見出し画像

「パンダのもり」〜恩賜上野動物園〜

昨年9月、上野動物園の西園に新たな施設がオープンしました。

「パンダのもり」。その名の通り、パンダの故郷、中国四川省の森を再現した施設です。

旧子ども動物園の跡地に完成した「パンダのもり」。約6800㎡のスペースに、東園パンダ舎の3倍の広さの施設が整備されました。

早速入り口から。

広々としたエントランス。植栽と道の構成によってすぐにパンダ舎が目に入らず、先に進むとパンダに出会える!というワクワク感を増幅させます。

そして何よりも後方の「上野の森」も風景の一部となって、中国の四川省の風景を思わせます。

先に進むと展示サインが目に入ります。

さすがとも言うべき(笑)、混雑しても隠れない大きさ。これまで上野で暮らしてきたパンダたちの紹介もあります。

他にもパンダの特徴やパンダを保全する様々な取り組みについても記載あり。

施設名の「もり」には「森」と「守り」という2つの意味が込められており、守る取り組みについても身近に感じられるよう工夫されています。

爪痕、糞などを再現したサインもあります。

サイン類を見た後はレッサーパンダ舎とキジ類の飼育施設が目に入ります。

レッサーパンダ舎はコンパクトにまとまったつくり。暑い日は室内で過ごせるようにもなっています。

隣にはキジ類(キンケイ、ギンケイ、ベニジュケイ)のケージ。

パンダと同じ生息環境にいる動物たちを一体的に見せていて、多様性の高さを感じさせます。

そして次はジャイアントパンダ!と行きたいところですが、シンシンが6月に双子を出産したため公開休止中。

この施設の主役はまた次の機会に。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?