Notionでガチ目のカラオケ持ち歌テンプレートつくってみた!【解説とテンプレ付き】
例や説明の入ったサンプル版と、複製してすぐ使えるまっさら版あり。
てなわけで、すざくリンです。
先日、友人とカラオケに行ってきましたので、その頃にほしかった「持ち歌リスト」をNotonに作りました。
他にもやることあるやろがい……
ことのあらまし
もともと学生時代の師匠(教授)がいつも練習中の曲や十八番、自分にあったキーがどれかを管理できるシートをプリントして持ち込んでおり、その日歌った分だけペンでチェックしていたのが印象的だったので自分でも直打ちして参考にしていました。
全てのテキスト要素をメモ帳からNotionに移した頃に持ち歌リストもある程度データベース化していましたが、いざカラオケに行ってみると
次々歌を入れていく際の検索力
歌う相手のセトリに合わせた状況判断力
新規で歌ってみたい曲の更新力
についていけなかったため、改めてその辺を強化したこいつで新たに次回挑んでみようとおもいます。
テンプレート:サンプル
今回も、以前の在庫管理テンプレのように複数のデータベースを組み合わせていますが、趣味として手軽く一つの表っぽく使えるようにしています。タグは3つ切り替えられるようにしてありますが、個人的にはよく使うのは①ログ②持ち歌の二つのみでいいです。
「持ち歌」を充実させて次回のカラオケをより満足できるものに
まずはわかりやすい持ち歌のリストから見ていきましょう。
フルページの方は「曲リスト.DB」となっています。適宜わかりやすい名前にしてお使いください。
新規で追加すると、「持ち歌候補曲」として一行追加されます。右側の情報ほどはじめは不確定な要素ゆえ空白が多いと思われますが、何回か歌って情報を更新していけば徐々に充実していき、検索やフィルターに引っ掛けやすくなります。Notionは50行以上できてくるとカラオケにスマホを持ち込んだ時の表示の遅れが少しずつストレスになるので、できるだけよく使うフィルターや検索ワードをプロパティのタグに入れて絞り込みやすくしておくといいと思います。
最初からここを十分に用意してもいいですが、後述するように「行くたびに短時間で簡単に増やしていく」ほうが個人的にはお勧めです。
「ログ」で練習回数や新規曲を自動更新
フルページの方は「カラオケログ.DB」という名前で入っています。
単に持ち歌や練習曲を確認するだけなら絶対いらないのですが、これがあることでちょっとだけ手間を減らしたりモチベをあげやすくします。
「行った日」と「今日の曲数」は自動で入力されるので、入れる情報はカラオケ行った際の「どんな日」という概要(子ページではタイトルになります)と、その日歌った「セトリ」です。
また、このログを使うと、今までどういう状況で何をどれだけ歌ってきたのか、というのがわかるようになります。一緒に居合わせた相手や練習具合に合わせて今から歌う曲を選びたい場合などに参考にできます。Notionを使いこなしている方々にとってはどんな仕組みで何を使っているかは簡単なものと思いますが、ネットに公開されている教授の日記と持ち歌リストを見るに、歌った曲数や回数はなかなかモチベになるようなので採用してみています。要らなかったらどんどん削ってシンプルにしてもいいと思います。
なんせ、カラオケ中は速さに勝るものなし、です。ページの中に歌詞などを入れておいてもいいですが、空ページでテーブル機能のみ使う、という方がすっきりしてるという方はテンプレもサクッと消しておいた方がいいかもしれません。
おまけ:歌手別の曲リスト
タグの3つ目は「アーティスト.DB」のフルページ名のビューです。
これもこの画面では何も入力する必要もなく正直に言えば「ビューとしては」要りませんが、この要素がデータベースになることで格段にとある手間を減らせます。
それが「アーティスト名の入力」です。
というのも、以前個人的に曲リストを作っていた時はアーティスト名を「テキスト」プロパティで入力していました。つまり、直打ちですね。セレクトプロパティという手もありましたが、歌手なんか新しいのがぽんぽんでるし、いちいち色がつくのも見づらいです。並び替えもさっとできないのでひとまず直打ちでいいや、としていました。
しかし、固有名詞、特に名前というのはとにかく皆さん考えられてつけているので、簡単に変換予測に出なかったり、英字(大文字小文字)と漢字が混じっていたり、果ては記号を使っていたりとバリエーションに富みすぎており、推せるアーティストに限ってそうだと新規曲が出るたびにコピペか手入力かを迫られるわけです。しかもスマホ版NotionはコピペがPC版と比べると少々手間なのでアルバムを入手するなどして一度に大量に入れたくなったときに結構大変な目に……
ここで、データベースに別のデータベースの情報をぶち込めるプロパティ「リレーション」が役に立つわけです。
これで、ものによっては一文字入れただけでアーティスト名を入力し終えることもできるようになります。この小さな手間省きの差が、趣味でやり続けるのに必要な「気楽さ」「手軽さ」に影響していきます。ページタイトルを、子ページやタイトルプロパティからではなく、リレーション先のプロパティで入力する、というのがミソなわけです。きっとほかのことにも使えるので、参考にしてみてください。
他にもカスタマイズ方法色々
特にこれといった差分テンプレートなどは用意しませんが、先ほど言ったように絶対必要な要素かどうかは人による(手間を気にしない人などもいる)ため、
リレーションやログなどを消して曲リストだけを使ってみたり、
雰囲気タグや曲のジャンル、ステータスを細かくしたり、
本人映像版を確実に出せるようになるデンモクのNo.を入力できるようにしてみたり、
Youtubeのリンクを貼ってみたり、
何の主題歌だったかや個人的な歌唱のコツを各曲ページのコメントに記入してみたり、
全部インライン(埋め込み表示で一括して閲覧できるようにする)にしてみたり、
逆にフルページのみを活用したり、
きっとお好みに合わせてカスタマイズするものが出てくると思います。ぜひ使いこなしてみてください!
テンプレート:まっさら
説明やサンプルデータ等を全部省いた「まっさら版」という差分のみ別途用意してあります。サンプル消すのめんどくさい!すぐ試させろ!って人向け。複製してお使いください。
ではでは!よきNotion・カラオケライフを~!