好きなら
その時考えよう
お前にはまだまだ 相応しい相手
好きなやつが出てくると思うよ
だからこの時期を楽しめ
りん・先生〜私のことが嫌いですか?
涼・いや!嫌いじゃあないけど 生徒にそうゆう感情を持ってはいけないだろ
りん・他の人好きになれません
先生付き合って欲しいです お願い
涼・はぁ〜鈴村声が大きい
ちょっと向こうで話をしよう
りん・はい
涼・鈴村よく聞け 俺は女子生徒の事を
女とは思っていない 教え子だ
お前も教え子の一人だ
お前は年相応の彼氏を作ったらいい
りん・先生でも歳だってそんなに離れていません もしすごくはなれていても
先生が好きです
先生今日 先生のお部屋に行ってはダメですか? 先生お願い
涼・わかった おいで
りん・はい
りん・うわぁ〜 すごくきれい
エレベーターから外が見える
あ!車があんなに小さい!
涼・うん 着いたぞここだ どうぞ
りん・はい おじゃまします
うわぁ〜きれい きちんと掃除してあるみたい きれいなお部屋〜
涼・コーヒー紅茶どっちにする?
りん・あっじゃあ紅茶でお願いします
涼・うん 楽にしてくれ
冷蔵庫の中には何も食べるものがない
紅茶しかないけど いいかな
りん・はい大丈夫です。急に着いて来たので すみません 先生のお部屋
いろいろ見ても良いですか?
涼・うん かまわないよ
りん・うわぁ〜どこもきれい
ん?この部屋は何だろ? 先生のベット!あ!ごめんなさい!勝手に見ちゃった
へぇ〜バスルームも広いんですね〜
えへへ
うちとぜんぜん違います
ふーん 先生ってお金持ちなんですか?
涼・いや〜俺がお金持ちなんじゃあなくて
親がね会社を経営してるから
りん・へぇ〜 えっ!じゃあ先生は後をつがなくて良いんですか?
涼・いや〜いずれ継ぐことになるだろう
社会勉強の為に今 学校で働いている
りん・そうですか じゃあ先生ってもう 
先生に相応しい女性がたくさんいるのでしょうね はっ!先生すみません
わがまま言っちゃって
勝手に家まで上がり込んじゃって
すみませんでした
何か 私は先生に相応しくないみたい
何か住む世界が違ったみたいでした
さっき 私の言ったこと忘れて下さい
でも私は先生の事がずっと好きです
じゃあ 帰ります
涼・鈴村 待って 家なんか関係ない
鈴村 俺の事が嫌になった?
りん・嫌になるわけないです
ずっと好きです
でもただ 私が相応しく無いだけ
ごめんなさい先生・・・(泣く)
涼・鈴村 いや りん こっちを向いて
ほらこの部屋の合鍵だ
お前にあずける 無くさないように
りん・え!先生(倒れる音)あっ!ちょっ!
先生〜
(涼・りんをソファーに寝かせ)
涼・りん 俺の彼女なんだろ
ほんとは俺も初めて見た時から
お前の事が気になってた
でも お前は俺の生徒だと
りん 大丈夫だ 俺が学校にいようが
親の会社を継ごうと そんなの関係ない
りん お前が大学を卒業したら
堂々と2人で歩ける それまでの我慢だ
りん・先生〜私 彼女になれたんでしょうか?
涼・うん お前は俺の彼女だ
りん俺もお前が好きだ
涼・(りんの首すじにキスをする)
りん・あっ先生〜
涼・りん 怖いの
りん・あっ
涼・りん 君の心の準備が出来るまで
待つから それまでは何もしない
りん・先生 好きです
涼・ああ〜 りん 俺も好きだ

end

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