メンズストリッパーは見た!チップにまつわる仰天エピソード④
あろはろは!
メンズストリップダンサーの朱雀ガラティアです☆
今回のタイトルを見て、「ん?」と思った方が何人かいらっしゃるかもしれないです。
この、「チップにまつわる仰天エピソード集」は、以前、朱雀が実際に体験したチップタイム中の事件を3本立ててお送りしたものでした。
強く印象に残っている事件のみをまとめて一旦完結という形にしたのですが……
よーくよーーく思い出してみると
思い出せちゃったんです。他の事件も。
ということで、当note内でも人気の高いシリーズ(笑)、チップにまつわる仰天エピソードその④です!!
チップほしけりゃ◯◯!アンフェアトレード事件
これもう、どこの現場だったかは忘れました。
新宿のセッションスタジオだったかな。
本公演の派生イベントかなんかだったと思うんだけど、客席とステージの境目が曖昧な会場だった記憶があります。
言うなれば、クローズドイベントみたいな。
常連のお客様を主に集めて、より近い距離でストリッパーのパフォーマンスショーが見れたりお話できたりする、っていうパーティーです。
常連さんしかいないイベントなので、見知った顔ばかり。一切気負わずこちらも楽しんでパフォーマンスや接客応対をしていました。
会場の規模は違えど、大まかな流れは本公演と同じ。
前説があり、一部、二部とショータイムが続き、その後にチップタイム。
フロアを回ってチップを受け取りながら、ある男性のお客さんのもとへ辿り着きました。
「やっほ〜。チップもらいにきたよん。ショー見てくれてありがとね♪」
あ、これ私のセリフなんですけど、わりかし毎回こんな緩い感じです。w
「おー朱雀ちゃん、待ってたよー。」
特に変なこともなくチップを入れてくれます。
そしてその人とのチップタイムは滞りなく終了、次のお客さんのところへ向かいます。
チップタイム後。
フロアにお客様とキャストが入り乱れて(普通の意味で)歓談タイムとなります。
キャストは呼ばれたところ、または話したいお客さんのところへ行ってお話するのですが、その際、相手の方からドリンクをいただくこともあります。
もちろん必ずおごらなきゃいけないってことはないんですが、気持ちとして一杯を出していただけたらキャストも喜んでその人とたくさんお話することができます。
ちなみに自分はドリンク買ってくれるお客さんのところにしか行ってませんでした。←昔から変わらずwww
その時もお酒をねだってねだってお腹をたぷたぷにしながら各お客様を回っていたのですが、
ふと目が合ったので先ほどのチップタイムの人のところへ行くことにしました。
「はろー。目が合った気がしたから。呼んだ?」
相手も楽しそうにしています。
「やっと来てくれた!話したかったよー。」
そこでいつもの何気ない自然な流れでドリンクをいただこうとしました。
「喋ろー!とりあえずお酒もらっていい?」
…あ!これ、字面だけだと伝わりにくいので勘違いされたら困るのですが、
初めてのお客様にはいきなりこんなグイグイいかないですし、相手を不快にさせる図々しさではないです。(図々しいに違いはないけど。w)
何回かお話ししたことのある常連さんで、なおかつ自分のことを気に入ってくれている(ように見える)お客さんだからこその距離感ですよ!
なのだけど。
今回はちょっと距離感を見誤ったようです。
それどころか信じられない発言を耳にすることになりました。
「え〜、お酒おごるの?じゃあさっきのチップ返して。」
((((;゚Д゚)))))))!?!?
ちょっと何言ってるかわかんない。
人生初のチップ返却要請です。(笑)
そして
「もしくは、チップがほしければおごりはナシ。どっちか選んで(笑)」
いやいやいや笑ってんなって。
そもそもどっちを選ぶか答える時間ももったいないし他のお客さんのところ行ってもいいかな( ;∀;)
どうやらそのお客さんの中では「1人のキャストに対してチップをあげるかドリンクをあげるかはどちらかひとつ」みたいなルールがあるらしく、チップもドリンクも両方出すということは断固としてしないご様子。
うん、別にそれでもいいと思うんだ。思うんだけどね。
だったら「おごるのはごめん」って言ってもらえれば普通に納得したし、それで「ケッ」とかも思わないから、チップ返せとかは言わないでほしかったな、というかビックリしたな(笑)。
なんか本人も、フェアトレードだぜみたいな感じでドヤってニヤけてますが、結構アンフェアトレードです。
繰り返しますが、チップもドリンクも絶対ではありません。
もらえるのが当たり前でもないし、いただいたことに対して感謝の気持ちは忘れません。
だからくれないこと自体は別にいいんです。
くれる人のところ行くだけですし←
でもな、一回出したものを引っ張り戻そうとするのはカッコ悪いぜ!
とだけ言っておきます(笑)
ちなみにそのお客さん、「Twitterフォロバしてよー」とか「俺が行ってる俳句の会に来てよ」とかいうお話をされる方だったので、自分のことをお友達とかだと思っていたみたいですね。
嬉しいような、申し訳ないような。。(笑)
以上、「ドリンクほしけりゃチップ返せ事件」もとい「アンフェアトレード事件」でした。
この方以外で、お客様がたからチップ返せって言われたことは今のところ一度もありません。
でももしかしたら将来あるかもわからないよね。
「二部のショーは微妙だった!やっぱ金返せ!」とか(笑)
そうなったら、そのお客様には真摯な謝罪をするとともに、こちらで盛大に脚色して書かせていただきますのでご期待ください!(*⁰▿⁰*)
↓イベント情報↓
https://boys-garden.webnode.jp
↓イベント公式Twitter↓
@boysgardentokyo
↓朱雀Twitter↓
@Suzakujpn
↓チップの代わりにサポートボタンポチ↓