由比ヶ浜から稲村ヶ崎

今日は久しぶりに晴れたし富士山を見に行こう。

鎌倉の由比ヶ浜はすぐに行ける距離だが富士山が見えない。稲村ヶ崎まで行けば見えるが、少し遠いので休みの日に行くのはちょっと躊躇う。そう思いながらもう2ヶ月くらいは行っていなかった。

鎌倉駅方面から歩いて行くには
まずは由比ヶ浜の方へ向かう。

晴れているが、なんとなく湿気が多くて薄らと雲が空全体にかかっている。

昨日の大雨で地面に染み込んだ水分が
今日の暑さで蒸発したのだろうか。

もしかしたら富士山は見えないかもしれないと思いながら、せっかく外に出たから目的地まで行くことにした。

由比ヶ浜には割と多くの人がいた。サーフィンをしている人、泳いでいる人など。今日は波がいつもより高いからか、特にサーファーがたくさんいたと思う。

由比ヶ浜は7月から8月の間、サーフィン禁止(確か)だから、鎌倉に住んでいるサーファーにとっては今の季節がサーフィンのシーズンになっているんだと思う。真夏の暑い時に、涼しい海でサーフィンができないのはなんだか可哀想だ。

由比ヶ浜の海岸線を歩きながら、
長谷を過ぎ稲村ヶ崎がどんどん近づいてくる。

海岸線に並行して走る道路が今日も渋滞している。渋滞していなかったら景色も綺麗だし、とても快適なんだと思うけど、スムーズに動いていることをあまり見たことがない。

長谷や明月院の紫陽花を見た人が帰っているのかな。

そんなこんな考えながら稲村ヶ崎に到着した。稲村ヶ崎を抜けると鎌倉の雰囲気とだいぶ変わった空気が流れている。大きく解放された開かれた空気感？広い海を感じさせるような雰囲気。

やっぱり今日は富士山は見えなかったか。
でも心地よい風が吹く中、目の前に広がる海と江ノ島を眺めるのは最高だ。

夏の虫の声を聞きながら、
この虫たちは最近生まれ、もうこんなに鳴くのが上手くなったのかと思ったり、
午後5:30をすぎてもまだまだ高い場所にいる太陽を見ながら季節がどんどん夏に近づいていることを感じる。

(2024.06.19)