メンズストリッパー対話コラム⑬HIROKI編(試し読み)

朱雀ガラティア

2020年12月28日 18:39

あろはろは！
メンズストリップダンサーの朱雀ガラティアです☆

今年最後の対談は、何度かショーイベントで共演したことのあるダンサー兼メンズストリッパーのHIROKIさんをお呼びしました！

歌って踊れて笑顔が爽やかなお兄さん。
しかも脱げて面白いことも言えちゃう。

つまり最強。

そんな最強ストリップダンサーのHIROKIさんに、あれとかそれとか答えてもらったよ！

※こちらは試し読み記事です。完全版はコチラ

ダンサー出身のセクシーメンズストリッパー♡

朱雀:今日はよろしくお願いします！

HIROKI(以下ヒロキ):おねがいしまーす

朱雀:まず自己紹介と、現在の活動状況などを教えてください♪

ヒロキ:どうもHIROKIです！ダンサーとして、今は新宿歌舞伎町のMen's Show Bar Hに入っているほか、ダンスの個人レッスンをメインにやっております。

朱雀:今はメンズストリッパーとしての活動はしてない感じですか？

ヒロキ:いや、今でも時々イベントには出演してて、ご要望があれば全然脱ぐよ（笑）

朱雀:なるほど（笑）。ストリップは続けつつ、メインはダンサーってことですね！

ヒロキ:そうそう。

朱雀:ちなみにセクシャリティは…

ヒロキ:ご想像にお任せします（笑）

朱雀:気になるワっ！

朱雀との出会いはあの有名イベント

朱雀:自分と初めて会った時って覚えてますか？

ヒロキ:朱雀との出会いは確かー…エーメンだっけ？
※A men's Tokyo…表参道で行われていた女性向けメンズストリップイベント。外国人ダンサーも多く在籍し、メディア出演で話題となった

朱雀:そうです！ヒロキさん出演でしたよね。共通の知り合いがいて、その方に連れてってもらいそのまま紹介されたんです。

ヒロキ:あー…んーと、はいはいはい

朱雀:何その曖昧な返事！！覚えてないんですか！（笑）

ヒロキ:「だったかな？」ぐらいの感じだよね（笑）

朱雀:んもぅっ

ヒロキ:ただ朱雀のことは元々知ってたから

朱雀:えっそうだったんですか？

ヒロキ:業界近かったし、色んな人から話は聞いてたよ

朱雀:会ったら「誰だろう」じゃなくて「あ、この子か」って感じだったんですね

ヒロキ:そうだね。

朱雀:じゃあとりわけ会った時の感動とかはなく（笑）

ヒロキ:おーおーおー。みたいな（笑）

ジャ◯ーズ出身！？ダンサーHIROKI誕生秘話

朱雀:最初にダンスを始めたきっかけって何だったんでしょうか。

ヒロキ:昔、テレビでV6が踊ってるのを見て「かっこいいじゃん」って思って。テレビでやってた振りを見よう見まねでやってみたことが始まりかな。

朱雀:そこから本格的にダンスをやっていくと。

ヒロキ:そんなある日、親が雑誌の「明星」を買ってきたんだよね。

朱雀:ジャニーズの雑誌ですね

ヒロキ:「この裏のハガキを出せばオーディション受けられるみたいよ」って言われて

朱雀:ジャニーズの！？夢に理解のある親御さんですね。

ヒロキ:自分で履歴書書いて出したら一次審査が通って

朱雀:おお！

ヒロキ:オーディションに行ったら受かっちゃいまして。

朱雀:えええー！！！！すごい

ヒロキ:だから僕、元ジャニーズなんです。（笑）

朱雀:そうなんですか！！元ジャニーズのメンズストリッパー……エモいじゃねぇの。

ヒロキ:中3から1年間ぐらい所属してたよ

朱雀:ていうかそれ、ここで言っちゃって大丈夫なんですか？（笑）

ヒロキ:大丈夫、そんなに売れてたわけじゃないから（笑）

HIROKI流・チップの稼ぎ方

朱雀:ストリッパーの先輩とも言えるヒロキさんにお聞きしたいのですが、ズバリ！チップを稼ぐコツってありますか？

ヒロキ:うーん、もう既にやってるかもしれないけど、コミュニケーションを取ることかな！

朱雀:チップタイムの時に？

ヒロキ:いや、その前！ショーの前にお客様に覚えてもらうことって大事だと思うな。

朱雀:確かに、「この人誰？」ってキャストよりも「さっき挨拶してくれた子だ！」ってキャストのほうにチップあげたくなりますもんね。

ヒロキ:とりわけ"最初に話しかけてくれた人"って記憶に残りやすいよね？

朱雀:ですね！親近感も湧くし、いわゆる「推し」になる可能性が高そう。改めて意識してみます☆

ショック！お客様からの辛辣な一言

朱雀:そこまでやっていてもチップもらえないことってありますか？

ヒロキ:全然あるよ！お客様が他のキャスト目当ての場合とかね。

朱雀:そういうのってなんとなく態度で察するんですか？

ヒロキ:だし、直接「お前じゃないから」って言われたり（笑）

朱雀:ええー！！そんなこと言われます！？自分だったら立ち直れなさそう…

ヒロキ:そういう時は「そっか、オッケー！」って笑って立ち去る。

朱雀:世界一切ないスマイル…

ヒロキ:昔はそれこそガツガツしてたから断られて食い下がったり落ち込んだりしてたけど、今は"そういうこともあるよな"って自然に受け止められるようになったかな。

朱雀:確かに、お客さん全員が自分のことを気に入るわけではないですもんね。

ヒロキ:それに、ハッキリ言ってもらえた方がこっちも助かるし。あげたくないチップを無理して受け取っても申し訳ないからさ。

朱雀:ああ、いわゆる“お情けチップ"。

ヒロキ:そういうの、受け取る側も遠慮しちゃうじゃん？

朱雀:そうかも。まぁ自分は遠慮せず受け取っちゃいますけどね（笑）

観賞は欲望のままに

朱雀:ご自身のショーはどんな風に観てもらえるのが嬉しいですか？

ヒロキ:もう、自然体で素直に。欲求のままに観ていただければと（笑）。遠慮しちゃうともったいないので。

朱雀:じゃあ今度ヒロキさんが脱いでる時は、舐め回すように観させていただきますね！！

ヒロキ:はい、是非是非（笑）。

朱雀:ではこれを読んでいる皆さんに一言お願いします！

ヒロキ:こんな時代ではございますけれども、エンターテイメントの一つとして、メンズストリップというものを楽しんでいただけたらと思います。

朱雀:ありがとうございました！では最後に、「あなたにとってストリップとは？」答えを同時に叫びましょう。一致したらオシャレじゃないですか？

ヒロキ:おーおーおー、ちょっと待って考えr…

朱雀:ハイ、せーの！

ヒロキ:セクシー
朱雀:メシのタネ

朱雀:…ぜんっぜん合わなかった。

おわりに

ということで今回はメンズストリッパーの先輩、HIROKIさんとのお話でした☆
ストリッパーならではの悩みとか、パフォーマーあるあるとか。完全自分得なインタビューでしたが最後まで読んでいただきありがとうございます。
対談では真面目な雰囲気のヒロキさんでしたが、普段はなかなかブッ飛んだ方なので気になる方はぜひチェックしてみてください！（笑）