恒星を観測した
朝にこの記事を見ている方、おはようございます。
昼にこの記事を見ている方、こんにちは。
夜にこの記事を見ている方がいましたら共に月曜日を乗り越えたことを讃え合いましょう。そして残り4日間を耐え抜きましょう。
5/22、今日は月曜日です。月曜日に書き始めたのに書き終えたのは水曜日でした。筆遅。
いつも月曜日は憂鬱で仕事中は睡魔が襲ってくるのですが、今日は一段と眠かったです。
仕事中に眠いのは前日に早めに寝ることが出来なかったから。
前日に早く寝ることが出来なかったのは、そう!ぼっち・ざ・ろっくのライブである「恒星」がおこなわれたからであります。
ライブハウスという空間にて全身で音楽と光を浴びてしまった結果、家に帰ってからも目がチカチカするわ頭の中で音が鳴り響いているわで全く寝つけませんでした。
もう6時間睡眠なんてしないよ、絶対に。
さて、今回は「恒星」に参加してきたことで溢れ出てきた感情のはけ口として記事を書いていこうと思います。
恒星に参加した人と少しでも共通点があると嬉しいです。
物販から入場まで
日曜日(5/21)です。
前日に浴びるように酒を飲んだのですが悲しいかな社会人特有の6時起床をしっかりかましたところで一日はスタートしました。
会場であるZepp Hanedaは割と近くだったので電車に揺られて数十分。ようやく最寄り駅の天空橋に到着です。
今回は10:00から先行物販が行なわれており駅を降りるとぼっち・ざ・ろっくTシャツを着たオタクが散見されました。「コミケみたいな同志感があって悪くないね」なんて思いながら、当選していた13:00からの先行物販に向かいました。
物販列に向かうと既にズラーっと行列が。
どうやら前の12:00の人たちがまだまだ購入できていないらしい。
結局40分くらい並びました。日陰でよかったわね。
購入を終えたものの時間はまだ14:00と開場までは3時間も残されている状態。
──────それにしても天空橋には時間を潰すスポットが無さすぎる!!!!
空港が近かったので飛び交う飛行機でも眺めてようかと思いましたわ。
あと、松永さんが絶賛していたとんかつ檍が近くにあったので寄ろうかと思ったもののライブ前のワクワクというか緊張というか、とにかくお腹が空いていなかったので断念。いや、ただ行列にもう並びたくなかっただけなのかもしれない。
暇すぎて一足先にZepp Hanedaを拝みに行ってきました。
何か看板がありますねぇ…
さて、そんなこんなでようやく入場です。
ライブまでのオタクの過程なんて誰も興味ないですからね。
17:00から入場が始まったものの中々列に動きが見られません。身分証明書を確認している兼ね合いだったりするのでしょうか。
17:20頃になると急激にスピードが上がり続々と入場していきます。
1900番台ワイ、高みの見物(低み)
入場口には花が飾られていました。
めちゃくちゃ可愛いリョウ先輩の絵とキタちゃんがいた。
チケットと自分の身分を証明したところでようやく入場!
リョウ先輩におつりを取られたくないので600円をピッタリ用意してドリンクと交換しました。
番号では完全に敗北していたのですが、スタンディング席のお陰でいい塩梅に分散していたので遅くても結構前の方で見られました。
Zeppに来るのはこれが2回目で高校生の時に観に行ったライブ以来です。
ライブが始まる前から既に感傷に浸っている。。。
恒星
結束バンド、始めます。
個人的にはフレデリックと重なるツイートと共にライブバンドメンバーが登場してきます。
始まる前のイントロ(?)が爽やかな感じがして大好きです。1曲目は何から始まるんだろうか…とドキドキしながら待っていると「ひとりぼっち東京」がドーーン!!!
普段イヤホンで聴いている時とは違う全身で音を感じる体験。最高…
そして「ギターと孤独と蒼い惑星」「ラブソングが歌えない」へと続いていきます。
1~3曲目まで間髪いれることなく歌いきられました。キタちゃんこと育美さん、、、すごい、、
多くは語らずに曲を聴け!!!って感じが良いですよね。
バンドのライブっぽくてその点も良かったです。
「Distortion」が生で聴けたのも良かった…Cメロすき。
「ひみつ基地」では生「夜更かしお寝坊ダメ↑絶対」が聴けました。もう悔いはないな。
そんな2曲が歌われた後は「カラカラ」です。
リョウ先輩が来たぞ!!!音を聴くしかないな、音を。
リョウ先輩のMCではウェーブが行われました。本人が一番楽しんでたね。
再度キタちゃんが登場したところで「あのバンド」「小さな海」、そして虹夏へとバトンが渡されて「なにが悪い」です。腕をゆらゆらするの楽しかったな。
虹夏のMCではコール&レスポンスが行われました。
「Zepp!Zepp!」「BTR!BTR!」「ジミヘン←?」
声出し解禁されててほんと良かった。
というかこれからの夏フェスでも声出せると思うと興奮してきたな。
と、ここで新曲です!!!
「青い春と西の空」
イントロで小さな海みたいなしっとりした曲だということを確信。
しかし、歌詞はそんなしっとりした雰囲気とは裏腹に夏!青春!とド直球な感じでした。アオハルかよ。
ぼっちちゃんの陰鬱な感じも添えられた青春ソングでした。きっと結束バンドのメンバーに出会って狭い押し入れの中から外へと一歩踏み出せたんだろうな。
MCの中でも述べられていましたが、限界社畜の自分としては学生のこの頃が羨ましいというか戻りたいというか、でももう絶対に訪れることがない寂しさ…という感覚の方が強かったです。
そういう意味で自分には毒だったかもしれません。
学生ぼっち・ざ・ろっかーの諸君は今を謳歌してください。
働いてお金を手にしたとしても学生時代のあの空間には二度と戻れませんからね。説教してくるOBいるな。
なんて勝手にしんみりしたところでお次は「忘れてやらない」です。
一番好きな曲を生で聴くことが出来て良かった。本当に良かった。こいつ良かったしか言ってないな。イントロのジャカジャカ感はもちろんのこと、ひとつ目の歌詞である「全部天気のせいでいいよ、この気まずさも倦怠感も」が好きすぎるんですよね。この十数秒をおかずにご飯三杯いけますわ。
おかげさまで普通にイヤホンで聞くだけでは物足りなくなってしまいました。返してよ。
文化祭の1曲目を終えたということで、2曲目は…「星座になれたら」!!
オタクの歓声と共に曲はスタート。その次の「フラッシュバッカー」といいこのセトリは良すぎるな。うんうん。
「星座になれたら」ではボトルネック奏法のやつを披露していたそうです。
ライブが始まる前まではずっと「弦を切って再現したりするのかなワクワク」なんて思っていたのですが、いざ直面するとキタちゃんこと長谷川さんが歌っている姿を直視してました。
もっと右側に陣取っておけば良かった…。
「フラッシュバッカー」も良かった。
最後を締めるにふさわしい曲ですね…と、をこの曲を歌い切った後に舞台は暗転。
終わる…わけはなくアンコールです。
舞台にはギターを持った青山さんが登場!
もうぼっちちゃんなんよ。
「転がる岩、君に朝が降る」をギターで演奏しながら歌っていました。
上達凄くない?
1年前から企画でギターを練習していたのですが、こっそりこちらの曲も練習していたとのこと。
歌はもちろんのこと、指にも注目せざるを得ませんでした。自分もこのレベルに1年で達することが出来るのだろうか…
と、この後全員が舞台に登場してMCです。
ここでなんと「こちらのVTRをご覧下さい!」
のコールが!
劇場版総集編の制作が決定しました🎉🎉
めでたい!めでたいですね…
2期かと思うだろ!!!!!
しかし、これで映画の総集編の最後に2期を発表するというルートがつくられたとも考えられます。
総復習してから2期を見せるとは新参にも優しいですね(オタクの妄想)
来年の夏から2期、頼みます。
さて、そんな重大発表のあとは新曲、「光の中へ」の演奏です。
イントロの時点で勝利を確信しました。
後藤ひとり覚醒しすぎだろ。
そして、キタちゃんの「まるで絵空事」「本当に好きな音」のところの高音が好きすぎる。耳が心地よかった。
また、方程式に当てはめて自分自身を客観視しているところも良いですね。言葉遊びが素敵じゃないですか…。
家に帰ってからぼざろが好きな友人に聴かせてみたところ、「(私+期待-不安)×ギター=ロック」の部分で「同じ文字じゃないと計算はできないけどね。」と言われましたが。
理系…ッ!!
1日に2回は見てる。
1日に4回は聴いてる。
新曲を披露したところで最後はOP曲でもある「青春コンプレックス」です。
当日一番の歓声だったのでしょうか?「オイ!オイ!オイ!」のコール楽しかったなぁ。
(確か)銀テープもこの時に射出されました。家宝とします。
あっという間に曲は終わってしまい舞台袖へと去ってしまうバンドメンバーの方々。
「本日の公演は終了いたしました」という無情なアナウンスが響き渡ると幸せな時間はあっという間に終わってしまったのです。たった2時間でした。まだ16曲くらいしか聴いてないですよ?早くないですか?
会場を出ると入場時にはなかったポスターが貼られていました。
かっこいいぜ、ぼっちちゃん…
感想
まず、ライブハウスに来るのは7年ぶり、声出しのライブに参加するのは3年ぶりと久しぶりのライブ経験でした。
コロナ禍にもフェスには参加していたもののそれまでの音楽体験と比べるとどこか味気ない部分があったと思います。
そんな悶々とした感情を今回のライブはすべて吹き飛ばしてくれました。
これからの夏フェスが楽しみで仕方ないです。
そして、このぼっち・ざ・ろっくのライブ、「恒星」は想像をはるかに超える出来栄えとなっていました。
正直、この手のアニメのライブには参加したことがなかったので、「ぼっち・ざ・ろっくのアニメは楽しめたけれども3次元になっても楽しめるのかなぁ。曲は毎日聴いてるしなぁ。」と不安があったのも事実です。
しかし、キャストの方の歌唱力と演奏力にライブハウスの熱量、スピーカーの音圧などとコロナ前のあの頃の音楽体験を思い出させる空間がそこにはありました。
大好きな曲を身体で感じ取りながら自分もそのライブの一部に少しだけ参加することは実際に足を運ぶことで得られる興奮です。
そんな体験をいろいろな人に味わってもらうためにも次回はZepp全国ツアー、そしてさいたまスーパーアリーナ(!?)と歩んでいってほしいものです。
Zeppが終わってしまったことで映画総集編までは目立ったイベントの予定は無くなってしまいました。そういった意味では喪失感が凄いですね。
そんな心を埋めてもらうためにも新曲・イベントを待ってます。
Thank You.