AC6: QA形式で設定解釈と真エンド考察
AC6の設定解釈と、真エンドの考察を書いておきます。当然ネタバレ全開なんでご注意ください!
設定解釈
コーラルって結局なに?
ゲーム内から読み取れる重要なものだけでも、以下の特徴がある。
自己増殖能を持つエネルギー源である
>企業が着目している。群体密度が一定を超えると”相変異”を起こす
>オーバーシアーが防ごうとしている。意識(変異波形)を持つ事がある
>エアとオールマインド。脳手術に用いれば、人間の知覚を増幅する
>621を含む旧世代強化人間達、波長が合えば(?)上記の意識と交信可能。死亡した生体の意識を取り込める
コーラルを動力とした機器を操作出来る
>ただし、機器が破壊された場合は、操作していた意識体も消える。情報を保持でき、保持した情報を過去および未来に共有出来る
>トンデモ能力だが、ゲーム内にこれを匂わす展開及びセリフがいくつか。
ウォルターとカーラって何者?
コーラル研究施設(技研)の、ナガイ教授の第一助手の息子がウォルター、第二助手がカーラ。二人とも、コーラルを監視して、相変異を起こす前に焼き払う事を目的とした組織、オーバーシアーの一員。ちなみにコーラルを使った脳手術の方法を開発したのが第一助手。
エアに増えないでってお願いすれば?
我々が個別の細胞の増殖を制御出来ないのと同様に多分無理だと思われる。
オールマインドって結局なに?
エアと同様のコーラルの意識体。
コーラルを全宇宙にばらまき(コーラルリリース)、5の特徴を活かして全宇宙の生体の意識をコーラル群体の中に取り込み、自身が管理者に君臨する事を企んでいる。それを踏まえると結構露骨な名前を付けている。
計画は3段階に分かれていて
コーラルの意識体と交信可能なACパイロットを把握する
>スッラ、ドルマヤン、イグアス、621 等コーラルの意識体(自分)の器となる最強のACを開発する
>アリーナ、インテグレーションプログラム自分以外のコーラルの意識体から交信を受けたACパイロットを囲い込む
>で、セットでコーラルリリースの鍵に使う
計画1と2のために、企業をルビコンに誘き寄せていた。企業は利潤のためにコーラルをルビコン外に持ち出そうとして、コーラルの増殖に適した無重力下に勝手に置いてくれるし、オールマインドにとっては至れり尽くせり。
真エンド考察
賽は投げられたエンドの意味は?
今までの設定解釈を踏まえて、以下のような流れだったと考察する。
コーラルリリースの鍵にされた意識は消える。そのため最終局面でオールマインドはエアとレイヴンを倒し、その意識を取り込んで、コーラルリリースの鍵にしようとしていた。だがイグアスが暴走した事で計画が破綻して、エアとレイヴンに逆に倒されてしまう。
エアがオールマインドとイグアスの意識を鍵にしてコーラルリリースを起こした事で、期せずしてエアが全意識の管理者となる。
コーラルリリースに伴う相変異によって、全宇宙の生体は消失し、その意識はコーラルに取り込まれている。コーラルは全宇宙に満たされている。
エアはレイヴンとの交信や、ミッションに同行する中で、闘いこそが生体の進化を促す鍵であると考えるようになる。それは全意識の管理者となった後も変わらない。エアはレイヴンの意識をACに宿し、コーラルのさらなる進化を促すため、ACの戦闘モードを起動した。
「システム、戦闘モード起動」
何か最後にAC複数居たけど?
結論から言うと、あれは賽は投げられたエンドに到達した全てのレイヴン(≒プレイヤー)の意識が宿っているので複数居る。
エアはゲーム中で一貫して、621をレイヴンと呼んでいる。ゲーム中でも言及があったが、レイヴンは特定の個人を指す呼称ではないので、エアは621を通してレイヴン(≒プレイヤー)と交信している。ACシリーズのさらなる進化のために、無限に闘えという、我々へのメッセージである。