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珍回答
小中高と、テストの珍回答というのは古今東西に存在しているもので、実際に自分が見聞きした中でも忘れられないものがいくつかある。
まず小学生の頃。
母の日の特別企画的なもので、「おかあさんへの感謝のメッセージ」や「おかあさんの似顔絵」などを描く授業があった。
その中で、「おかあさんの好きなところはどこですか」という設問があり、皆「やさしいところ」とか「りょうりがうまいところ」などと書いていた。
唯一、隣の席のK君は「あおもり」と書いていた。
青森……!?
お母さんの好きなところってそういう意味じゃない。(笑)
そう、K君は「おかあさんの好きなところはどこですか」を
「お母さんの好きな部分」ではなく「お母さんが気に入っている場所」だと思ったのだ。
青森好きなんですね。お母様……
また、中学の頃、社会(地理)のテストでアメリカの首都が問われた。
今なら迷わずワシントンD.C.だとわかるが、
当時の不勉強な自分はニューヨークと書いて失点した。
まぁこれは、ニューヨークって賑わってそうだし首都っぽいしまだ分かると思う。
ビッグアッポ〜。
これを上回ったのが後ろの席の女子で、ラスベガスと答えていた。
そんな、ギャンブルの大都市が首都でたまるか。
彼女がプロのギャンブラーになったかどうかは知らない。
以上のように、想像を上回る珍回答という物には人生において何度か遭遇してきた。
本人にとっては恥ずかしい思い出だろうが、今でもたまにこうしてふふっと笑わせてもらえるので感謝している。
あなたはどんな珍回答を目撃しただろうか?
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